Go言語(Golang)とは?メリットやできることを初心者向け解説
- [更新日]2021/12/27
- [公開日]2021/12/27
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目次
Go言語(Golang)とは?メリットやできることを初心者向け解説
Go言語は、Googleが開発したオープンソースのプログラミング言語です。まだ新しく歴史が浅い言語ですが、シンプルで習得しやすい、処理速度が速いなどの特徴があります。
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Go言語(Golang)とは、どのような言語なのか、また、歴史や由来を解説します。
Googleによって開発されたGo言語は、オープンソースのプログラミング言語です。オープンソースとはソースコードが無償で公開されていることで、誰でも利用することが可能です。
Go言語は、2009年にGoogleによって開発された、比較的新しい言語です。当時、複雑化したコードによりプログラミング作業の生産性の低下が問題になっていたため、簡単で効率よくプログラミングをおこなうために、Go言語は生まれました。
Go言語には、さまざまなメリットがあります。Go言語のメリットについて、ご説明します。
Go言語は、日本ではそこまでメジャーではないかもしれませんが、世界で需要が高い言語です。2021年のPYPL(https://pypl.github.io/PYPL.html)によると、世界中にあるプログラミング言語の検索頻度の中で、Go言語は検索数が増えていることがわかります。
Go言語が生まれた理由のひとつに、複雑になりすぎたコードをシンプルにすることがあります。そのため、Go言語は非常にシンプルです。
Go言語は構造がシンプルで書きやすいことから、プログラミング作業が効率よくすすみやすいというメリットもあります。複雑なコードだとバグが混入しやすく、確認作業も困難ですが、シンプルなGo言語なら、品質のいいコードを作成しやすいでしょう。
Go言語で書かれたプログラムは、実行時の処理速度が速いことでも知られています。コンパイラ方式なので、一度プログラムを機械語にすべて変換してしまってから実行します。
Go言語は厳密な記述ルールが定められているため、記述内容の揺れが生じにくく、バグが混入しにくいです。
Go言語は、そのシンプルな構造から、並行処理が得意な言語です。そのため、並行処理がいくつも走る、複雑なシステム構築にも対応可能です。さらに処理速度が速いので、処理が止まったり滞ったりしにくいというのも、複雑なシステム向けといえます。
Go言語の大きなメリットとして、並行処理や並列処理が可能ということがあげられます。複数のCPUが搭載されたコンピューターなら、複数のCPUを同時に稼働させることで、より高度で複雑な処理を高速でおこなうことが可能です。
Go言語には標準パッケージが充実しているため、豊富なライブラリを利用可能です。サードパーティのライブラリに頼ることなく、豊富なライブラリを利用してプログラミング効率を向上させられます。また、エディタやツールを拡張できるプラグインも公開されているので、便利な開発環境をすぐに構築できます。
Go言語では、ドローン開発など、さまざまなことができます。Go言語ででできることについてご説明します。
Go言語はGoogleサービスと親和性が高く、MacやWindowsなどの多くのOSに対応が可能なので、WebサーバーやWebサービスの構築に適しています。ショッピングサイトやWebメディアなどの開発に用いられることが多いです。
Go言語Webアプリケーション開発に適しており、とくにスマホアプリの開発に向いています。スマホアプリ開発用ツールが用意されているので、スマホアプリ開発がしやすいというメリットがあるためです。
CLI(コマンドラインインターフェース)とは、コマンドだけのやり取りで機能を実現するインターフェースで、CLI開発にも適しています。Go言語にはクロスコンパイル機能が搭載されており、OSやプラットフォームなどによる制約がないためです。
APIとは、ソフトウェアの機能を外部と共有できるインターフェースで、Go言語はAPI開発にも適しています。Go言語は環境に依存せず、コードがシンプルという特徴があるためです。
「Gobot」という組み込み開発に適したロボティクス・IoTフレームワークが、Go言語で公開されています。このフレームワークを利用すれば、IoTの分野やドローン開発も可能です。
Go言語を導入する際に確認しておきたい、注意点についてご説明します。
海外で開発された言語であり、また、日本ではそこまでメジャーではないため、日本語の情報量が少ないという注意点があります。英語で文献やコーディング例を確認する必要があるでしょう。
コードの継承がサポートされていないので、新たなクラスを作るためには、いちから構造を作らなければならないという注意点があります。
Genericsとは、<>で範囲指定することで、特定のデータ型に依存しない処理を実装できます。Go言語にはこのGenericsが実装されていないので、その都度型の定義が必要です。
例外処理とは、エラー時に処理を停止したりメッセージをだしたりすることです。Go言語には、例外処理の機能がありません。そのため、エラー発生時に、エラー内容の解析に時間がかかります。
3項演算子とは、3つの項を計算して結果を得られる演算子のことです。Go言語には、3項演算子がありません。ただし、3項演算子がなくても他で代用できるため、そこまで大きな問題ではありません。
Go言語を導入する手順についてご説明します。
この記事では、Go言語とはどのような言語か、メリットは何か、どのような場面で活かされているのかなどについて、詳しく解説してきました。
ここでは、Go言語とはどのような言語か、メリットは何か、どのような場面で活かされているのかなどについて、詳しく解説します。
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1. Go言語(Golang)とは?
Googleによって開発されたプログラミング言語
シンプルで効率よく開発できる、処理速度が速いなどの優れた特徴があります。日本ではあまりメジャーではないものの、世界では人気が高い言語です。
Go言語の歴史・由来
開発にはC言語やUNIXの開発者が関わり、処理速度が速いというC言語のメリットを受け継ぎながら、シンプルさも兼ね備えました。
開発当時は人気がでませんでしたが、スマホが普及しAndroidアプリの開発が可能になったころから、急激に多くの企業が利用するようになりました。
今では、日本にも広く普及し、メルカリ、ピクシブ、クックパッド、ぐるなびなどを運営する有名企業が導入しています。導入しやすくシンプルで効率よくプログラミングでき、しかも、処理速度が速く信頼性も高いことから、今後も幅広く普及していくことが予想されます。
2. Go言語のメリット
世界中で需要が高い言語
シンプルで初心者でもわかりやすい
構造がシンプルで厳格な記述ルールが決められており、誰が書いてもわかりやすいコードになるため、書き方に戸惑うことが少ないでしょう。経験が浅いプログラマー向けの言語ともいえます。
効率よく作業ができる
処理速度が速い
そのため、コンパイルしながら実行するインタプリタ方式の言語に比べ、実行時の処理速度が速いというメリットがあります。さらに、記述がシンプルな分内部処理も簡略化されており、並行処理も得意です。
安全性が高い
また、並行処理も得意で処理速度も速いので、Go言語で書かれたプログラムは、安定した稼働が可能です。そのため、安全性が高く、信頼性の高いシステムを構築できます。
複雑なシステム構築にも対応できる
並行処理・並列処理が容易にできる
しかし、ソフトウェア側がそのような複雑な処理に対応していなければ、ハードの高性能さを活かせません。その点、Go言語は並行処理や並列処理が得意なので、複雑なシステムも実装可能です。
ライブラリが充実している
3. Go言語でできること
Webサーバー構築
Webアプリケーション開発
CLI開発
API開発
ドローン開発
4. Go言語を導入するうえでの注意点
日本語の情報量が少ない
コードの継承がサポートされていない
Genericsがない
例外処理の機能がない
3項演算子がない
5. Go言語の導入手順
6. まとめ
Go言語は、シンプルで初心者が導入しやすい言語です。しかも処理速度が速く、信頼性が高いので、幅広い分野の開発に利用できます。海外では人気が高い言語で、将来性が見込めるため、おすすめの言語といえます。
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