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【AWSって高いの?】AWS節約術 ~キャッシュ利用編~
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2016/06/20
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- 株式会社SUPINF
SUPINF 女子部です
前回の「AWS節約術」からだいぶ時間が空いてしまいましたが…
第二回の本日は、キャッシュサーバ活用編です!
前回の EC2 支払い編では、
使い方に応じて EC2 インスタンスの支払い方法を工夫するとコストの削減ができますよ
という内容でした!
きゃっしゅさーば??
そもそもキャッシュサーバとはどのような働きをしてくれるものなのでしょうか?
Web サイトなどのコンテンツの複製を蓄積して、
ユーザからアクセスがあったときには本来のサーバ(ホストサーバ)
にかわってキャッシュサーバがコンテンツの配信をしてくれるというものです。
(Web サイトの画像を変更したのに、ブラウザからみると更新がされない!
なんてときはこのキャッシュが残ってるのが原因かもしれません…)
キャッシュを使うことで毎回ホストサーバにアクセスする必要がなくなるので配信が早くなり、
ネットワークの負荷やホストサーバの負荷も分散されます。
つまりインフラを強化するためのコストが削減されます!
しかし、キャッシュのためにサーバをもう一つ立てるとなると、
その分のコストがかかってしまいますよね…
アプリケーションが多様化したり、アクセスが多くなればなるほど
キャッシュサーバのインスタンス数を増やさなければならず、
管理もコストも大変!なんてことも…
簡単にメモリ内のキャッシュができるサービスがあるんですよ~
AWS のキャッシュサーバといえば、
画像などの静的ファイルの読み込み時間を短縮してくれる Amazon CloudFront がありますが、
今回は Amazon ElastiCache の紹介です!
Amazon ElastiChache は、メモリ内のキャッシュをマネージドで提供してくれるサービスです。
つまりキャッシュ環境のセットアップ、管理、およびスケーリングを容易に行うことができてしまうのです。
また、パッチの管理、障害検出と復旧などの管理タスクも自動化してくれます!
構築もポチポチと数クリックで完了し、初期費用なしの、従量課金制!
Amazon ElastiCache では、Memcached と Redis の2つのオープンソースインメモリキャッシュエンジンをサポートしています。
もちろん、ほかの AWS サービスとも併用して利用できますよ。
料金はキャッシュノードタイプによって異なります。
(詳しくはこちらをご覧ください。https://aws.amazon.com/jp/elasticache/pricing/)
気になる料金は…
前回紹介した EC2 のように Amazon ElastiChache にも支払いの方法が2通りあります。
【オンデマンドキャッシュノード】
これは、長期的な契約をせず、キャッシュノードを実行する時間単位でキャッシュの容量を支払うものです。
初期費用もかからず、より安い変動費に抑えることができます。
【リザーブドキャッシュノード】
これは、予約金として一括先払いをすることでキャッシュノードの時間単位の使用料金が大幅に割り引かれる、というものです。
ご希望のキャッシュノードを1年間または3年間予約して使えます。
EC2 と同じように使い方に合わせて支払い方法が選べるのはありがたいですね!
キャッシュサーバを活用すれば、コンテンツの配信が速くなるだけではなくホストサーバのインフラの強化や管理などが軽減されコスト削減にもつながります。
AWS をお使いなら ElastiCache を使ってみるのもいいかもしれませんね☆
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EDITOR PROFILE
株式会社SUPINF
堀江 浩史
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