アイマツソフト株式会社

アイコンシルバー
東京都

Lineにも使われている!P2P技術について簡単解説

P2P(ピアツーピア)ネットワークとは?】

 

ブロックチェーンは通常のネットワークとは異なる、P2Pネットワーク(ピアツーピアネットワーク)というネットワークを利用してできています。いったい、どのようなものなのでしょうか。詳しく解説していきます。

 

【P2P3種類ある】

 

P2P3種類あり、それぞれ通信方式が異なります。

 

・ピュアP2P

 ピュアP2Pは、クライアント同士のみで接続し情報共有を行っている、P2Pネットワークを構築しています。

 

・ハイブリットP2P

ハイブリットP2Pとは、P2Pネットワークにサーバを用いるネットワークのことを指します。

クライアント・サーバ型とは違い、クライアント同士が相互的に情報交換を行っています。

 

・スーパーノード型P2P

スーパーノード型P2Pは、優れた処理能力かつ通信回線が安定しているノードが、ネットワーク上からいくつか選ばれ、接続しているノードの情報を管理し、他のスーパーノードと分担して管理することで負荷を分散しています。

 

【P2Pネットワークのメリット】

 

P2Pネットワークには2つのメリットがあります。1つ目はサーバーダウンによるシステムダウンがないことです。

P2Pネットワークは処理を分散して行っているので、一部のネットワークに故障などのトラブルがありダウンすることがあってもネットワーク自体は動き続けることができます。この仕組みによって、ビットコインなどP2Pネットワークを利用するものはほぼ無停止で動いています。

 

2つ目は匿名性が高いことです。

ブロックチェーンの世界は匿名性をウリにしていますが、P2Pネットワークも例外ではありません。P2Pネットワークは管理者が存在せず、ノードの元をチェックする機関もないので、各ノードが特定されないという理由で匿名性が高くなっています。

 

【P2Pネットワークのデメリット】

 

P2Pネットワークにもデメリットはあります。

取引データの承認に時間がかかったり、データの一貫性を保ちにくい、管理者がいないので悪用される可能性がある、などが挙げられます。匿名性を高めたり、データを伝達するためにたくさんのノードを経由するので取引の承認に時間がかかってしまいます。

 

また、管理者がいないため匿名性を高められるのはメリットの1つですが、その反面ウイルスや嘘の情報の拡散などで悪用されやすいのです。

 

【活用例】

 

P2Pネットワークは、決してマイナーなものではなく私たちが使う身近なものにも利用されています。どのようなものがあるのか、見ていきましょう。

 

【LINE】

 

もはや使っていない人の方が少ないと言われているLINELINEにもP2Pネットワーク技術は使われています。

LINEは、ユーザーIDなどのアカウント情報は管理していますが、データファイルやトーク履歴などはLINEのサーバーを介さずユーザー同士が直接管理しています。そのため、大規模なサーバーを用意する必要がなく、LINEは無料で提供されています。

 

【Skype】

 

Skypeも、LINEと同じようなP2Pネットワークの技術が使われていました。しかし、Skypeはマイクロソフト社に買収された後通信方式をP2Pネットワークからクラウドホスティングサービスに変更したので、現在はP2Pネットワーク技術を利用していません。

 

【ビットコイン】

 

P2Pネットワークはビットコインにも利用されています。ビットコインを送金するときに発行されたトランザクションは、マイニングによりハッシュ値が計算され、ブロックチェーンの分散台帳にデータが書き込まれます。

このとき、P2Pネットワーク技術を使いデータを分散しています。

 

【まとめ】

以上、P2Pネットワークについての解説でした。このように、P2Pネットワークはブロックチェーンの世界はもちろん、私たちが普段利用するものに対しても欠かせないものとなっています。この記事があなたのP2Pネットワークに対する理解の第一歩となれば幸いです。

ご相談はこちらから

企画や要件が固まっていないご相談でも
お気軽にお問い合わせください。

  1. 01

    相談する

  2. 02

    要件ヒアリング

  3. 03

    専門企業のご紹介

  4. 04

    企業との
    ご面談&見積取得

  5. 05

    企業選定〜契約締結
    サポート

  6. 06

    専門企業と直接
    プロジェクト進行

※ステップ5以降はご希望に応じて
サポートいたします。

お急ぎの方はお電話で

03-6427-5422

サポートデスク直通(平日10:00〜18:00)

必須お名前
必須メールアドレス
必須電話番号
必須会社名
任意依頼内容・希望
利用規約及び、個人情報保護方針にご同意のうえ、送信ください。

申し込み完了後、サポートデスクから
お電話またはメールにてご連絡させていただきます。

本サイトは、reCAPTCHAとGoogleにより保護されています。(プライバシーポリシー利用規約)

EDITOR PROFILE

アイマツソフト株式会社

松井圭

当社はWebアプリ開発に特化したソフトウェア開発企業です。フロント開発、およびサーバサイド開発の両者の技術を持つエンジニアがお客様の専属エンジニアとして企業の新規事業立ち上げ、サービス開発に貢献いたします。

【代表者経歴】
大学卒業後、京セラ株式会社に就職。Android Open Source Project(AOSP)の拡張、及びメンテナンスを行う。 AOSPをベースにIoT機器やスマホデバイスにおけるSensor, Battery, LEDのソフトウェア制御を担当。 京セラを退職後、アクセンチュア株式会社に転職。Androidをベースとした教育アプリケーションの開発を担当。要件定義から保守・運用までを管理。2018年にフリーランスエンジニアとして独立。同年5月にアイマツソフト株式会社を立ち上げる。

アイマツソフト株式会社

東京都
WEBサービス開発 ソフトウェア・業務システム開発 スマホアプリ開発

アイマツソフト株式会社でできること

  • WEBサービス開発

    フロント開発〜サーバーサイド開発〜インフラ構築〜モバイルアプリケーションの開発からストア公開まで一括対応!

  • ソフトウェア・業務システム開発

    ソフトウェア・業務システム開発

  • スマホアプリ開発

    特徴 iOS, Android, Webのクロスプラットフォーム開発で低コスト・短期での開発を実現

会社選び・業者探しに迷った方はこちら
ご要望にあった会社を無料でご紹介いたします!
専門のサポートデスクがヒアリングを行い、
要件にあった最適な企業・業者をご紹介いたします。
ご要望にあった会社を無料でご紹介いたします