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アクセス数増加対策‼サーバーへの負荷分散テク!その2 【これで解決!AWS-CDP】 #7 NFS Sharing/NFS Replicaパターン
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2016/03/14
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- 株式会社SUPINF
前回は、負荷を複数サーバーに分散をする
【Clone Serverパターン】をご紹介しました。
複数サーバーで負荷分散すると、コンテンツの同期が必要になります。
マスターサーバーからスレーブサーバーに定期的に同期を取るだけでは、
遅延が問題になる場合があります。
また、スレーブサーバーへの書き込みが発生すると、
マスターサーバーや他のスレーブサーバーに
更新が反映されない、という問題も出てきます。
コンテンツの共有時に活用【NFS Sharingパターン】
そこで、複数サーバーが同じコンテンツを
リアルタイムに読み書きできるようにするのが、【NFS Sharingパターン】です。
「Network File System(NFS)」は、
別のコンピュータの外部記憶装置(ストレージ)をマウントでき、
そこに保存されているディレクトリやファイルを
あたかも手元にあるかのように扱うことができるシステムのこと。
共有コンテンツを保管するマスターの仮想サーバーを「NFSサーバー」とすれば、
複数のどのサーバーからも仮想サーバーから共通コンテンツの更新ができ、
リアルタイムに共有が可能になります!
さらにセットアップも簡単です!
しかし、共有するサーバー数が増え、アクセス頻度が高くなると、
NFSのパフォーマンス(参照性能の)劣化は無視ができません。
そこで注目が【NFS Replicaパターン】!
コンテンツを複製する【NFS Replicaパターン】
共有ファイルを保管するNFSのパフォーマンス劣化に対して、
特に参照性能を改善することがポイント!
各サーバーに仮想ディスク(EBS)を用意して、
その中にNFSサーバーの共有ファイルのコピーを手元で用意しておきます。
そうすると、各サーバーは
仮想ディスクをNFSの参照専用レプリカとして利用できます!
またこのパターンは、NFSサーバーがダウンしたとしても、
各サーバーの手元にそれぞれ仮想ディスク(EBS)があるので、データの消失が起こることはありません!
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EDITOR PROFILE
株式会社SUPINF
堀江 浩史
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