- ITインフラ・システム開発
- ソフトウェア・業務システム開発
4【エクセルのシステム化に伴ってやっておくべきエクセル事情】
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2016/11/02
- 1937 view
- 有限会社e・ナレッジ
前回はExcelを使ってシステム開発するメリットについてお話させていただきました。
今回は実際に導入する際のポイントをお伝えさせていただきます。
-実際何をしたらいいの?
Excelを使ったシステムをいざ導入しよう!と思ったものの、システム開発の依頼に慣れていないと、実際の動き方がわからない。。。という壁がまず立ちはだかるケースもあるかと思います。
データベース管理のポイント
現在、お客様の情報や商品情報などはどのように管理していますか?
一般的にExcel上で情報を管理するときには、一枚のシートの中にあらゆる項目をまとめて、一度に情報を見られるように表を作成することが多いかと思います。
例えば商品リストの場合、「商品名」「型番」「在庫数」…などのカテゴリーごとに列を分け、
数値を入力していきますよね。
そこで、システム導入にあたって事前にやっておくといいポイントがあります。
------------------------------------------------------
1.扱いたいデータを表形式にして複数に分ける
まずExcel上で一つのシート内にまとめている情報を、表の項目ごとに複数に分けます。
2.一つの表に一つのシートを割り当てる
一つの項目ごとに一つのシートを作るイメージで、振り分けシートに名前をつけ、区別して記載しておきます。
3.表と表の間でセルの参照を行うように構成する
これにより、データベースとしての管理がしやすくなります。そのため、表と表の間でセルの参照を行えるように構成する。
------------------------------------------------------
これを事前に行うことができればベストです。
ただ、複数のシートに分ける作業がなかなかできない部分があるかと思います。
その場合は、それぞれの表が何のデータをまとめたものなのか、名前をつけておくことがおすすめです。
そうすることによって、Excelをデータベースとして用いるための基盤に少し近づけることができます。
スムーズにシステム導入を進めるためには、依頼するシステム開発会社と密なやり取りをして、実際の業務で使うシーンを想定して進めていくことが大切です。
>>次回は、Excelでのシステムの構築事例についてお話いたします。
ご相談はこちらから
企画や要件が固まっていないご相談でも
お気軽にお問い合わせください。
-
01
相談する
-
02
要件ヒアリング
-
03
専門企業のご紹介
-
04
企業との
ご面談&見積取得 -
05
企業選定〜契約締結
サポート -
06
専門企業と直接
プロジェクト進行
※ステップ5以降はご希望に応じて
サポートいたします。
EDITOR PROFILE
有限会社e・ナレッジ
成瀬 真之
有限会社e・ナレッジ
有限会社e・ナレッジでできること
-
ソフトウェア・業務システム開発
Excel, Access, VB.NET, C# 等、マイクロソフト関連の技術において多数の実績があります。単なるソフトウェア開発だけではなく、導入に向けたコンサルティングにも力を入れております。
-
データベース構築(Access、excelマクロ・VBA含む)
Excel,Access,SQLServerなど多数の実績があります。データベースの設計書などからプログラムを自動生成する仕組みを独自開発し、開発工数の削減に力を入れております。
-
インフラ構築
インターネットなどネットワーク関連のトラブル対応や運用に関するアドバイスを月額固定料金にて対応させていただいております。