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Accessでシステム開発を行なうことのメリットとデメリット
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2016/12/08
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- 株式会社FiveSpot
Microsoft Office製品の1つであるAccess(アクセス)は、データベース管理ソフトです。
データベースとは、モノや人など様々な情報を蓄積し、簡単に検索・分析することができる仕組みです。
Access とは、大きく2つの機能をもっています。
ひとつは 簡易的なデータベース。もうひとつはシステムを比較的簡単に作成できる機能です。
弊社ではそのAccessを使ってシステム開発を行なうケースが多くあります。
なぜAccessを使ってシステム開発を行なうのか、
今回はAccessで行なうシステム開発のメリットとデメリットを紹介します。
Accessで行なうシステム開発のメリットとデメリット
メリット1:わかりやすく使いやすい画面の設計が簡単にできる
データを入力したり、データを閲覧しやすく表示したりするには、操作画面が必要です。
あまりシステム慣れしていない人は、複雑な操作画面では混乱してしまうことがあるため、わかりやすいシンプルな操作画面が求められます。
Accessの画面作成機能ではシンプルでわかりやすい画面設計を、時間をあまりかけずに作ることが可能です。そのため、入力項目を増やしたり、レイアウト変更など、対応しやすいのもポイントです。
他の場合、UIの作り込みには意外とコストがかかってしまうケースも多いのです。
メリット2:現状システムを維持したまま データベースをグレードアップ
年月が経てば経つほど増えていくデータ量や、運用環境面の課題により、社内サーバーからクラウド管理へ、移行を検討するパターンが多くなってきています。
そうした クラウド上のデータベースに乗せ変える場合でも、現状のAccessで作成されたシステムのまま、多少のアップグレードだけで、負荷なく使い続けることができます。
また、業務をほぼとめることなく 簡易データベースとして利用していたAccessのデータ自体を、クラウドサーバなど本格的なデータベースへグレードアップすることが可能です。
デメリットは?
■Accessをデータベースとして、使用する場合:
・LAN環境で複数人でひとつのデータベースを共有利用
・膨大なデータ量の一括処理を実行
→ 動作が重くなります。
■Accessをシステムとして、使用する場合:
・複雑な処理や画面操作をつくることが難しい場合があります。
■Microsoft製品のバージョンに依存:
・WindowsOSやOffice製品への、こまめなバージョン対応保守が必要な場合があります。
メリットとデメリットの両方を把握し、今後の拡張性も想定しながら、データベースの選定や 適したシステム開発を検討していきましょう。
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EDITOR PROFILE
株式会社FiveSpot
白木真琴
そして、個性豊かなエンジニア集団です。
Webブラウザに依らずネイティブアプリ開発に特化したシステム開発会社として、2015年独立いたしました。
物事も人の生き様も流れがありつながりがあります。
ある時は流れに身を任せながらある時はあらがい・劇的に高まり進退しながらそれらすべてが成長の糧となっていくものです。
弊社は、物作りサービスを通して社会に貢献し、皆様と共に産みの苦しみを分かち合いながら、ひとつひとつ体験を一緒に重ねていっていただければ幸いでございます。