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そのアイディア、意外と実現します - 広告制作の現場より③

「味を説明することの難しさ」をどう乗り越えるかおいしさを人に説明するのは、想像以上に難しいことです。いくつもの形容詞を重ねるよりも、「うまい!」の声と表情の方がよほどおいしそうに感じたりします。一目瞭然という言葉がありますが、味についても、「一口瞭然」と言えるのかもしれません。「体験消費」と表現される今の時代、パクッと一口食べてもらうための場を作るのが、最も効果的に思えます。本場のシェフを招いて、1ヶ月限定レストランを開店弊社への依頼は当初、ネーミングだけでした。ワインに合う高級缶詰、しかもターゲットは女性ということで、女性のコピーライターを起用しました。合計で数百案に上るネーミング案をご提案し、その中の1案に無事決まったのですが、その後、そのネーミングを軸にしたプロモーションをやってもらえないかという話になりました。 モノよりコトに興味があり、体験をより重視するのが、現代の消費者です。食に関する商品とそうした消費者とのタッチポイントを考えていくと、それはレストランのような「食べる」を提供する場所という答えにたどり着きます。そこで、表参道に1ヶ月限定でリアル店舗を作り、高級缶詰を使ったメニューを開発することにしました。店舗やメニューの高級感は必須ですから、本場フランスへ渡り、協力してくれるシェフを探し回ったわけですが…。初めは現地の方を頼り、いわば正規ルートで打診していったのですが、突拍子もない話だと受け取られたのか、なかなか信用してもらえなかったですね。そこで、知り合いの知り合いみたいな形で縁をたどっていって、ようやく、とある新進気鋭のシェフにお願いすることができました。後で知ったのですが、このシェフは、じつはとても有名な方だったのです。全くの偶然で有名シェフと知り合えた自分たちには、何か運があると思いました。シェフには缶詰を渡し、メニュー開発に取り組んでもらいました。おもしろくて、おいしいメニューができたと思います。シェフも忙しい身ですから、店舗が開いている1ヶ月まるまるいてもらうわけにはいきませんでしたが、それでもオープニングの1週間は付き合っていただきました。シェフ帰国後は、店舗スタッフにレシピが受け継がれ、1ヶ月間、おいしい料理を提供することができました。プロモーションの軸は、イベントとパブリシティでした。都内レストランでの試食会&レセプションパーティーを企画し、その情報をリリース配信して、流行りモノに敏感なトンガった人たち、今でいうインフルエンサーたちにまず認知してもらう手法を採りました。パーティーにはもちろん、メディア関係のみなさんも大勢招待しましたが、全体的にファッション関係の方が多かったように思います。こうしたPRイベントと、グラフィックおよびウェブのクリエイティブを弊社が統括的に手がけ、キャンペーンを無事完遂することができました。現在、この高級缶詰は、まだ販売されています。しかも、成城石井やカルディといった「おしゃれスーパー」と呼ばれる店に置いてもらえています。こういう普及の仕方を見ると、私たちが仕掛けたキャンペーンは成功だったんだと思います。 地域創生をお考えのみなさんのお手伝いができればご紹介した事例は、地方の物産を全国展開する際にも応用できるのではないかと思います。弊社には、グラフィック・ムービー・ウェブをミックスした、世界にまで発信できるシステム作りのためのノウハウがあります。たとえば、地域創生をお考えの自治体・企業のご担当者のみなさん、「こんなことがやってみたい」「こんなことはできないだろうか」といったご相談はご遠慮なくどうぞ。もしかしたら、意外と簡単に実現するかもしれませんから。

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そのアイディア、意外と実現します - 広告制作の現場より②

「取材撮影した翌日に、新聞広告として掲載」することは可能か広告や販促のアイディアには、この日、この時でないと意味がないという、リアルタイム性が命というものがあります。○○の日、○周年記念日などを思い浮かべた人もいらっしゃるでしょう。今のようにネットメディアが発達している時代ならば、そう難しい話ではありません。たとえば、ライブ終了後、その内容をその日のうちに速報で届けてくれる音楽ニュースサイトなどもあるくらいです。では、「〇〇の日の活動をその日にまとめ、翌日の新聞に広告として掲載する」ことは可能でしょうか。「当日取材撮影、翌日掲載」の話を弊社が伺った時、新聞記事としては普通の話ですが、新聞広告ならば無謀な話だと思いました。取材内容が想定よりずっと大掛かりだったからです。しかし同時に、意義のあるチャレンジだとも思いました。ただし、失敗は絶対に許されない。そのことに気づいた時、背筋を冷たいものが走りました。 全国100カ所の事業所に、100人のカメラマンを派遣ネットが企業や家庭に浸透する前は、リアルタイム性の高い広告といえば、新聞広告でした。今でも、ネットにあまりなじみのない層へ向けてメッセージする場合は、新聞広告は頼りになります。そんな新聞広告のチカラを見込んで立案されたのが、とある保険会社の啓蒙活動「○○デー」についての新聞広告30段の企画でした。この企画を実現させるためには、全国100カ所の事業所のリーダーを取材し撮影して、その日のうちに100人分の写真を全国からデータで送ってもらい、迅速にレイアウトしなければなりません。事業所間の移動距離・時間を考えると、一人で複数の取材撮影をこなすのは難しく、カメラマンは事業所の数だけ、つまり100人集める必要があります。過酷さが予想される本番の前に、周到な準備が必要だと悟りました。本番までの2週間、弊社の3人のスタッフはホテル住まいになってしまいました。100人のカメラマンと、電話やメールで綿密な打ち合わせをするためです。カメラマンのみなさんとの打ち合わせでは、撮影意図をお伝えした上で、アングルのバリエーションを事前に話し合って決めておく必要がありました。当日、迷ったり悩んだりする時間はありませんから…。毎日、起きては電話、起きては電話で、なかなか大変でした。時々おいしいものを食べに行くことで、ようやく気力を維持できた感じです。当日は、「カメラマンが一斉に取材先に向かった」「無事到着した」「撮影が始まった」「写真のデータが送られてきた」…そうやってハードルを一つ一つクリアするたびに内心ホッとしていました。レイアウトを担当する2人のデザイナーは、終わるまでは気が気じゃなかったと思いますが。夕方にはどうにか入稿できて、校正は、クライアントのご担当の方に立ち会っていただきつつ、一度だけ簡易校正を出してもらいました。今、思い返しても、緊張感に満ちた現場だったと思いますね。 翌日の朝、無事に掲載されているのを確かめた後、現場では「次は200人でやろうか」などという笑い話が出ていましたが、この事例では、弊社も貴重なノウハウを学びとることができました。弊社の特徴である、クオリティ・スケジュール・コストの徹底した管理技術によって、チャレンジングなプランの実現に貢献できたと思います。次の記事では、もう一つのチャレンジングな事例をご紹介します。これは、高級缶詰のプロモーションなのですが、協力していただくシェフを探しに、フランスまで行ったというお話です。ぜひ、ごらんください。https://businesstimeline.jp/company/saburoku/timeline_detail/2323

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そのアイディア、意外と実現します - 広告制作の現場より①

突拍子もないアイディアも、意外とカタチになっている広告や販促の会議で盛り上がって、「それ、できたらおもしろいね」というアイディアが出てくることがあります。しかし、そのアイディア、どの程度の実現性があるのでしょう。広告制作に関わっている人でもなければ、想像もつかないかもしれませんね。専門家の立場から言わせていただくと、突拍子もないように思えるアイディアも、意外とカタチになるものです。ご存知のとおり、ネットが発達して便利になった今は、あらゆる制作会社へのアクセスが簡単になっています。迷っている時間、もったいないです。お気軽にご相談いただければと思います。 各分野のエキスパートが揃ったプロジェクトチームが前身弊社にも「そんなこと、ホントにできるの?」という事例がありますので、ご紹介したいと思いますが、その前に自己紹介をさせてください。弊社は株式会社サブロクと言いまして、グラフィック、ムービー、ウェブをワンストップで手掛ける制作会社です。従来は、グラフィックならここ、ムービーならあそこ、というふうに、それぞれの案件を専門性の高い制作会社に振り分けていました。しかし今は、「全部一括でお願いできないか」というご依頼を受けることが多くなっています。新聞雑誌やポスターからテレビ、ウェブまでクリエイティブコンセプトの一貫性を重視したいという考え方が主流ですし、また効率性や生産性も考え合わせると、できれば一つの制作会社にすべて任せたいという結論になるのだと思います。こうした「一括で」というご要望にお応えするために立ち上げたのが、サブロクです。弊社の前身となったのは、グラフィック、ムービー、ウェブをトータルで担当した、ある案件のプロジェクトチーム。各分野のエキスパートが揃い、ハイクオリティとローコストを両立しながら、厳しいスケジュールの中で案件を完遂することができたチームです。この時のクライアント様には、特に喜んでいただくことができたと思います。このような経緯で生まれた会社だけあって、クオリティ、スケジュール、コストのすべての管理が徹底しており、そこが弊社の特徴だと思います。ですから、ご相談くだされば、クリエイティブに関するすべての仕切りをお任せいただけます。また、弊社は内製にはこだわらず、必要だと考えれば、外部スタッフとのプロジェクトチームを組むこともあります。準備は足りているか、表現バリエーションはこれでいいのか、どこかに欠落はないか。常に、お客様の立場で検証し続けるようにしています。「すべてにおいて、妥協しない」が、弊社のポリシーです。では、自己紹介はこのくらいにして、次の記事で、一つ目の事例についてお話しします。これは30段の新聞広告で、1日のうちに100カ所の撮影を行い、その日じゅうにレイアウトして入稿し、翌日掲載…という今から考えても背筋が凍るような綱渡りの案件でした。このようなスケジュールになったのを不思議に思う人もいらっしゃるかもしれませんが、案件の性格上、やむを得ないことだったのです。詳しくは、次の記事をごらんください。https://businesstimeline.jp/company/saburoku/timeline_detail/2322

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