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分かり易いシステムとネットワーク構成図
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2015/10/23
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- シンタイギ株式会社
ある大手企業でお仕事したときの話です。
ネットワーク構成図のセンスが良い人がいました。
システム全体のバランス、機器の配置、線の長さ、種別の分け方、色使い、
設計書を見た段階で一目で何がどこに繋がっているのか。
どこがDMZになっているのか。
サブネット、セグメントの分割状況、サーバのインターフェース情報などなど全てが詰め込まれていた。
A4用紙1枚に含まれている情報量が半端じゃなかったのはっきりと覚えてます。それは、すべてのネットワークを把握する技術力があってこその表現力でした。
そのプロジェクトを離れた後も、大小様々な企業のシステムを見てきたが、ネットワーク構成図において、その設計書を超えるものには出会ったことがありません。
それどころか、規模によってはネットワーク構成図が無かったり、あっても有識者が片手間で書いた程度の絵しかないシステムが多かった。
確かにネットワーク構成図が無くても業務は進むかもしれません。
プログラムの動作にはなんら影響はないでしょう。
2セグメント以上あれば構成図が欲しい
サーバが3台以上接続されていたり、セグメントを分けることを考えるならば、ネットワーク構成図は必須だと考えています。なぜならば、システムはデータの受け渡しするものだから、業務を把握するには、データの経路も把握する必要があるからです。
最近はWEB業務システムを構築に関わることが多いですが、ある業界一の規模を持つシステムですら、ネットワーク構成図がありませんでした。
殆どの社員はシステムの全体像が分からず、一部の”有識者”の頭の中にだけ設計図があるようです。
ネットワーク構成図とは
最後に、Googleで”ネットワーク構成図とは”で検索してみた結果、トップには以下のように書かれていた。
” ネットワーク構成図は、書いてみるとこれが以外に難しいものです。 「見やすさ」と「修正のしやすさ」です。 それよりも、ネットワーク構成図は誰が見ても一目で理解出来るような見やすさが重要です。”
彼らが作っていたネットワーク構成図は全てを満たしていると再認識しました。弊社でも複数台からなるシステムを構築する際にはネットワーク構成図をしっかり作っていきたいと考えております。
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EDITOR PROFILE
シンタイギ株式会社
舘野 順三
Linuxシステム基盤の提案からデータベース設計、PHP、HTML、illustrator/lightroom、英語まで幅広く使いこなす開発者
【経歴】
海外留学から帰国後、IT業界に飛び込む。
運用監視システムの設計に3年従事した後、ミッションクリティカルな基幹システムのインフラリーダーとして4年間従事する。
現在はWEBシステムを中心に企画、提案、設計、構築を実施しています。正直に仕事ができるお客様とWin-Winの関係でシステムを作っていくような、良い仕事がしたいと考えております。
また、どんなプロジェクトでも最初はクライアントの業務内容をしっかりとヒアリングさせていただき、形骸化されない、成長していけるような血の通ったシステムを作ることを心がけています。
【趣味】
◆カメラ
愛機:Canon 70D, SIGMA 30mm F1.4
◆映画鑑賞
最近見た良い映画は「バードマン」
エドワートノートンの台詞がカッコよかった。ナイス日本語訳!
好きな音楽は洋楽全般、テクノ、ハウス系
Coldplay, Green Day, BEP, Blink-182, The Prodigy, Fatboy Slim, 須永辰夫, FPM,
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