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【失敗を減らすために】システムと業務はセットで考えられていますか?
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2017/07/12
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- 株式会社エーブリッジ
これまで様々なプロジェクトに関わらせていただきましたが、システム導入プロジェクトのお客様側の担当の方に、「パソコンとか詳しいから今回のプロジェクトを担当しろといきなり言われたんですよね」とか、「これまでは保守をやっていたので業務のことはよくわかりません」と言われることがたびたびありました。
特に中小規模の企業様では人材リソースが不足していることが多いので、こういうケースが特に多いと思います。
なぜシステムを利用しますか?
システムを導入する、システムを構築する…すべて現状の業務になんらかの課題があり、それを解決する手段としてシステムの利用を考えると思います。
つまり、業務側で「課題」→「目的」→「効果」の流れで企画を作成し、それをもとにシステムの利用を考え、最終的にシステムを利用することで定義された目的を達成し、効果を得る必要があります。
逆にいうと、適切なシステムを導入/構築するためには、大前提として業務側の企画が最適である必要があると言えます。
企画が最適でないと、間違ったシステムが作られるだけです。間違った方向に突き進むと、取り返しがつかなくなることも多いです。
システムと業務はセットです
業務理解なくして、良いシステムが作られることはありません。
業務理解はベンダー側にももちろん必要なことで、「業務理解がない」というのはお客様側の不満としてよく耳にすることですが、意外とお客様側の担当の方にも業務理解が不足している場合があるというのが、これまでの経験を通じてよくありました。
業務理解が不足している場合、システムに対する要求や実装方法が曖昧になります。
思い込みで機能が作られ、使えない機能が作られます。ほとんどの機能が良くできていたとしても、一部でも使えない機能があり不満が残ると、全体的に使えないシステムだと烙印を押されやすくなります。
ではどうすれば良いのか?
基本的には、事前の業務分析をしっかりとし、企画書(要件定義)に曖昧な部分が残らないようにすること。
プロジェクト期間中は、業務部門とIT部門がコミュニケーションをしっかりとれる環境や機会を作ること。
経営判断が伴うような難しい問題は、プロジェクトのオーナーである経営層の方に、適切に判断していただけるような資料や機会を作ることでしょうか。
これをお客様とベンダー側の人が一緒になって取り組むことが必要だと思います。
わかりきってるよという声も上がると思いますが、ではなぜシステム導入/構築は失敗することが多いのでしょうか?
ベンダー側からは、お客様に対してあまり強く言えない、言われたことだけやっていれば良いという思いが強くあるのではないかと思いますが、私は良いシステムを作り、お客様の課題が解決できるのであれば、言うべきことは言わせてもらうという姿勢で臨みます。
また、最初に定義した目的を繰り返しお客様に確認し、方向が間違わないようにしつこいように確認するようにしています。
私は中小規模の企業こそ、適切なシステムを導入することで課題解決が図られ、生産性は格段に向上すると信じています。
リソース面の問題など、なかなかそこが難しいのも事実ですが、お客様の一員として、精一杯支援させていただければと思っております。
システム構築がうまくいかないなどITシステムでお困りのことがあれば、ぜひ弊社までお気軽にご相談ください。
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EDITOR PROFILE
株式会社エーブリッジ
橋本亜友樹
株式会社エーブリッジ 代表取締役社長
さつまいもカンパニー合同会社 代表社員
日本農業情報システム協会 理事
農学修士(植物育種)、経営管理修士(MBA)
私は大学生時代にIT(インターネットやプログラミング)に触れ初め、これは世界をひとつに繋げること、より良いものへと変えることができるものだと確信し、農学研究者の道を諦め、社会人としてITの世界に飛び込みました。いまでもその思いは変わっておりません。
テクノロジーは常に進歩していきますが、それをうまく使いこなすためには人の智恵が必要です。弊社では血の通ったテクノロジーの利活用をはかり、世の中の課題を解決していきたいと考えております。
ITはあくまでお客様の課題を解決する手段です。システム開発や導入を前提とせず、一緒に課題を解決する方法を考えさせていただきます。
さつまいもカンパニー合同会社 代表社員
日本農業情報システム協会 理事
農学修士(植物育種)、経営管理修士(MBA)
私は大学生時代にIT(インターネットやプログラミング)に触れ初め、これは世界をひとつに繋げること、より良いものへと変えることができるものだと確信し、農学研究者の道を諦め、社会人としてITの世界に飛び込みました。いまでもその思いは変わっておりません。
テクノロジーは常に進歩していきますが、それをうまく使いこなすためには人の智恵が必要です。弊社では血の通ったテクノロジーの利活用をはかり、世の中の課題を解決していきたいと考えております。
ITはあくまでお客様の課題を解決する手段です。システム開発や導入を前提とせず、一緒に課題を解決する方法を考えさせていただきます。
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