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Webサービスの開発における【技術選定】とは。これからは MEAN の時代


Webでサービスやアプリケーションを提供する場合、そのプログラミング言語/ミドルウェア/フレームワークなど、選択すべきことは様々で、多岐にわたります。
特に経験のない担当の方が、Webサービス(自社サイト、EC、ブログ)な発注担当者となったとしたら…
もう、どの技術が良くてどれが悪いのかサッパリだと思います。

技術選定は実はかなり重要です。開発効率をアップさせたり、できることやクオリティもさることながら、メンテナンス作業の手間が変わってきます。そしてなにより、せっかく苦労して作っても、すぐに新しいものに置き換わってしまうるようでは、報われませんよね。

いままでは、多くのWebサイト。特にCMS(コンテンツ管理システム)の世界では、既存技術として LAMP(ランプ)が使われてきました。
LAMP は、Webアプリケーションの開発環境に、OSを Linux(リナックス)、Webサーバーを Apache(アパッチ)、データベースを MySQL(マイエスキューエル)、プログラミング言語を PHP(ピーエイチピー)[Perl(パール)やPython(パイソン)の場合もある]とするもので、それらの頭文字4つを組み合わせたものです。
CMS以外にも、企業向け個人向けを問わず、多くのWebサービスやアプリケーションで採用されており、ブログシステムの WordPress(ワードプレス)などが代表格です。技術的に枯れていて(安定して動作する and できることがわかっている and やりかたがネットですぐわかる)、とっつきやすいのが特長です。
この LAMP 。およそ10年前に確立された組み合わせで、弊社でも長年愛用していました。

でも、最近よく使われるのは、MEAN(ミーン)です。

10年前から比べるとWebの世界も大きく様変わりしました。当然、Webアプリケーションにも操作性がよく機能的なものが要求されます。MEAN はそれらを実現するために作られました。今回は、Webサイトやアプリケーションを開発する技術のなかで、比較的最近の技術である MEAN をご紹介したいと思います。

MEAN とは

MEAN は データベースに MongoDB(モンゴディービー)、Webサーバに Express(エクスプレス)、ブラウザ側のアプリケーション開発に AngularJS(アンギュラージェイエス)、サーバ側のプログラミング言語 NodeJS(ノードジェイエス)の頭文字をとったものです。

LAMP では、ページ単位で生成され閲覧者に送られていた情報ですが、MEAN では利用者の操作(ボタンのクリックやデータの入力)によって細かく制御することができるようになり、素早くリッチ(とても凝った)なWebサービスを作ることができるようになりました。たとえば SNS では、誰かが「いいね」してくれると、少しして、こちらにも伝わってきます。MEAN は、そういった機能の実現のために開発されました。

Webサービス・アプリケーション開発を取り巻く環境は、日進月歩です。みなさんのビジネスをスムーズにはじめるために、技術の選定はしっかり慎重に行ってください。

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EDITOR PROFILE

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折笠 僚洋

合同会社オーシー、代表の折笠と申します。

プログラミング歴は25年を少し超えました。

近年はソフトウェア開発会社として、主に東京で広告代理店様からの大手通信会社様向けのシステム開発などを受託しておりましたが、5月より本拠地を京都に戻し、Webサービス・アプリケーション開発を中心に活動しております。

フロントエンド、バックエンドともに自社内で開発を行っておりますが、フロントエンドについては Bootstrap/jQuery をベースに描画やグラフ表示などの機能を持たせたものや、スマホアプリ上でネイティブアプリとして動作するようなものも開発しています。

バックエンドについては、従来のLAMPではC10K問題への対応が難しいこともあり、3年程前から NodeJS/Express と MongoDB の組み合わせを独自の開発フレームワークとして発展させてきており、高パフォーマンスのWebAPI/DBを短納期で提供することができます。

また、最近では上記の組み合わせを利用した、サービス提供者向けのCMSやブログの開発なども始めています。

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