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【CMSサイト構築】費用相場とメリット・デメリット

目次

【CMSサイト構築】費用相場とメリット・デメリット

ホームページの編集を行えるCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)と呼ばれるホームページ更新用管理ツールがあります。
CMSが出てきたことで、HTMLが分からない人でも簡単に情報更新ができるようになり、企業を始め、個人レベルでもホームページを持つ人が増えました。

特にホームページの更新性を求める人にとって、CMSの機能は非常に便利です。ニュース更新を始めブログ的なコンテンツ更新、商品ページの更新など、日々更新を必要とする場合には、CMSを機能として持たせることで、サイトの活性化につながり、ストレスなく誰でも更新ができるようになります。

ここでは、CMSサイト構築のノウハウと費用相場、見積り依頼の仕方についてまとめていきます。

CMSなどのサイト構築の相談が可能な会社一覧を見たい方は「見積依頼が可能なホームページ・WEBサイト制作の会社一覧」をご覧ください。

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1.CMSサイト構築の費用相場について

CMSサイトを構築する費用は、導入するCMSの種類によって相場が異なります。
CMSの種類は大まかに2つにわかれます。

  • オープンソース型CMS
  • 独自CMS

オープンソース型とは、プログラムのソースコードが公開されているCMSです。有名所ではWordPressやDrupalなどがあり、その多くは無償で利用できます。

一方で、独自CMSは制作会社が独自に開発するCMSです。基本的には有償になりますが、自由度が高く、イメージにあったサイトが作れます。

では、オープンソース型CMSと独自CMSのそれぞれでサイトを構築する場合、費用目安はどのくらいになるでしょうか?順に解説します。

Wordpressを利用する

さまざまなオープンソース型CMSがありますが、代表的なものはWordPressでしょう。
2021年現在、CMSの世界シェアNo.1はWordPressです。法人でも基本無料で導入でき、プラグインやテンプレートが豊富なため、個人ブログから企業サイトまで幅広く利用されています。

WordPress利用時の費用項目

WordPressを利用してサイトを構築する場合、プログラムの利用は無料ですがサーバー費用とドメイン費用が必要です。
そのほか、外注でサイト制作を依頼すると下記の費用がかかります。

  • インストールやアカウント設定などの導入設定費
  • オリジナルデザイン制作費(既存テンプレートを利用しない場合)
  • プラグイン設定費

もちろん社内リソースでこれらの作業を内製化もできますが、WEB制作に詳しい人材がいないなら経験豊かな制作会社に任せてしまうほうが確実でしょう。

費用目安は、初期設定やプラグイン設定費用で3〜5万円ほど、オリジナルデザイン費用で2〜10万円ほどになります。
またプラグイン設定費用は導入したいプラグインの種類にもよりますが、1プラグインの導入と設定で0.5万円〜ほどです。
サーバーとドメイン費用を別として、WordPressで最低限のサイトを構築するなら10〜15万円ほど。オリジナルデザインを使いたい場合は15〜30万円ほどはかかると考えておくとよいでしょう。

WordPressでの構築時以外の注意点

サイトの構築以外にも、セキュリティやバージョンアップへの対応などサイト運営にはランニングコストがかかります。
WordPressはオープンソースゆえに悪意あるハッカーの標的になりやすく、きちんとしたセキュリティ対策が必須。また使用しているプラグインやWordPressそのもののバージョンアップも頻繁にあるため、メンテナンス費用も必要です。
サーバー代とは別に、保守管理費用として毎月0.5〜2万円ほどかかるとみておきましょう。

WordPress利用はこんな場合にオススメ

WordPressは基本無料利用でき、テンプレートやプラグインも豊富なため、比較的低コストでサイト構築ができます。

  • なるべく予算をかけずにWEBサイトを構築したい
  • 凝ったサイトデザインや複雑な機能は不要

上記のような場合はWordPressを利用してのサイト構築をおすすめします。

WordPressでのサイト制作に興味を持たれた方は、「【WordPress(ワードプレス)構築】費用相場、外注先選定のポイント」にてWordPressについてより詳しく説明しているので、あわせてご確認ください。

独自CMSを構築する

WEB制作会社が発注者ごとにカスタマイズして提供するのが独自CMSです。WordPressを利用するよりもコストが高めになりますが、サイトのレイアウトイメージに忠実で、より機能的なCMSサイトの構築が可能です。

独自CMSには2タイプあります。

● パッケージ型
制作会社が開発・パッケージ化して販売しているCMS
● フルスクラッチ型
要望に合わせて開発してもらう完全オリジナルのCMS

CMS構築方法で比較すると、WordPress利用>パッケージ型>フルスクラッチ型の順に「やれること」の自由度が上がり、費用も高額になります。

独自CMSの費用相場

パッケージ型で独自CMSを構築する場合、初期費用は50〜100万円程度が相場です。
これにサーバー代やドメイン代が別途かかります。メンテナンス費用はCMSのライセンス費用に含まれているケースが多いでしょう。基本的に、搭載したい機能が多いほど、作りたいページ数が多いほど高コストになると考えてください。

ただし、制作会社によって費用には幅があります。
また「何にいくらかかるか」「サポートやメンテナンスの内容と期間」も制作会社で異なるため、見積もりの内訳をよく精査した上で依頼先を選びましょう。

独自CMS構築はこんな場合にオススメ

独自CMSでのサイト構築は費用がかかりますが、その分だけイメージに合致した魅力的なサイト構築が可能です。

  • 自社のオウンドメディアを作りたい
  • 実績紹介を多く展開したい
  • ポータルサイトの事業を始めたい

特に集客を目的としたサイトを作りたい場合は独自CMSをおすすめします。

CMSサイト構築の費用例

WordPressを利用したCMSサイト構築は10〜30万円ほど、独自CMSのサイト構築は50〜100万円程度が相場です。
しかし、これはあくまで最低限のサイトを作る場合。
もう少し具体的に、例えば、小規模の企業サイトをCMSサイトとして構築した場合の費用相場を紹介します。

● サイト概要
–固有デザインで固定20ページ程度
–更新系ページとしてニュース、ブログ
–写真撮影あり
● 費用
–初期100〜200万円
–ランニングコスト0.5〜2万円

初期費用は、おおよそ100〜200万円ほどが相場になります。会社概要や店舗紹介ページなどの固定ページが多いほど、サイト規模が大きくなり、費用も高くなる傾向があります。
また更新系ページは、サイト構築後に自社で定期的に更新していく部分です。こちらも数によって金額が加算されます。

リカイゼンに登録のあるプロのWEB制作会社がサンプルで出しているCMSを含むWEBサイト構築費用例は下記の通りです。

ウェブサイト制作・運用 300,000円~
合同会社クオーターソサエティの費用例より引用

【概算】Webサイト制作(〜10ページ程度)600,000円~
合同会社クオーターソサエティの費用例より引用

戦略的なWEBサイト制作(5ページ以上、CMS構築含む) 1,000,000円~
株式会社エイトフリップの費用例より引用

とはいえ費用相場はあくまでも参考です。まずは実現したい内容で見積り依頼し、どれくらいの費用がかかるのかを取得することをおすすめします。

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リカイゼンでは完全無料にて複数社から見積もりを集め、相場感を知ることが可能です。
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3.CMSの特徴

CMSの機能

「初期費用がかかるなら、CMSサイトを構築しなくてもよいのでは?」と思う人もいるかもしれません。もちろんCMSを使わずともWEBサイトは作れます。

しかし、非エンジニアの人も含めた複数人でサイトを更新していくなら、CMSの利用が現実的といえます。その理由として、CMSではなくWEBサイトを更新・新規ページ追加しようとする場合、通常のWEB制作に必要なスキルが求められます。

WEBサイトを構成している言語は、HTML・CSSです。HTML・CSSで作成されたページをWEBサイトとして閲覧するには、インターネット上にある公開サーバーへアップロードする必要があります。そうしてはじめて、ユーザーリクエストに従ってページ表示できるようになります。

ただし、表示されるのは、単一のHTMLページでしかないため、関連するすべてのページを変更する必要が生じます。

CMSを使わずにサイトを運営・更新しようとすると、HTMLやCSS、PHPなどのプログラミングができる人材が必要になります。対して、CMSはWEBサイト全体を管理し、コンテンツの追加や修正を容易にするシステムのため、特別な知識がない人でもサイト運営が可能なのです。


CMS活用のメリット

CMSの活用のメリットとして、大きく以下4つをご紹介します。

CMSのメリット
● HTMLの知識がなくてもサイト更新が可能
CMSを活用することで、HTMLの知識を持たない方でもスピーディにWEBページを更新することができます。カテゴリごとに担当を分けて分業体制を確立しやすくなるので、タイムリーな情報発信を必要とするサイトには特にメリットがあります。
● サイトの統一感を表現できる
WEBサイト全体に統一感を持たせられる、見た目のイメージを統一しやすく崩れにくいという点が挙げられます。あらかじめ更新できる枠や範囲を決めてCMSサイトとして構築を行うので、形が崩れるような更新をさせないように制御ができるからです。
● サイト管理がしやすい
CMSサイトはとてもシステマチックに動いているので、突然のリンク切れなどが発生しません。一元管理できることで、リンクのないURLを勝手に追加すると言う行為を防げます。
● SEO対策にも効果的
そして、CMSサイトはSEOに強いサイトを構築できる点もメリットです。検索エンジンは、WEBサイトの構造がガイドラインとして公表されているので、多くのCMSサイトがこの構造に準拠したものになっています。
構築当初よりSEO対策を意識したサイト構成にしておくことで、複雑なSEO対策を講じなくても、検索上位に表示される可能性が高まります。

CMSのデメリット

便利に思えるCMSサイトですが、デメリットは0ではありません。CMSサイトについて気をつけたほうがよいポイントを下記に紹介します。

● 初期費用がかかる
単純な静的なWEBページを構築するよりも初期費用がかかります。データベースの準備や、更新用の管理システムをバックオフィス用として構築する必要があるからです。
● バックアップの運用を検討する
また、運用コストとしてもバックアップを取っておく必要があります。というのも、担当者がそれぞれのPCやスマートフォンからアクセスしてデータアップしていますので、データそのものはローカルに存在しています。それらをアップされた時点でバックアップを取っておくことが必要です。

4.CMS構築の外注ポイント

外注する前の準備項目

CMS構築の外注先を探すポイントは、複数社から見積もりを取ることです。
見積り依頼をする際は、以下の項目をまとめた資料を用意しておくと、制作会社側とのやり取りが行いやすいでしょう。

  • CMSサイト構築の目的
  • コンテンツ概要
  • 想定するページ数
  • 参考にしているサイト
  • 更新したい内容 など

RFP(提案依頼書)に近い、上記のような項目を書面として作成して制作会社に渡すことで、打ち合わせするたびに説明する手間を省けますし、依頼内容が打合せごとに異なるという自体を防ぐことができます。また、書面化することで皆チーム内で情報が共有しやすくなりますできます。

開発会社の選び方

外注先選びで確認しておきたいこと

複数社から見積り取得ができたら、比較を行います。見積の依頼時には、一式というような見積りではなく、項目ごとに費用を出してもらうことをおすすめします。
比較するときのポイントとして下記を参考にしてください。

  • 見積書を並べた時に金額のばらつきがないか
  • どこにコストがかかるのか
  • 予算オーバーしている場合はどこを削れるのか

このように、いくつかの視点を持って見積もりの金額は妥当か、もし違いがあるならどの点かを確認していきます。

また、開発会社とは必ず面談を行いましょう。見積りの内訳ロジックに違和感がある場合は、必ず確認をして把握しておく必要があります。そして、発注が決まるまでは営業マンが窓口で動くことが多いです。しかし、決まったら営業マンからディレクターもしくはプロジェクトマネージャーへバトンタッチされます。それまでとフロントに立つ人が変わることで違和感を生じることもあり得ますし、すり合わせした内容が引き継がれずストレスになる可能性があります。そこで、あらかじめどの人が担当窓口になるのかを確認して、事前に面談をしておくことが必要でしょう。

企画段階でCMSサイト構築に実績ある会社と相談しながら進めたい場合もリカイゼンにご相談下さい。専任スタッフがお電話にてご要望を伺い、実績ある会社のご案内が可能です。
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5.CMSサイト構築のまとめ

これまでCMSサイト構築に関するノウハウ、費用相場を紹介してきました。

初めて構築する場合は、わかりづらいこともあるかもしれません。初めての場合は、予算も決まっていない状況の中で、どこから手をつけて良いかわからないことも多いでしょう。

ビジネスマッチング業界で10年以上の実績があるリカイゼンでは、開発案件のマッチングも多く実績があります。予算が決まっていない相談レベルの段階でも、完全無料でサポートすることができます。相談から見積り依頼、見積り比較、発注選定まで、無料で対応しています。発注先が決定しても、マージンをいただくことはありませんのでご安心ください。
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この記事の監修
リカイゼン サポートデスク 
吉田・新町
BtoBマッチングサービスであるリカイゼンにおいて、発注企業からのご相談のヒアリング、企業選定のフォローなどを行う部門の担当です。出展企業であるシステム開発やWEB制作、クリエイティブ制作会社ともコミュニケーションを取りながら、年間数百件の受発注のサポートを行っています。

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