エスコート通訳の定義と仕事内容

［更新日］2020/11/18
［公開日］2014/03/13
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エスコート通訳の定義と仕事内容

エスコート通訳

今回は、数ある通訳の中でも、「エスコート通訳」というものについてご紹介しましょう。
「エスコート通訳」と聞くと、何のことかいまいちピンとこないかもしれないですが、皆さんが普段テレビなどでよく目にする存在です。
例えば外国から来日したアーティストやプロスポーツ選手に随行して、記者会見やインタビュー、テレビ、イベントなどにおいて通訳を行う人がいるでしょう。彼らのことをエスコート通訳と呼ぶのです。

エスコート通訳の仕事

エスコート通訳者は、外国人アーティストやプロスポーツ選手に対して、日常生活の世話やスケジュール管理なども行うこともあるそうです。
ただ、芸能関係の仕事のほとんどはエージェントからの派遣は少なく、関係者のコネクションなどが多いと言われています。そのため、通訳者を目指して勉強をしていた人ではなく、芸能会社の社員や字幕翻訳家がこのエスコート通訳に抜擢されるといったケースも頻繁にあるようです。
この場合、仕事内容は、会場案内やエスコート、専門性の低い交渉など日常レベルのコミュニケーションを主とする場合が多いようです。
このエスコート通訳は、通訳の対象者に付き添って行動するために、随行通訳、リエーゾン通訳とも呼ばれます。