本件はクライアントからタクシー業界の業務を教えて頂きながら、一緒に要件定義、デザインもやっていました。

背景・問題点
勤怠管理の現状
● 勤怠管理は今までエクセルと手書き
● 出勤簿と勤務編成表はVBAで出力
問題点
● 効率が悪い:手動の作業が多いため
● オペレーショナルリスク:入力など誤りがあった場合
● 他人に共有しにくい
● 統計データを取りにくい
● 他の管理業務を連携しにくい

我々の提案

ウェブ上の勤怠管理アプリを開発
● アプリはクラウド上にあるため、誰にも共有可能
● 勤怠データは全てデータベースにあるため、大量のデータ分析が可能
● 他の業務システムとの連携が簡単(全部クラウド上のアプリのため)
● 出来るだけ、手動の入力を削減するため、データの精度を向上

MVPバージョンの主要機能

MVPとは実用最小限の製品、最初は企画・開発が簡単で開発時間が短縮可能というメ
リット
主要機能:
● 車両の入力・編集・削除( MVPバージョンでは車両管理システムと連携しない)
● 法人アカウントの管理。法人アカウントに関連する個人社員アカウント登録可能( Saas化のため)
● 法人ごと管理者UIを用意し、法人ごと勤務体系の入力・設定が可能
● 上記の法人ごと管理者がシステム上で勤務表入力
● 勤務編成表と出勤簿を自動算出し、 Excel,PDFとして保存と印刷機能

今後の展開
バージョン1.1
● 各種システム上での承認機能:勤務体制と勤務表を作成するサインが上昇の何名かの承認をもらわないと設定が完了しな
い
● 運転手が出勤するときのバーコード(又は、QRコード)のスキャンで実際の出社・休憩・退社時間
● 勤務表と勤務体系をCSVファイルからインポートする機能
バージョン1.2
● 勤務表を自動調整機能:運転手は出勤不可能の日常を入力した、システム上で勤務表を自動生成し、承認責任者に自動的
に承認を貰う機能。承認依頼を貰った担当者は勤務表の調整も可能
● スマホアプリを開発し、運転手は自分のスマホかタクシーの中にあるタッチパネルで出勤簿の確認が可能