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業務システムこそUIデザインが重要な3つの理由

一般の公開Webサイト(ECサイトやコーポレートサイト等)においては、「デザイン」や「ユーザビリティ」の重要性に意義を唱える人はまずいませんが、こと社内の業務システムや基幹システムとなると、

「社内の人間しか使わないから、デザインは適当でいいよ」
「社内の人間しか使わないから、デザインにはあんまり金かけなくていいよ」
「社内の人間しか使わないから、マニュアルに書いとけばいいよ」

...などと考えて、UIデザインに無頓着なプロジェクトマネージャー(PM)や開発会社の方は、比較的多いようです。

しかし、本当にそうでしょうか?

実は、UIデザインに無頓着なPMや開発者が原因で、破たんしてしまった社内システムの例というのは、結構あるのです。

もしも、ひどいUIデザインの業務システムを作ってしまったら。。。

1.マニュアルを読まないと使えないシステムは、それだけで、現場の時間を奪う

マニュアルを読まないと使えないようなシステムは、確実に現場の時間を奪います。
仮に1000人規模のシステムなら、
マニュアルを読むのに、1回10分でも時間を取られたとすると、それだけで
10000分≒167時間≒20人日
もの工数が無駄に費やされることになります。

人に使い方を教わらないと使えないレベルだと、さらにダブル・トリプルで現場の時間を奪ってしまいます。

2.サポートセンターが必要なシステムは、その運用コストがかさむ。最悪、開発者の首を絞める

使い方や運用が、マニュアルだけではフォローできず、しょっちゅう問合せが必要なら、サポートセンターを設置するしかありません。また、そこまででなくとも、システムの開発者がその役割を果たさざるを得ない状況に陥ります。しかも、そういうサポート業務のために、開発者が次の開発に着手できない、という事態になる可能性すら大いにあります。

3.使いにくいシステムは、現場の生産性とモチベーションを著しく落とす

ISO13407での「ユーザから見た品質の段階の定義」によると、
仕様として実装されていたとしても、「使い方がわからなくて使えないシステム」は、現場のユーザーから見ると「不良品」です。「マニュアルを見ればなんとか使える」、「使いづらいけど我慢している」、「他にないので仕方なく使っている」なども、現場としては「不完全なシステム」です。

一般の公開サイトなら、すぐに離脱して他のサイトを探しにいけば良いですが、こと社内の業務システムとなると、現場はそれと向き合うことを強制され、毎日使わざるを得ません。

使い勝手の悪いシステムは、現場の時間だけでなく、社内システムを使う「モチベーション」をも奪います。そしてその怒りの矛先は、必然的にPM、開発者へと向かいます。

このような現場の声から、何億もの費用を費やして開発した業務システムが結局お蔵入りになってしまった例も多々あるのです。その損失たるや、金銭だけの問題でなく、社内の人間関係まで悪化させ、社内外の優秀な人材を失うきっかけになってしまうケースすらあります。

現場が毎日の業務を効率的に、スムーズに遂行できるには、ひとつひとつの機能の使い勝手について、しっかり吟味され、デザインされていることが不可欠です。

業務システムの設計段階で、実績と能力のあるUIデザイナーを巻き込んで、デザインやユーザビリティにしっかりと知恵と費用を注いでおくこと。それが、結果的にコストダウンや現場の生産性改善につながり、社内システムの成功に直結するのです。

EDITOR PROFILE

アデリープランニング株式会社

槙本 泰子

アデリープランニングの仕事は、お客様のお話に耳を傾けるところから始まります。 お客様のニーズを大切に、ただ作ることが目的ではなく、お客様のビジネスを一緒に拡げていくことを目的に、心を込めて対応いたします。 旅行、旅館、ホテル、ダイビング、IT、着物業界など、私どもの身近にあり、私ども自身が興味を持っている業界のお仕事は、特に自分たちの強みを生かすことができ、お役に立てることも多いと自負しております。 「お客様と共に成長させていただく。」 お客様の成功無しには私どもは成長できません。常にお客様にとって最良のパートナーでありたいと、日々尽力しております。 【略歴】 平成 3年 3月 横浜国立大学 教育学部 卒 同 4月 株式会社日経統合システム 入社 ・システム開発部門 5年 ※SEとして人事管理システム開発、日経記者端末開発などに従事。 ・企画営業部門 3年 ※プロマネとして日経各グループのシステム開発案件に従事。 平成11年 6月 株式会社日経統合システム 退社 平成14年 3月 株式会社ソフトウェアファクトリー 入社 ・企画営業&Webサイトディレクター ※プロマネとしてGISの開発を中心に従事。 平成15年 9月 株式会社ソフトウェアファクトリー 退社 同 9月 株式会社ジークス 入社 ・企画営業&Webサイトディレクター ※プロマネとして従事。 日経電子新聞開発、愛知万博 次世代端末用ランチャー開発などに従事。 平成18年 5月 株式会社ジークス 退社 同 5月 アデリープランニング株式会社 設立 代表取締役

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Googleがウェブマスター向け公式ブログで、 「4月21日より、ウェブサイトがモバイル フレンドリーかどうかをランキング要素として使用し始めます」という公式発表を行った。 通常、Googleがアルゴリズム変更する場合は、試行的に導入した後に、実装しました、という発表をするパターンが多く、今回の発表のように4月21日という日付まではっきりと示してあるのは異例のこと。 しかも、「この変更は世界中の全言語のモバイル検索に影響を与え、Google の検索結果に大きな変化をもたらします。」とのことで、「スマホ対応していないサイトは検索順位を低下させる」と言い切っているのに等しい。 一般的なサイトでは既にモバイルアクセスがPCからのアクセスを上回っており、ますますスマホ対応が待ったなしの状況となった。 -----(以下、Google ウェブマスター公式ブログより抜粋 )----- Posted: 2015年2月27日金曜日 URL:http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2015/02/finding-more-mobile-friendly-search.html 本日、Google はモバイル フレンドリーなコンテンツをユーザーがより発見しやすくするためにおこなった 2 つの重要な変更についてお知らせします。 1. 検索結果にもっとモバイル フレンドリーなウェブサイトを Google では、4 月 21 日より、ウェブサイトがモバイル フレンドリーかどうかをランキング要素として使用し始めます。この変更は世界中の全言語のモバイル検索に影響を与え、Google の検索結果に大きな変化をもたらします。この変更によって、検索ユーザーは、クエリへの関連性が高く使用端末にも適した高品質な検索結果を見つけやすくなります。 モバイル フレンドリー サイトの作成について詳しくは、モバイル フレンドリー サイトのガイドをご覧ください。 https://developers.google.com/webmasters/mobile-sites/get-started/ ウェブマスターの皆様は、以下のツールを使うことで、ご自身のページが Googlebot からどのように認識されているかを変更の前に確認することができます。 数ページをテストする場合は、モバイル フレンドリー テストを実施します。 https://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/ サイトをお持ちの場合は、ウェブマスター ツール アカウントでモバイル ユーザビリティ レポートを使用すると、サイト全体のモバイル ユーザビリティ問題を一覧で確認できます。 2. 検索結果にもっと関連性の高いアプリ コンテンツを 本日より Google は、インデックスされたアプリからの情報を、そのアプリをインストールしている ログイン ユーザーに対して、ランキング要素の一つとして使用し始めます。これにより、インデックスされたアプリのコンテンツをより簡単に見つけることができるようになります。アプリのコンテンツが検索結果に表示されるようにする方法については App Indexing サイトで解説していますので、ぜひご覧ください。 -----(抜粋ここまで)----- 上記の公式ブログのとおり、あなたのサイトがモバイルフレンドリーかどうかを、以下のサイトで早々にチェックしておくと良いだろう。 ■モバイルフレンドリー サイトのガイド https://developers.google.com/webmasters/mobile-sites/get-started/ ■モバイルフレンドリー テスト https://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/ 時代は既に「モバイルファースト」で動いている。 今回のGoogleの発表で、4月21日までにWEBサイトをスマホフレンドリーにしておくことが緊急の課題となった。 当社の場合は、最近手がけたサイトをチェックしてみると、すべて「モバイルフレンドリー」であると評価されている。 ■オーベルジュ オーミラドー http://mirador.co.jp/ ■熱海 さくらや旅館 http://atami-sakuraya.com/ いずれもレスポンシブデザインを取り入れ、しかもCMSで構築したサイトにもかかわらず、デザインも妥協することなく顧客要望を反映できている。両社ともモバイルアクセスの割合は半数を大きく越えており、Webからの売り上げを順調に伸ばしている。 Googleの姿勢は、ガイドラインにも明記されている通り、あくまで「ユーザーにとって価値あるサイト」を提供することであり、その進化スピードは半端なく速い。 単にフレンドリーテストのチェックが通っただけでは最低限のハードルを越えただけである。 勝負は、アクセスして下さるお客様の心を、そこでどれだけつかめるか、なのだ。 サイト運営者の「ユーザーへの思い」がGoogleの思いを上回らない限り、Googleに評価されることはますます難しくなるだろう。

「コンサルティング」に欠かせない3つの視点

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貴方も危ない!FBアカウントを盗まれないための5つの対策

友人や知人になりすました友達申請やスパムが横行するFacebook。 日頃のセキュリティ対策を怠ると、ふとした隙にアカウントを乗っ取られてしまう可能性があります。 もしアカウントが乗っ取られると・・・ ・貴方や貴方の友達が入力した情報をすべて見られてしまう。 ・アカウントにクレジットカードやPayPalアカウントを紐付けている場合、それらを使用されて課金が行われてしまう。 ・貴方のアカウントが乗っ取られたという事実を知らない友達が、さらに騙されるリスクが高まる。 ・貴方がアカウントで管理しているFacebookページ・アプリも乗っ取られる。 ・貴方のアカウントが勝手に削除されてしまう。 など、貴方だけでなく、友人を巻き込んだ様々な被害が想定されます。 そこで、「これだけは必ずやっておきたい」Facebookのセキュリティ対策をまとめてみましたので、ご参考にしてください。 1.パスワードをこまめに変更する ネットサービスを使う場合は基本的なことですが、パスワードはこまめに変更しましょう。長めのパスワードを設定したり、大文字と小文字を混在させたりすると、強度が上がります。 ※→詳しくはこちらを。 https://www.facebook.com/help/292105707596942/ 2.セキュリティコード(2段階認証)を設定しておく Facebookにも、LINEなどと同じような2段階認証のしくみが用意されています。 もしも、FacebookのIDとPWが何者かに漏洩してログインを試みられても、初めて使うPCやスマートフォンだとセキュリティコードが要求され、そのコードを入力しないとログインできないようになります。セキュリティコードは自分の携帯メールに送られてくるので、誰かが不正にログインしようとすれば、その時点で確認できます。万一そのようなアクセスがあった場合には、急いでPWを変更し、場合によってはFacebookに通報しましょう。 ※→詳しくはこちらを。 http://www.tohdamikio.com/2014/07/facebook1timepw.html 3.友達申請を慎重に承認する 友人の名前、プロフィール写真、性別、共通の友人などおかしなところはないか、慎重に確認しましょう。不審な場合には、絶対に承認しないようにしましょう。 もし3つ以上の「なりすましアカウント」を友達として承認してしまい、さらにFacebookに登録しているメールアドレスを知られてしまうと、「セキュリティコード」を使って登録メールアドレスとパスワードが変更され、アカウントが乗っ取られてしまう可能性があります。 ※→詳しくはこちらを。 https://www.facebook.com/fnavigation/posts/682506155111732 4.信頼できる連絡先を設定する 信頼できる連絡先とは、Facebookアカウントにアクセスできなくなった場合(例: Facebookのパスワードを忘れてしまい、再設定を行うためのメールアカウントにアクセスできない場合など)に、連絡が取れる友達のことです。 万が一のとき、友人知人のアカウントから復帰させるための設定ですが、防御対策にもなります。 信頼できる連絡先を設定すると、次にアカウントにアクセスできなくなったときに、信頼できる連絡先はURLを介してFacebookから特別な一時セキュリティコードにアクセスできます。その後、友達に連絡してセキュリティコードを入手し、そのコードを使用してアカウントにアクセスできます。 ※→詳しくはこちらを。 https://www.facebook.com/help/119897751441086 5.悪質なアプリに注意! アンケートやクイズなど、シェアされやすい話題を使った悪質なアプリが氾濫しています。悪質なアプリは、利用者をだまし、アプリの機能に必要な範囲を超えるアクセスを許可させます。 このようなアプリにFacebookアカウントへのアクセスを許可すると、利用者になりすまして本人が意図しない行為(友達のタイムラインに投稿するなど)を実行されるおそれがあります。 面白いからといって、安易にこれらのアプリにFacebookへのアクセスを許可しないようにしましょう。万一許可してしまった場合は、アプリからの投稿やアプリそのものを、速やかに削除しましょう。 ※→詳しくはこちらを。 https://www.facebook.com/help/219323681600875/ それでも万が一、乗っ取られてしまったら… https://www.facebook.com/hacked 上記にアクセスし、安全を確保しましょう。 いかがでしたか? 大切な情報満載のFacebookアカウントだからこそ、日頃からしっかり対策しておきましょうね。

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