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フルスタックエンジニアの力で効率よくシステム開発を!
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2017/11/28
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- 株式会社アクシス・クリエイト
システム開発に関わるエンジニアは、システムエンジニアをはじめ、サーバエンジニア、データベースエンジニア、
ネットワークエンジニア、セキュリティエンジニアなど、いくつかの専門職に分かれています。
そして、これらすべての分野を、ひとりで受け持つことができるエンジニアのことを、「フルスタックエンジニア(マルチエンジニア)」と呼びます。
あらゆる場面でフルスタックエンジニアが専門職よりも上ということではありませんが、フルスタックエンジニアの力が発揮される案件、
さらに言えば、フルスタックエンジニア抜きでは成し得ない案件は数多くあります。
弊社は、自社で育てたフルスタックエンジニアの力を十分に活用して、数多くの業務にあたってきました。
ここではひとつの事例を通して、「フルスタックエンジニアの力」を皆さんに理解していただきたいと思います。
――書籍管理をシステム化して無駄を省く――
ご依頼は、都内にある非常に専門性の高い書店からいただきました。社員とアルバイトを含めても4、5人の、小さな書店です。
ほとんどの大型書店は在庫管理システムを備えていますが、小さな書店では売り上げデータや在庫確認、棚卸しなど、すべてアナログで行うのが一般的です。
この作業をシステム化できないかというのが、クライアントの最初のご要望でした。
クライアントがシステムに詳しくなかったので、弊社はまず、現状の問題を一つひとつ洗い出し、優先順位を決めるところからはじめました。
多くの場合、こうした要件定義に関わる仕事は、営業担当が行うものですが、弊社ではこの段階から1、2名のフルスタックエンジニアが担当します。
弊社には書店でのシステム開発の実績が多いわけではありませんが、どんな業種の企業でも、抱えている問題には似通ったものがあります。
簡単に言えば「今、行っている作業方法が最適かどうかわからない」ということです。
クライアントの業務フローをワンステップずつ分解していくと、「ここに無駄がある」ということがわかります。
システムで管理したほうがいい場合もあれば、逆に、手動でやったほうがいいこともあります。それらを整理することで、業務効率化の提案ができるわけです。
アプローチの仕方としては、とにかく売上を増やすのとは逆に、バック側(業務側)の工数をどうやって減らしていくか。
できるだけコストをかけずに最大の成果を上げられるように考えます。
実際に行ったのは、取次(書店流通)データにアクセスして発注などができるようにすること。バーコード読み込みで在庫管理ができるようにすることです。
また、通販サイトもオープンソースソフトウエアの「EC-Cube」を使って作り直すことにしました。
ちなみにですが、「EC-Cube」はシステム構築にかかる時間と費用が抑えられ、クライアントの要望に応じてカスタマイズが可能です。
この事例で弊社が心がけたのは、パソコンの扱いに慣れていないアルバイトなどでも管理できるようにすること。
マニュアルがなくても、画面を見て、順番通りに作業すれば済むようにUIを設計しました。
クライアントからは、誰でも使えるシステムであること、また、棚卸し作業が50%短縮できたとの高評価をいただきました。
――要件定義から対応できるフルスタックエンジニア――
多くの場合、要件定義に関わる仕事は営業担当が行い、システム開発は各専門エンジニアが担当という具合に業務を分担しますが、
弊社では要件定義の段階からフルスタックエンジニアが担当します。
業務全体が見えているフルスタックエンジニアが対応することで、サーバ構築まわりやネットワーク設計、運用といったところまで、
トータルコストを把握しながら総合的に提案できるからです。また、すべてを理解しているということで、クライアントに信頼感、安心感をもっていただけます。
工数が減らせる=予算や時間が抑えられるという点も、大きなメリットです。
フルスタックエンジニアがいない場合は、提案ひとつとっても各分野から積み上げていかなければならず、その分、工数が増えてしまいます。
フルスタックエンジニアが対応することで、それらのロスがなくなり、20~30%の工数削減が可能になるのです。
弊社では、ごく小規模な案件も請け負っていますクライアントにメリットが生まれるのであれば、予算に応じて対応することが可能です。
「なんとなく」のレベルでも、システム導入をお考えの方は、お気軽にご相談ください。
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EDITOR PROFILE
株式会社アクシス・クリエイト
宮部 謙太郎
株式会社アクシス・クリエイト
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ECサイト制作