キャッシュレスとは?知っておくべきキャッシュレスの基本知識と仕組み
- [更新日]2020/11/18
- [公開日]2019/05/24
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目次
キャッシュレスとは?知っておくべきキャッシュレスの基本知識と仕組み
今、日本では「キャッシュレス化」を目指して躍起になっています。日本におけるキャッシュレス化で優れているのは、JRやメトロをはじめ都内のタクシー、コンビニなどで使用できるSuicaじゃないでしょうか?しかし、まだまだキャッシュレスで済ませられる場所は限られています。そして、そもそもキャッシュレスとはどういうことなのか、キャッシュレス化とはどのようになることなのか、よくわからないという方も多いと思います。 キャッシュレスとは、簡単に言うと物を買ったりサービスに費用を支払う際に、紙幣や硬貨などの現金を使わないことです。支払いには、クレジットカード、プリペイドカード、小切手や手形などが使われます。
ここで簡単に、キャッシュレスで得られるメリットについて挙げておきます。 では、キャッシュレスの仕組みについて説明します。 これらの決済方式は、カードやスマホに記録された情報等を専用端末で読み取って決済を行うことになります。カードを読み込む「接触型」と端末に実際に触れることなく無線で読み取り可能な「非接触型」があります。 キャッシュレスが普及することで、どのようなことが変わっていくのか説明します。 今回は、キャッシュレス、キャシュレス化について説明してきました。
今回は、キャッシュレスの基本と仕組みについて、解説します。
1. キャッシュレスとは?
経産省の発表では、キャッシュレス化が進んでいる国は、お隣の韓国と中国で、キャッシュレス化比率は韓国で90%、中国で60%になるとのことです。日本では18%に留まっており、先進国の中では遅れを取っています。
日本においてキャッシュレス化が進まない要因はいくつかあります。
治安が良いこと、偽札が少ない等の社会情勢的に考えて、とても信頼性が高いということが一つ目にあがります。消費者目線では、使いすぎ等への不安感があげられます。
海外では、日本よりも偽札が出回っている国が少なくありません。キャッシュレスであれば、偽札をつかまされることがないので、消費者はもちろん事業者側も安心して決済をすることができます。
事業者側としては、例えばクレジット決済システムを導入する場合、端末機械を入れるための費用がかかること、そしてキャッシュレス決済された売上が、決済会社から入金されるまでに数週間から1ヶ月かかるなどで、キャッシュレス化が進まない要因です。
・現金を持つ必要がなくなる
・デジタルで自動化されることで履歴管理がしやすい
・安全性が高い
・決済をスムーズに行える
・ATM手数料がかからない
・海外でも使える
・人手不足の解消へつながる
・訪日外国人がストレスなくショッピングできる
・決済ミスを無くせる
以上の項目があげられます。なぜ、これらのメリットを得られるのかについては、次の項目以降の説明で理解いただけると思います。
2. キャッシュレスの仕組み
キャッシュレスの仕組みは、支払いタイミングがいくつかあります。下記の表のように「前払い」「即時払い」「後払い」の3種類です。
前払いは、プリペイド方式のことを言います。個人所有の情報が紐付けされた記録媒体に、事前に一定の金額をチャージしておくと、そのチャージ内で使用することができます。チャージは、現金でもできますし最近ではクレジットカードを紐付けて、チャージした金額がクレジットカードの方へ請求されるようになっています。そして、ある一定額を下回ると、自動的にチャージされる仕組みなどもあります。基本的には事前にチャージした金額分しか使えないので、使用金額を把握しやすいです。
即時払いは、購入すると同時に支払いを終える方式で、デビットカードがそれに当たります。支払いと同時に銀行口座から代金が引き落とされます。
後払いは、代表的なのがクレジットカードです。購入してからクレジットカード会社の締め日と引き落とし日に合わせて支払いをする仕組みです。手持ちの現金がなくても買い物や飲食ができるのが、最大のメリットです。
前払い 即時払い 後払い
サービス例 電子マネー デビットカード クレジットカード
QRコード、またはバーコード
特徴 利用金額を事前にチャージする リアルタイムの取引 後払い
そういった中で、最近急速に普及している方式として「コード読み取り型」があります。これは、店頭にあるQRコードをスマホの専用アプリで読み取ることができる仕組みになっています。具体的には、LINE Pay、楽天ペイ、Origami、PayPay(ペイペイ)、merpay(メルペイ)などです。これらは、サービスによって前払い、即時払い、後払いに分かれています。
事業者側からの期待が高く、候補としてあがるキャッシュレス決済方式が、「コード読み取り型」です。日本におけるキャッシュレス化が進まない要因の一つである決済システムの導入に費用がかかるというものを、このコード読み取り型では、それらのシステムが不要だからです。店舗側では、QRコードやバーコードを用意しておくことで、消費者がそのコードをスマホで読み取り決済画面で金額を入力して支払いへ進むという仕組みになっています。これで決済が完了するので、とてもスムーズでお店側のメリットもあります。3. キャッシュレスによって変わる世界
まず、目に見えてわかることとしては、無駄が減るということです。これまで、現金を管理するために多くの一定の労働が必要でした。現金を下ろすための時間と手間、レジでの現金支払い、お釣りのやり取りの手間がなくなります。
そしてキャッシュレス化が進むと、収支に関して自動で記録されていることもあるので、事務処理が明確になり業務効率化が図れます。したがって、これまで現金管理に費やしていた時間を別で使える時間として増えることになります。
日本では、2020年東京オリンピックを控えています。多くの外国人が日本へやってくることを考えると、キャッシュレスの方が外国人にとって利便性が高まります。インバウンド消費が増えることもそうですが、利便性が高まることで消費活動の活発化の可能性への期待もあります。社会経済を大きく動かす原動力になることへの期待もあります。
冒頭で説明した、日本のキャッシュレス決済普及率が20%に留まっていることですが、国としてはキャッシュレス・ビジョンを打ち出して推進を行なっています。それは、2025年を目指してその割合を40%まで引き上げるという目標になります。
昔から、金融が変われば世界が変わるといわれているように、キャッシュレスは金融の一つです。特に、最近では金融×テクノロジーで、「フィンテック」と言われています。これに当たるキャッシュレスは広く普及することで、あらゆることが効率化され、人手不足すら補うことができるようになります。4. まとめ
金融×テクノロジーによる「フィンテック」分野は、まだまだ新しい分野でこれから更に普及が進む分野でもあります。キャッシュレスの仕組みの理解が進まないと、なかなか浸透するのは厳しいところはありますが、一度使って便利だなと思うと使う人口は一気に増えると思われます。キャッシュレス化を推進するため、それらを取り巻くビジネスのあり方から一度見直す必要があるかもしれません。
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