ITベンダーとは?意味や選ぶポイント、注意点を確認していこう!
- [更新日]2022/01/19
- [公開日]2022/01/19
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目次
ITベンダーとは?意味や選ぶポイント、注意点を確認していこう!
新しいシステムの導入を検討しているけれど、誰にお願いしたらよいか悩んでいませんか。また、ITベンダーとSIerって何がどう違うのかよくわからず、困っていませんか。
ぜひ最後までお読みください。
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ITベンダーとは、システムやソフトウェアなどのIT製品をユーザーに販売する企業のことをいいます。すなわちITベンダーの役割は、クライアントの要望に合わせて、既存の製品を提供することで業務効率化をサポートすることにあります。そのため、既存の製品の特徴に非常に詳しいといえます。
とくにハードウェアを販売するITベンダーをハードウェアベンダー、ソフトウェアを販売するITベンダーをソフトウェアベンダーと呼びます。
扱う製品の製造元が1つのベンダーを「シングルベンダー」と呼びます。そして、複数の製造元の製品を扱うベンダーを「マルチベンダー」と呼びます。
サービスの提供まで行う点では、ベンダーとSIerは共通しています。先ほども説明したとおり、ITベンダーは既存の製品を提供します。一方でSIerは、企業の課題を解決するために、企画から開発・運用まで総合的に請け負います。そのため、ベンダーに比べて、SIerのほうが、業務範囲が広いでしょう。
それではITベンダーを選ぶには、どのようなポイントがあるのか解説します。
高い料金を払えば、最適なシステムが構築できるとは限りません。構築しようとしているシステムが、実は思っている以上に低予算でできてしまうケースもあります。まずは構築しようとしているシステムの相場を正しく見積もり、予算の範囲でできないか、検討しましょう。
ITベンダーを選ぶには、どのようなシステムを構築したいかを、よく検討することが大切になります。ITベンダーによって、得意なシステムとそうでないシステムがあるからです。
構築されたシステムの品質は、当然重要です。お金を払ってできあがったシステムが使いにくければ、意味がありません。
構築したいシステムに最適な技術をもっているかどうかも、ITベンダー選ぶ際にはポイントです。技術は日々進化しているので、最新の技術が必要になるほど、ITベンダーを見つけるのは難しいでしょう。
ITベンダーは人員を集めてシステム構築を行うので、ITベンダーがたくさんの案件を抱えていると、人員が足りないという時期も出てきます。
ITベンダーを選ぶポイントがわかったところで、ITベンダーを選ぶ前に確認したい注意点も解説します。
システムの品質で満足するためには、ITベンダーへしっかり要望を伝えた上で、合意できるようにしなければなりません。そして、要望が正しくITベンダーに伝わっていないと、意味がありません。正しく要望を反映させるために、コミュニケーションを欠かさないようにしましょう。
当然のことなのですが、システム開発は、限られた予算で取り組まなければなりません。予算と機能追加はトレードオフの関係にあるので、最低限必要な機能が予算内で組み込まれるかチェックしましょう。せっかく予算が出ているのに、必要な機能が備わっていないことがないように注意してください。
システムは、構築後に、保守をある程度続けなければなりません。システム障害が発生したときには復旧してもらわなければなりませんし、定期的なメンテナンスが入ることでしょう。そういった保守面がどのようになるのかを、あらかじめ確認するようにしましょう。
ITベンダーについてまとめます。
本記事が、ITベンダー選びの参考になれば幸いです。
ITベンダーとSIerの役割を明確に理解していないと、予算に合ったシステムの導入ができなくなります。そうならないために、あらかじめITベンダーの特徴を知っておくことで、システム導入を効率よく実施できるでしょう。
そこで本記事では、ITベンダーについて以下の内容を解説しています。
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1. ITベンダーとは
扱う製品の種類
ハードウェアベンダーやソフトウェアベンダーは個人で購入できるものはもちろん、法人しか購入できない製品も取り扱っています。
扱う製品の幅
シングルベンダーを利用するメリットとしては、1つの製造元の製品なので、製品間で互換性があり、相性問題が発生しにくい点が挙げられます。そのため、システム構築がかんたんになるでしょう。
ただし、他社製品に乗り換えづらくなるのがデメリットです。なぜなら一部の製品を他社製品にしてしまうと、相性問題が発生し、システムが正常に動作しないことがあるからです。
このように、特定の製造元の製品に強く依存している状態を、ベンダーロックインといいます。ベンダーロックインに陥ると、 DX(デジタルトランスフォーメーション)を実施しにくいデメリットも生じるでしょう。
マルチベンダーを利用するメリットは、複数の製造元の製品を組み合わせて、柔軟なシステムを構築できることが挙げられます。それだけでなく、ベンダー依存のリスクを減らすことも可能になるでしょう。そのため、DXを実施しやすい特徴があります。一方で、製品間の相性問題が発生しやすいのが課題です。
ベンダーとSIerの違い
2. ITベンダーを選ぶ際のポイント
ITベンダー選びのポイント①:料金
ITベンダー選びのポイント②:目的
仮にITベンダーAでは、在庫管理システムの構築が得意で導入実績が豊富にあるとします。一方ITベンダーBでは、オンライン決済システムの構築が得意であるとしましょう。
在庫管理システムを構築して課題解決したいにも関わらず、ITベンダーBを選択してしまうという失敗をすることがあります。そのため、まずは構築したいシステムと構築目的を明確にしましょう。
ITベンダー選びのポイント③:品質
品質で失敗しないようにするには、ITベンダーが過去に類似したシステムを構築したことがあるかを確認するようにしましょう。ITベンダーとの付き合いが短い間は、品質を判断する材料は導入実績しかないからです。実績に関する情報収集は、こまめに行いましょう。
ITベンダー選びのポイント④:技術力
大手のITベンダーだから技術は大丈夫と考えてしまうと、技術がなかったり、余計に料金がかかったりしてしまいます。そのため、構築したいシステムに最適な技術をもっているかを判断できるようになる必要があります。
品質を見極めるときと同様に、対象のITベンダーが類似したシステムを導入した実績があるかどうかを見ておくとよいでしょう。
ITベンダー選びのポイント➄:リソース
発注側からすると、お金を払ってシステム構築を依頼することになります。そのため、ITベンダーにはあらかじめ、どれくらいの人員を確保してもらえるのか、計画はどのように進むのかをチェックするようにしましょう。
3. ITベンダーを選ぶ前に確認したい注意点
システムの品質が高く満足できるか
料金が予算に合っているか
システム構築後のコストについても考える
4. まとめ
・料金
・目的
・品質
・技術力
・リソース
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