BUSINESS TIPS発注担当者の方へ、発注成功の為のお役立ち情報

システム要件定義を成功に導く4つのスキル

目次

システム要件定義を成功に導く4つのスキル

システム要件定義とは、システム開発を進める上で、最初に必要となる作業です。
システム開発会社が依頼者と打ち合わせを行って要望を理解し、内容を「要件」として落とし込んだ書類が要件定義書です。
要件定義書は言わば「システムの設計書」であり、ここでどれだけ正確な定義ができるかが後々の開発プロセスに大きく影響を与えます。

今回はシステム要件定義を行うのに必要なスキルについてご紹介します。
システム開発の依頼を検討している場合、お願いするシステム開発会社がどのように要件をまとめてくれるかというスキルレベルが重要なので、しっかりチェックしておきしょう。
システム要件定義を成功に導くためには、大きく4つのスキルが必要と言われています。

目次

要件定義・システム設計でお困りではありませんか?
一括見積依頼案件のご相談発注先探しならリカイゼンへ!

無料で相談する

リカイゼンは、仕事の発注先探しや、新規顧客開拓など、ビジネスパートナー探しに役立つ
総合ビジネスマッチングプラットフォームです。
より詳細はこちら

システム要件定義を成功に導くための4つのスキル

1、ヒアリング技法

要件定義では開発依頼者との打ち合わせが不可欠ですが、依頼者自身も実際にどんなシステムが必要かを把握しているケースは稀です。
そこで、会話の中で現在の業務内容や課題などを聞き、依頼者の真の要望を引きだすヒアリング 技法が求められます。
ヒアリングと言っても、質問攻めにしてしまうとクライアントが引いてしまうので、あくまで自然な 会話の流れを意識しつつ行いましょう。
気持ちの良い形でコミュニケーションを行えば良好な関係性が築け、後々のプロセスも楽になります。

2、業種・業務知識

要件定義では業務プロセスを読み解く作業が必須になるので、各業種に応じた業務知識が必要となります。
ただ、依頼が来るごとに専門知識を勉強して要件定義を行っていくのは容易ではありません。
大切なのは、それが汎用できるものか専門に必要なものかを判断する力です。
業種は違ってもある部分のプロセスは共通していたり、類似した業種と同様のプロセスを取っていたりすることがあります。
必ずしも細かな専門知識を必要とするわけではないですが、業界知識が多いと依頼者が多くを語らずとも理解してもらえ、スムーズに進むケースがあるのも事実です。

3、要求定義の方法論

要件定義書はシステム開発を通して使用され、すべての作業が要件定義書を参考にして進みます。
ですので、作業上の誰が見ても理解できるフォーマットで書かれていることが重要となります。
要件定義書のフォーマットは企業やプロジェクトごとに異なるので、前もって使用するフォーマットを策定し、それに則って作成してくれるところに依頼しましょう。

4、要求をモデル化するための図法

要件定義をまとめる際、より分かりやすくするために図が用いることがあります。
ただ、図を作ってみたものの、それが分かりづらくなってしまっては元も子もありません。
依頼者からの要求や定義するプロセスをまとめる技術と共に、それをモデル化する際の図法がうまい会社にお願いすると理解が深まりやすいでしょう。

まとめ

要求定義を成功させるためには、お願いする開発会社がこの4つのスキルを持っているかどうかをチェックしておくとよいでしょう。

ソフトウェア・業務システム開発依頼先探しなら、
リカイゼンにおまかせください!

相談するだけ!プロがあなたにぴったりの会社をご紹介いたします!

かんたん3ステップ
お急ぎの方はお電話で 03-6427-5422
※サポートデスク直通番号
受付時間:平日10:00〜18:00

ソフトウェア・業務システム開発依頼先探しでこんなお悩みはありませんか?

お悩み
  • 会社の選び方がわからない
  • 何社も問い合わせるのが面倒くさい
  • そもそも依頼方法がわからない
  • 予算内で対応できる会社を見つけたい

発注サポート経験豊富な専任スタッフが
あなたのご要望をお聞きし、最適な会社をご紹介いたします!
ご相談から会社のご紹介まで全て無料でご利用いただけます。
お気軽にご相談ください!

ソフトウェア・業務システム開発
依頼先探しなら
リカイゼンにおまかせください!

相談するだけ!プロがあなたにぴったりの会社を無料でご紹介いたします!

サポートデスク

まずはご質問・ご相談なども歓迎!
お気軽にご連絡ください。

この記事の監修
リカイゼン サポートデスク 
吉田・新町
BtoBマッチングサービスであるリカイゼンにおいて、発注企業からのご相談のヒアリング、企業選定のフォローなどを行う部門の担当です。出展企業であるシステム開発やWEB制作、クリエイティブ制作会社ともコミュニケーションを取りながら、年間数百件の受発注のサポートを行っています。

ソフトウェア・業務システム開発の関連記事

大阪市の受託系ソフトウェア開発会社8社を実績とあわせて紹介

大阪市の受託系ソフトウェア開発会社8社を実績とあわせて紹介

大阪には、約1000社ほどのソフトウェア開発会社があります。今回は、大阪市に拠点を持つ特徴を持ったソフトウェア開発会社を紹介します。 システム開発会社には、大きく「受託開発型」と「SES型」に分けられます。受...

【RPA開発|初心者の方向け】シナリオ作成から失敗回避のポイント、導入支援まで

【RPA開発|初心者の方向け】シナリオ作成から失敗回避のポイント、導入支援まで

単純な業務の自動化に非常に有効なRPAですが、RPAツールの機能向上や生成系AIとの連携により、さらに複雑な業務の自動化にも効果的になってきました。 しかし、いざRPAツールを導入し...

ソフトウェア開発の制作工程とは?各工程の目的や役割を解説

ソフトウェア開発の制作工程とは?各工程の目的や役割を解説

 ソフトウェアの開発には、基本的な制作工程が存在します。決められた手順に沿って進めることで、高品質なソフトウェア開発が可能になります。しかし、この制作工程について、一般の方は知らないことが多いのではないでしょうか。...

【発注初心者向け】システム開発の失敗リスクを減らす発注ガイド

【発注初心者向け】システム開発の失敗リスクを減らす発注ガイド

初めてシステム開発を行うを行うときに知っておきたい記事コンテンツをまとめました。 ぜひ、こちらを参考にしていただき、失敗リスクを最小限に、システム開発を進めていただければと思います! ...

システム開発におけるドキュメントの目的とは?種類や改定タイミングなどについて徹底解説!

システム開発におけるドキュメントの目的とは?種類や改定タイミングなどについて徹底解説!

システム開発を外注先に依頼するとプログラムが納品され、開発過程で作成されたドキュメント類も一緒に納品されることがあります。このドキュメントがなんのために存在するのかと疑問に感じたことはありませんか。 ドキュメ...

記事を探す

キーワードで探す

カテゴリーで探す