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売上拡大、事業の成功は【意思決定】で決まる!最新事例から見る データの有効活用とは
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2016/05/13
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- 株式会社ティー・イー・シーシステム
事業を成功に導く経営者・責任者のディシジョン・メイキング(意思決定)とは
企業のスケールアップには「意思決定」が大きく関わっています。
意思決定、ディシジョン・メイキング――。
事業を進めていく上で、最適解の判断を下せるように情報やデータを活用して「意思決定」することが重要となります。
ですが、意思決定にデータは重要とわかっているものの、上手くデータを扱えていない企業が多いことも事実…なぜでしょうか?
理由は大きく3つに分けられます。
1. 必要なデータが取れていない
2. データは取れているけれども分析できていない
3. 分析されたデータを施策に落とし込めていない
特に多いのが2と3のケース。
データはあるにも関わらず、その情報を使いこなせておらず、宝の持ち腐れ状態になっているケースです。
一つのデータだけではターゲットの思いや行動を読み取ることはできません。
さらには、想定していない新たなターゲットに気付くこともできないまま、機会損失をして競合他社に潜在顧客・顕在顧客、市場シェアを取られてしまうことも多々あります。
複数の関連するデータを取りまとめることによって、ターゲットの動きが見えてきます。
ですが、データを取得する際には「何」と「何」が関連しているのかが分からないため(むしろ、それを見つけるためにデータを取得するのですが)、データを取りまとめようと思っても、データの格納場所がばらばらになってしまっており、集めるだけで一苦労、施策に落としこむまで手がつけられていない…こういった状態でデータを生かし切れず、意思決定に遅れが生じているようです。
とはいえ、消費者を取り巻く情報は非常に多く、先手先手を打っていかなければ企業のスケールアップは実現できません。
今こそ、PDCAを机上論でなく本質的に回していく実行力、それによる意思決定が鍵となっています。
流動的な今だからこそ検討すべきデータウェアハウス(DWH)という考え方
弊社で開発したシステムの一つに、
携帯キャリア様の営業支援システムがあります。
もともとは業務系の販売管理システムを運用していましたが、日々変化する人気商品・売れ筋商品などに対し、見込みを立てた販売戦略を取りたいけれどもデータがいろいろなところに分散しており、集約に時間がかかりすぎてスピーディに意思決定ができない課題を抱えていました。
お客様が使われていた販売管理システムは、業務システムの一つです。その名の通り業務を円滑に進めることに強いシステムであって、データ分析用のシステムではありません。
業務システムだけでは、今回求められるスピーディな分析に対応しきれないのです。
そこで、事業推進用のデータを分析・情報を得るためのシステムであるデータウェアハウス(DWH)の構築を提案。業務システム上で分散していた情報を統合しました。
データウェアハウスとは、簡単な言い方をすると蓄積されている様々な業務システムのデータの中から、目的に応じて必要なデータを集め、再構築し、分析する仕組みのことです。イメージとしては、バラバラに散らばっているデータをシステム上で整理し直している感じですね。
月曜から日曜までの販売実績データを夜の間に自動で集計するように設計し、出社したら必要なデータが揃っているようにしました。人的に集めるのは大変なデータも、システムを組んでしまえば休んでいる間に一発です。
チャート図や「対前週比」、「対前月比」、「対前年比」などの分析結果とトレンド情報もグラフ化できるようにしているので、視覚からも直感的に判断がつきやすいのもポイントです。
この企業も、最初にあったように「データ」自体はすでに持っていました。
しかし、そのデータを有効に活用するための分析や意思決定に活かしきれていなかったところが問題だったのです。
まとめ
売上拡大、前年比アップなどのスケールアップには、今まで通りを行っていても可能性は広がりにくいです。
何か「行動」に移すこと。それが成功でも失敗でも、行動して変化を見なければわからないことです。
少しでも良い結果に繋がる行動を取れるように、意思決定のツールとしてデータがあります。データは使ってこそ意味があります。
あちこちに散らばっているデータを統合して見えてくるもの、スケールアップに繋がる発見があるはずです。
とは言え、データの扱い方は一朝一夕で身につくものではありません 。
まず、どうにも困ったという場合はプロに相談してみるのも手です。
スピードとクオリティが求められる現代社会において、悩んで手を拱いていても大切な時間は過ぎていきます。
プロに相談し、現状を把握し、次の行動のタネを見つけることも一つの「意思決定」ではないでしょうか。
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EDITOR PROFILE
株式会社ティー・イー・シーシステム
南舘 茂
時代と共にサービスや技術は変化してゆきます。
新しい物が全て良い物とは限りません。
最新のサービスが全て悪いとは言いませんが、お客様にとって何が「大事なのか?」「付加価値はあるのか?」を常に考えて、システムの提案をさせて頂いております。
お客様のITシステムの主治医となるため、ハードウェア、ソフトウェア、アプリケーション、システム環境構築、Pマーク取得など複数の分野に関して、ワンストップでビジネス・サポートさせていただきます。
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