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【ミスできない】WEBサービス開発の外注先選びのチェックポイントまとめ

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【ミスできない】WEBサービス開発の外注先選びのチェックポイントまとめ

WEBサービス開発の外注選びは、決して簡単なことではありませんし、初めての取引になるかもしれない会社を、短期間で決めなければいけません。それは、まだ見えないシステムを、過去の実績やコミュニケーション、提案書などから、実現できるのかどうかを見極めなければいけないからです。

そこに無形商材にコストをかける難しさがあるのかもしれません。
WEBサービス開発会社の選定をスムーズに行えるのか否かは、事前にチェックすべき項目を知っているか知っていないかで大きく変わってくるものです。
ここでは、外注先選びで発注者が気をつけるポイントについて説明します。

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目次

1.【事前確認】 WEBサービス開発の依頼をする前に確認すること

WEBサービス開発を外注する前に、まず確認しておくべきことがあります。丸腰の状態で外注候補先へ連絡をするのは避けるべきです。無駄な時間とコストが発生する原因となってしまいますので、WEBサービス開発をしようと考えた時には、まず下記の内容を確認しましょう。

✔︎自社の競合を知る

競合を知り対策を立てることは、サービスサイトおよび事業を拡大させていく上で極めて重要です。検索エンジン等を用いて競合チェックを行います。自社で対策している、もしくは対策したいキーワードから競合を抽出することもできます。ベンチマークを行う競合がわかったら、集客数や特徴の把握をします。そして、競合の良いところと悪いところをまとめておきます。

✔︎WEBサービス開発の目的、方向性を決める

WEBサービス開発の背景、目的を定めます。目的を定めることで、どのような方向性で開発をすれば良いのかも見えてきます。また、目的に合わせてデザイン事例を探し、イメージを渡せるようにしておくと、デザイン制作などもスムーズに進めることができます。

✔︎予算の確認

今回のWEBサービス開発において、目的に応じてどの部分に一番コストをかけて実現したいかというのがわかっていると、必然的に予算の割り振り方も見えてきます。もし、予算が確定していない場合でも、優先度つけてまとめておくと、切り捨てなければいけない部分など出てきた時にもすぐに判断ができるので、開発進捗への影響も最小限で済ませることができます。

WEBサービス開発などのプロジェクトを進める際には、「判断」が必要な場面が多く出てきます。最低限上記項目を明確にしておくことで、判断が求められる際にできる限り検討期間を短く済ませることができます。

2.【候補選定時】 外注先選びの5つのチェックポイント

上記の項目が整理されたら、いよいよ外注先の開発会社選びです。
候補出しをする際にチェックすべき5つのポイントを紹介します。

①エリアと対応内容

外注先選びで大事なことは、密なコミュニケーションをどれだけ取れるかというのがあります。最近では、通信環境が優れているのでリモートでもストレスなくやりとりができるようになっていますが、それでもやはり何かあった時は直接会って会話をすることで、早く解決されます。逆に、緊急時に連絡が取りづらい、コミュニケーションが図れないとなると、それはストレスになります。こういったことから、開発会社の対応エリアや地域なども確認しておく必要があります。営業時間はもちろんのこと、打ち合わせ頻度、対応頻度なども会社比較すると、自社に合う開発会社を選びやすくなります。

②会社規模・強み・ポリシー

開発会社を選ぶ際に、会社が大きいからとか、有名だからというような理由だけで選ぶのは止めましょう。規模という意味で見るならば、会社経営として自己資本比率が良いというところを見るようにしてください。また、今回依頼しようとしているWEBサービス開発の中で、力を入れている部分に関して、強みとして出している部分が合致する開発会社を選ぶ方が良いです。例えば、実現したい部分で技術的に解決しなければいけないものを開発会社が持っている、もしくは実現したいデザインがあり、開発会社でその近いデザイン実績があるなどです。総合的判断で決定した方が良いでしょう。

③実績と事例

開発会社のこれまでの実績等を見て比較する際、その実績がいつのものなのかというのを見るのは大切です。そして、その実績は会社実績として出していても、実際に携わった人材がその会社に居なければ、実績としては期待できるものではないかもしれません。もちろん、依頼したい開発内容に近い実績やノウハウを持っている開発会社の方が安心感はありますので、単にポートフォリオとして見るだけではなく、本当に実現できるのかという視点でしっかりと見極めることが重要です。

④価格・見積もり

各社より提案される見積書ですが、見積もりだけでもチェックポイントとしてはいくつかあげられます。

・総額のみの記載になっていないか

もし、総額のみの見積書が出てきている場合は、避けたほうが良いでしょう。見積もり算出で、あまり精査されていない可能性があります。少なくとも工程ごとに見積もり明細が算出されているかは重要です。また、その工程がどのような作業が入っているのかも記載されている方が見積もりの根拠が分かりやすいです。

・安すぎる会社はないか

ただ、安いだけの見積書がないかを確認して、そういった会社は避けた方が良いです。このケースは、採算度外視で、受注したいというだけで見積額を下げている可能性があります。これは、開発が始まると、やりたいことが実現できない、いわゆる安かろう悪かろうになる可能性が大きいです。

・不明瞭な項目がないか

見積もり項目の中に、よくわからない項目が含まれていないかどうか確認しましょう。開発会社へ確認をして妥当性があれば良いですが、よくわからない場合は避けた方が無難です。

・支払いサイクルの確認

開発費は金額が大きくなります。支払いサイクルの確認は必要です。金額が大きくなると、着手金として半額を事前に支払うというような条件も記載されていたりしますので予め確認しておきましょう。

⑤進行の仕方

プロジェクトの進め方は、会社によってさほど差はないと思いますが、念のためプロジェクト進行について確認をしておくと安心です。例えば、打ち合わせ頻度、確認事項の手法、エビデンスの残し方など、細かいかもしれませんが、あとから揉め事にならないとは限りませんので、確認できることは事前にやっておきましょう。

3.【忘れてはいけない】納品後のサポート

WEBサービス開発は、サービスをリリースしてからが本番です。開発会社によっては、保守・運用サポートが苦手な会社も少なくありません。自社だけで運用・保守の体制が持てない場合は、依頼先に運用・保守の体制があるかどうかも含めて、納品後のサポートに関してしっかりチェックした方が良いでしょう。連絡をしても繋がらない、不具合の対応をすぐにしてもらえず何日も放置されてしまったなどが発生しては、機会損失を起こしてしまいます。リリース後は特に、システムエラーや不具合が起きやすいですので、WEBサービスの稼働状況によっては24時間サポートをしてもらえないと、事業が止まってしまう可能性も否めません。
どれくらいのサポートを得られるのか、また瑕疵担保期間はどれくらいなのかも契約書と合わせて確認が必要です。

4. まとめ

ここまで、WEBサービス開発の外注先選びの際に、発注者が準備しておくこと、注意しておくべきことなどを説明してきました。外注先へ依頼する前に準備しておくことは、自社のサービスを中心に競合環境含めて開発する目的、そして予算やスケジュールなど、書面化してまとめておくことが大切です。

そして、外注先を決めるための比較では、見積書の費用比較の他、会社情報や過去の実績、コミュニケーション、納品後のサポートに至るまで、総合的に判断して自社の開発を依頼しても大丈夫だろうと納得できる外注先を選定する流れになります。

よく見積もりを主軸において発注先を判断する発注者も見かけますが、重要なのは何を実現させたいかです。特にこのような開発依頼が初めての場合は気をつける必要があります。

会社比較する際に、上で記載しているチェック項目をもとに比較会社一覧を作成することをオススメします。会社比較が可視化されることで、色々と見えるものです。外注探しをすると同時に、自社の開発要件もしっかり固まるのであれば、システムのイメージが具体化され、外注することに関する不安も解消されるでしょう。

ただし、上記のように条件を定めた上で、当てはまる会社を自力で探すのは更に労力がかかることです。選定ポイントを定めることができているなら、その条件に当てはまる企業をマッチングサービスなどで探してもらうというのは自分の労力を削減する視点でも重要です。リカイゼンでは、サポートデスクが希望条件をお伺いし、マッチする会社のみを選定して無料紹介致します。手数料やサービス利用料はかかりませんので安心です。

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この記事の監修
リカイゼン サポートデスク 
吉田・新町
BtoBマッチングサービスであるリカイゼンにおいて、発注企業からのご相談のヒアリング、企業選定のフォローなどを行う部門の担当です。出展企業であるシステム開発やWEB制作、クリエイティブ制作会社ともコミュニケーションを取りながら、年間数百件の受発注のサポートを行っています。

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