マイブームはレンタルサイクル
スクーター以外で目に着くのは、後輪カバーに広告の着いた赤い自転車。
同じスタイルの自転車が何台も走っているので、すぐにレンタルサイクルだとわかります。
聞いた話だと、中国で先駆け的にサービスを開始したのは、ここ杭州市だそうです。
いたるところに20台程度の無人サービスステーションがあり、いつも利用待ちの自転車が置いてあります。(もちろん、1台も置いてない場合もありますが。)
電子マネー式の市民カードで利用でき、初めて利用するときにデポジットとして200元分を引き落とされます。(市民カード解約時に戻ってくるはず。)
利用料は1時間以内なら無料、2時間でも1元です。
市民カードは外国人でもパスポートを見せれば申し込み可能で、チャージしておけば市営バスや地下鉄を利用できます。
通勤に毎日タクシーを使うわけにもいかず、赴任当初よりバスを利用していましたが、市内のマンションから乗り継ぎを含めると片道1時間以上かかり、しかも通勤時間帯はぎゅうぎゅう詰め。
じじいの体力は限界に近付いており、なんとか良い通勤方法が無いものかと考えた結果、「地下鉄+レンタルサイクル」が時間も短いし健康にも良いという結論になりました。
さっそく会社近くのお店で200元をチャージし、お店の前のステーションで利用方法を試しました。
(もちろん一人ではチャージできないので、昼休みに日本語が上手な社員に連れて行ってもらいました。)
「これで明日からエコ通勤ができるぞ!」
それでも便利なレンタサイクル
地下鉄駅前には必ずステーションがあり、初日からスムーズにレンタルできました。駅から利用する人はとても多いですが、駅に向かう人も同じくらいなので、自転車が無かったとしても少し待てば降りる人がすぐ見つかります。
乗る前に百度(バイドゥ)地図アプリで経路をチェックし、いざ出発!
駅から会社までは15分弱の道のり。バスを待ってる時間で着いてしまいます。
快調に飛ばしながらふと考えたのは「自転車を止める場所が無かったらどうなるのかな…」
その予想は自転車通勤3日目に現実となりました。
会社近くのステーションは、科技園の入口から歩いて2分もかからずとても便利です。
しかしこの地域は工業園区で、ネット起業や他の科技園も多数ありサイクル利用は激戦区。
「やはり予想は的中したか。仕方が無い、他を探すか…」
次のステーションはすぐに見つかりましたが、やはり満車状態。
「うそだろ、アリババの近くまで行ってみるか…」
社員の多いアリババさん。2か所見つけましたが当然ステーションは満車。
「仕方がない、バスの通勤経路を戻ってみよう…」
満車ステーションは私と同じように、停めたいのに場所が無くて困っている人が数人いました。
「これがレンタサイクルの現実か…」
結局、バスの乗り継ぎ駅近くまで戻ってようやく空いているステーションを発見。探し始めて7つ目でした。
次の日から30分早く家出るようになり、結局はバス通勤と同じ出発時間ですが、まぁ良しとします。
休日、徒歩20分のスーパーに行くのに「そうだ、乗ってみよう!」と家の近くでさっそうとレンタル。
50メートルくらい進んだところでいきなりペダルが外れたとか、
日系企業のある経済開発区でタクシーがつかまらず「そうだ、乗ってみよう!」と、
やはり50メートルのところでチェーンが外れ、油まみれの手のまま企業訪問したりと、楽しいことがいろいろありますが、やはり自転車シェアリングは便利でエコだと思います。
水越@中国在住
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EDITOR PROFILE
株式会社東忠ソリューション
木村 豊
株式会社東忠ソリューション
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