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PyLadies Tokyo Meetup #7 に参加してきた!


こんばんは!SUPINF女子部です。
あけましておめでとうございます!

さて、以前AWS LambdaでWebクローラーを作ったのですが
2015年のre:InventでAWS LambdaがPythonに対応しました。
ということで、Pythonについて勉強してみよう!
と思いこちらに参加してきましたー!

PyLadies Tokyo Meetup #7

PyLadiesはPython好きな女子のための勉強会を開催してくれているグループです。
今回のテーマは「Ansible入門」でした。
Python製の構成管理ツールのAnsibleについて勉強してきました!

プログラムはこんな感じ

 ・オープニング:PyLadies Tokyoについて
 ・自己紹介
 ・「Ansibleを使ってローカル開発環境を作ろう」@amacbeeさん
 ・休憩
 ・「インフラのお仕事でansible使ってみた」@saori_ota_16さん
 ・「PyLadies Tokyo 秋合宿 開催報告」@nobilisさん
 ・「Ansibleの構成を考えよう」石田麻彩さん

オープニング:PyLadies Tokyoについて

 
 最初に石田麻彩さんからPyLadiesについての説明がありました。
 PyLadiesは2014年に発足し、日本だけでなく世界に支部があるそうです!
 Pythonについてだけでなくその周辺ツールとも関連させてイベントを開催しています。
 大きいイベントとしてはPyconやGirls Tech Fesなどがあり、
 今回のようなmeetupはゆる~くやっているとのことでした。
 私が参加したmeetupも少人数でゆったり行われていたのでとても参加しやすかったです!
 詳しくは http://www.pyladies.com/ にありますので、ぜひご覧ください。

 次の【PyLadies tokyo meetup #8】は1月16日に開催で
 テーマは「Sphinx入門」ということでPython製のドキュメントツールである
Spinxのハンズオンだそうです。
 また、2月はGTUG Girls (Google Technology User Groupの女子支部)
 と合同の勉強会を開催だそうです!
 

「Ansibleを使ってローカル開発環境を作ろう」a_macbee さん

 
 PyLadiesの代表であるa_macbeeさんの発表でした。
 自称、酒飲みブランディング。
 Ansible使ったことある人?Vagrant使ったことある人?
 という問いかけから始まりほとんどの参加者が使ったことないようでした。
 (私も使ったことない…)

 AnsibleとはPython製の構成管理ツールです。
 "Infrastructure as code"という言葉があるのですが、
 インフラの構成管理をコードで管理しましょうということで、
 Ansibleを使えば
 サーバーにはこういうのが入っててほしい!
 こんな状態であってほしい!
 というのをコードで書いてサーバーの環境を自動構築してくれます。
 発表者のmacbeeさんはEmacsが絶対入っててほしいそうですよ!笑

 「たしかに便利そうだけど…サーバー構築とかしないし、違う世界の話だな…」
 そんなあなたのための!
 Ansibleあるとうれしいな、の話~!
 こんなことってありませんか?

 1. Windowsで動かない
  勉強会で教えてもらった便利そうなツール。
  早速使ってみようと思ったらWindowsで動かない!
  まさに "突然の死"状態…

 2.必要なソフトを入れるまでが長い
  あれ入れて、あれ設定して、これして、あーして。めんどくさい…

 3.環境が壊れた
  もう1から作り直す気力はありません…

 そんなときにAnsible! だそうです。
 ちなみに私はWindowsユーザーなので、
 Windowsで動かない問題は度々遭遇します…

 

VagrantとVirtualBoxとAnsibleでローカルに開発環境を作ってみよう!

 WindowsにLinuxの仮想環境を作ってAnsibleで環境設定までの
 流れをとってもわかりやすく説明してくれました。

 まずLinuxの環境を作り出そう!
 これはWindowsでも簡単にいける(はず)とのことでした。
 VagrantとVirtualBoxを使えば任意のLinuxの環境構築して、
 好きなOSで好きなだけ動かせますよ。
 しかもいらなくなったら削除も簡単です。

 ふむ、確かに便利そうだけど…
 Ansibleは??

 Ansibleで環境設定を定義して、VagrantでLinuxの環境にあてよう!
 (ここは実際にデモをして動きを見せてくれました!)

 Ansible Playbookに必要なサーバーの構成を
 記述しておけば簡単に複製できる!
 変更点だけをLinux環境に反映してくれる!
 Ansible Playbookはシェアできるので、それを利用すれば
 最初から書かなくても簡単に環境構築ができる!

 macbeeさんの会社ではサーバーの構築用のファイルは
 全部Ansibleで作っているそうです。
 そのファイルをローカルにもってきて、動いたらいざ本番!
 ができるのでとてもいいですよとのことでした。

 弊社で使っているAWSと一緒に使って、AWSの構築も自動化できます。
 なにより、Ansibleは元の環境にPyhtonとSSHがあればOK!
 今どきのサーバーでPythonとSSHが動かないなんてないですよね!とのことでした。

「インフラのお仕事でAnsibleを使ってみた」saori_ota_16さん

 
 実際には「インフラのお仕事でAnsibleを使ってみたけど挫折した話」でした笑
 インフラとして使ってる話とchefとAnsibleの違いの話をしてくれました。
 
 

〈chefとAnsibleの違い〉

 言語が違います。chefはRubyでAnsibleはPythonです。
 Ansibleはエージェントがいらないところがいいですよね。
 cfefのが最初に覚えることが多そう…とのことでした。

 

〈Ansibleでやってること〉

 定期的なパスワードの変更
 設定の一括変更
 junosの設定変更 (ができない)
 ESXiに仮想マシンを作成 (ができない)

 

〈使ってよかったこと〉

 比較的覚えることが少ない
 いろいろなベンダーに対応している。
 皆さん使ってる環境にだいたいマッチするんじゃないかな、とのことでした。
 エージェントレスで環境を変えずに済む。
 初心者でも始めやすい!これはありがたいですねー。

「PyLadies Tokyo 秋合宿2015 開催報告」noblisさん

 秋合宿やりました!ということで報告をしてくれていました。
 河口湖でやったそうで、富士山の写真がとってもきれいでしたー。
 ひたすら開発をしていたそうですよ!すごい…
 今回合宿してみて気づいたことは、Wi-Fiの環境が不安定だったことや
 ローテーブルはやはり疲れちゃうということで、
 開発合宿に対応してる宿がいいよね!ということと
 スーパーとかコンビニが近くにある宿のほうが買い出しには便利だよね
 ということだったそうです!

「Ansibleの構成を考えよう」石田麻彩さん

 石田さんはJAVA女子部もやっているそうです。
 Ansibleで運用をやっていたときのことをお話してくれました。
 そんな石田さんからひとこと。
 「運用の人のことを考えて書こうね!」

 Ansibleのいいところは何度でも同じサーバーが作れるということ。
 ソースで書いて、ファイル1枚でペロッと管理ができること。

 ですが!何点か問題が発生することも…

 1ミドルウェアにつき1バージョンしか設定できない問題
 変数設定の呼び出しもとを変えればいいよ。
 変数だけで完了すれば、その方がありがたいよね!

 冪等性が守られない問題
 変更部分だけ更新してくれますよAnsible。
 しかし[yum update]は実行時に最新のバージョンに更新してくれるので
 gccが最新になってしまって動かない!ってことが…
 yumを使うなら、バージョン設定をしようね!

 最後にもう一度…
 

「開発するときは運用の人のことを考えようね!」

こんなかんじでゆるいながらも濃い内容の勉強会でした。
サーバーの構築とか無縁だな、と思っていても使えるようになれば
なにかと便利そうなAnsible!
Vagrantと一緒にまだ使ったことないという方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか!
Ansibleのチュートリアルなどもブログで上がってたりするので、
参考してみるのもいいかもしれませんね!

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堀江 浩史

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