ソフトウェア・業務システム開発の発注の基礎を解説!
ソフトウェア・業務システム開発に関する発注・見積もり・相場に関するポイントをまとめた記事コンテンツです。
初めて発注業務を行う方、どのように会社に依頼をしたらよいかお悩みの方はぜひご覧ください!
大手建設会社
工業・インフラ・物流
500,000円~
【背景と実施概要】
100名弱の営業本部内(多数の海外拠点あり)で、顧客や顧客候補とのやり取り、訪問記録、業界情報等の効率的な共有方法の検討を支援いたしました。元々メールでのやり取りが非常に多く、それ以外にTEAMS、SharePoint、Salesforceも利用されていました。情報集約や検索に手間がかかることを問題視されており、解決策の検討支援をご依頼いただきました。具体的な解決行動自体は客様自身で実施されるとのことでしたので、現状分析、解決策の提案および、実施中に困ったときの相談相手という位置付けで支援させていただきました。
【進め方】
まず、お困りごとの概要をご依頼者からお聞きし、検討の進め方について議論し、合意しました。進め方は次の3ステップとしました。
1. 5人前後の担当者、上長レベルの方々にインタビューを実施し、業務の進め方を把握する
2. 課題の抽出し、解決方法を3案程度検討する
3. 解決方法のメリット・デメリットを説明し、ご判断いただく
【結果の概要】
ヒアリングの結果、客観的に見れば情報共有が効率的ではないという事実に対して、多くの方があまり気になっていないということがわかりました。ただし、情報の見逃しがあったり、過去の情報がうまく拾えなかったり、また個々人がそれぞれ独特な方法で情報を管理していたりしていることがわかりました。
このような状況の場合、解決に向けた強迫観念がないため、無理に方法を変えても反発だけが強くなり、うまくいかないことが多いのが実情です。それも踏まえて3つの案を提案しました。
A案:なるべく1つのツールに絞り全員が必ずそれを利用するようにする(Salesforceをお勧めしました)
B案:最も情報が集積しているメールの情報を、より活用しやすくする集約・検索アプリを導入する(要システム開発)
C案:改善意思を持つ担当者を集め、Microsoft PowerAppsで情報共有アプリを作り、実際に利用し、改善してみる。うまくいったら組織全体に展開する
このお客様は最終的にC案を選択し、営業本部で承認され活動を開始されました。活動開始後は、アプリの設計、開発、実証実験の進め方について、定期的にご相談をいただいており、スポットのコンサルティングを提供させていただいております。
企画や要件が固まっていないご相談でも
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