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アジアのシステムVol1 シンガポールのIT事情(前篇)
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2016/03/23
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- シンタイギ株式会社
こんにちは、シンタイギ株式会社の舘野です。
東南アジアでローカルエンジニアとして仕事していた経歴があり、その時に見て聞いた情報を紹介していきます。
Vol1は現在も生活しているシンガポール(前編)です。
シンガポールのIT事情
シンガポールは人口500万人程度、中華系75%、マレー系15%、インド系8%、その他人種2%くらいで、さまざまな人種が生活している国です。
通信インフラはSingtel / Starhubという2大通信会社があり、Singtelは日本のNTTのような企業で元国営企業です。
公共Wifiが充実しており、街中に無料Wifiがあります。
金融先進国でもあり、それに関連したシステムも多くあり、日系企業も多く進出しております。
シンガポール自体のビジネスは小さい
シンガポールに進出する日系企業でもよほどの大手で無い限り、数年で撤退しています。原因はシンガポール企業、またはシンガポールにある日系企業を対象にビジネスしていることだと思います。
シンガポール自体人口が500万人程度しかおりません。
日本だと福岡県の人口と同等です。
コンシューマー観点では、お金持ちが多くても、同じ商品は2回買ってくれません。10万円の商品を買ってくれる人が10人いても、1万円の商品を買ってくれる人が200人いる国のほうが売り上げは上がります。
システム観点では、例え国営企業でも500万人分のデータベース、データ量しかないのです。日本だと総人口で1億人以上のデータベース、携帯会社でも数千万人のデータを管理する必要があります。
シンガポールは東南アジアのハブ国家という位置づけのため、ビジネスも東南アジア全体で考えないと、ビジネスを維持、成長させていくのは難しいという印象です。
後編は、シンガポールのITの流行についてです。
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EDITOR PROFILE
シンタイギ株式会社
舘野 順三
Linuxシステム基盤の提案からデータベース設計、PHP、HTML、illustrator/lightroom、英語まで幅広く使いこなす開発者
【経歴】
海外留学から帰国後、IT業界に飛び込む。
運用監視システムの設計に3年従事した後、ミッションクリティカルな基幹システムのインフラリーダーとして4年間従事する。
現在はWEBシステムを中心に企画、提案、設計、構築を実施しています。正直に仕事ができるお客様とWin-Winの関係でシステムを作っていくような、良い仕事がしたいと考えております。
また、どんなプロジェクトでも最初はクライアントの業務内容をしっかりとヒアリングさせていただき、形骸化されない、成長していけるような血の通ったシステムを作ることを心がけています。
【趣味】
◆カメラ
愛機:Canon 70D, SIGMA 30mm F1.4
◆映画鑑賞
最近見た良い映画は「バードマン」
エドワートノートンの台詞がカッコよかった。ナイス日本語訳!
好きな音楽は洋楽全般、テクノ、ハウス系
Coldplay, Green Day, BEP, Blink-182, The Prodigy, Fatboy Slim, 須永辰夫, FPM,
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