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アジアのシステムVol3 ミャンマーでのライセンス
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2016/03/29
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- シンタイギ株式会社
こんにちは、シンタイギ株式会社の舘野です。
東南アジアでローカルエンジニアとして仕事していた経歴があり、その時に見て聞いた情報を紹介していきます。
アジアのシステムVol3はミャンマーです!
1989年までビルマと呼ばれていた国です。
写真はヤンゴン市内の中心部です。写真を撮った場所が周辺では一番高層のさくらタワーという日系ビルで、東京の丸ビル並みの家賃がするそうです。
そもそも立場が違う
ミャンマーの企業にシステムを提案するときに、見積書を出しました。
すると、以下のように連絡がありました。
「Windowsのライセンスは要らないから、値段を安くしてくれ」
WindowsのPCを導入するのだが、ライセンスは要らないという。
ボリュームライセンスがあるのかな?と思って聞いてみるとコピーするからいらないという。いわゆる海賊版だ。
この時は、ライセンスなしで販売する訳には行かなかったので、「ライセンス込みのパッケージだから、ライセンス料は下げれない」と回答しましたが、結果、案件は受注できせんでした。
後日、ミャンマー人のエンジニアとの食事の席で、ライセンスの話になった時、彼はこう言った
「なぜアメリカが決めたルールを守る必要があるんだ?俺たちには関係ない。」
そう、彼らにはライセンスは関係ない。
基本的に罰則が無いのであれば、すべてやっていいことになるのだ。
さらに、外交的に問題のある国のルールは守る必要がないという。
ルールは後から出来る。
ミャンマーは一気に発展するが、一部の先進国に一気に荒らされてしまうのではないかと危惧しています。
例えば欧米の最新技術を輸入するときに、日本ならば国内で安全に使用できるのか?国の規格に則って作ってあるのか確認できるが、ミャンマーに最新技術に対する規格、規制があるはずもない。
電圧さえ対応していれば、安全基準を満たせていなくても販売されてしまうことになる。重大な問題が発生してから、規制されていくのだと思います。
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EDITOR PROFILE
シンタイギ株式会社
舘野 順三
Linuxシステム基盤の提案からデータベース設計、PHP、HTML、illustrator/lightroom、英語まで幅広く使いこなす開発者
【経歴】
海外留学から帰国後、IT業界に飛び込む。
運用監視システムの設計に3年従事した後、ミッションクリティカルな基幹システムのインフラリーダーとして4年間従事する。
現在はWEBシステムを中心に企画、提案、設計、構築を実施しています。正直に仕事ができるお客様とWin-Winの関係でシステムを作っていくような、良い仕事がしたいと考えております。
また、どんなプロジェクトでも最初はクライアントの業務内容をしっかりとヒアリングさせていただき、形骸化されない、成長していけるような血の通ったシステムを作ることを心がけています。
【趣味】
◆カメラ
愛機:Canon 70D, SIGMA 30mm F1.4
◆映画鑑賞
最近見た良い映画は「バードマン」
エドワートノートンの台詞がカッコよかった。ナイス日本語訳!
好きな音楽は洋楽全般、テクノ、ハウス系
Coldplay, Green Day, BEP, Blink-182, The Prodigy, Fatboy Slim, 須永辰夫, FPM,
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