webシステムのメリット・デメリット
- [更新日]2020/11/18
- [公開日]2014/03/13
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webシステムのメリット・デメリット
webシステムとは、情報システムのカテゴリーの中の分類のひとつで、ネットワーク上のサーバーやブラウザなどを利用して構築されているシステムのことを指します。簡単に言えば、webブラウザを使って利用できるように開発されたシステムだと言い換えることができます。Webブラウザをつかっているので、利用者のコンピュータにはブラウザだけがあればよく、ブラウザさえ動く環境が整っていればOSはWindowsでなくともMacやLinuxでも利用できるため、マシン環境に依存しないということも特徴にあげられます。一見難しい単語のように思えますが、インターネットを利用する人なら一度は使ったことはあるのではないでしょうか。 基本的にwebシステムにおいては、webサーバーにてデータの保存、処理を行います。利用者はwebブラウザを通してサーバーにアクセスすることによって、必要なデータの操作を行う事になるわけです。そのため、従来のデータ管理システムではデータやプログラムが自社のパソコンやサーバーにあるので、データやプログラムを占有している状態になりますが、webシステムではデータやプログラムを多くの利用者が共有することができます。また、ブラウザさえあればインストールや初期設定もが必要ないのでwebシステムとは何かという知識がないような利用者でも手軽に利用できるというメリットがあります。 たとえば、ノートパソコンなどでデータ処理を行う場合には、パソコンのスペックが低いためにアプリケーションを一度にたくさん使えないという制限があるケースも少なくありませんが、アプリケーションをインストールする必要がないwebシステムならばパソコンに負荷をかけずに処理を行うことが可能になるのです。 優秀なwebシステムとはデータ処理のために十分なサーバーを備えた簡潔なプログラムで構成されたシステムと言えるでしょう。webシステムの大きな魅力は、サクサクと快適にデータ処理を行えることにあると言うことです。ほかにもバージョンアップする際はサーバー側のみを更新するだけで済んだり、プログラムの修正があったときにWebサーバーだけに入れ替えればよいので保守も楽だったり、クライアントのパソコンが壊れてしまった時にもアプリケーションなインストールする必要がないのでソフトの入れ直しが最小限で済むといった魅力もあります。 たくさんの魅力にあふれ、メリットの多いwebシステムですが、当然デメリットもあります。 Webシステムのデメリットを述べる前に、まず、C/Sシステムについて説明します。C/Sシステムとは、クライアント/サーバーシステムの略称でコンピュータ間のデータなどのやり取りにおいて何らかのソフトを用意して行うことであり、従来によく見受けられました。このC/Sシステムと比べると、webシステムはUI(ユーザーインターフェース)がHTMLコンポーネントに制限されるため、コンピュータ画面の見た目や操作感のことを示すルック&フィールがマウスによるドラッグやドロップが困難であったり、右クリックのメニュー機能がつかえなかったりと貧弱であることがwebシステムのデメリットとしてあげられます。他の大量の入力処理を行うWindowsのビジネスアプリケーションにおいてはEnterキーを押すことで項目移動を行えるなど入力生産性を高めることが可能ですが、webシステムでは入力画面がwebブラウザなので細かい操作が行えません。 このように、メリットに比べるとわずかではありますが、webシステムにもデメリットはあります。 Webシステムのメリット・デメリットをしっかりと把握した上で、一番適した状況や環境で利用することでシステムの本質を活かすことができ、新たな可能性の創出につながるのではないでしょうか。
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