プログラム仕様書

プログラム仕様書

プログラミング仕様書

プログラム仕様書とは、プログラム（家）を作る（建てる）ための設計図のようなものです。プログラマーは仕様書という設計図に則って家を建てる大工だと想像すれば解りやすいでしょう。 プログラム仕様書には、そのプログラムがどういう機能をもつのか、どう動くのか、データベースにどうアクセスし、どういった結果を導くのかといった要件が書かれています。例えば不動産情報管理システムなら、築年数や部屋数などの条件がかけられた場合、それらをデータベースから正しく選別し、選択結果を表示する、といったプログラムを書くことになります。プログラム仕様書には、どういった条件がかけられる可能性があるかと、どういった結果を出すべきかが書かれています。

プログラマー

プログラマーはプログラム仕様書に則ったプログラムを構築し、それをテストします。テスト方法は、別途テスト仕様書を容易することもありますが、そうでない場合は、プログラム仕様書から、想像出来うるありとあらゆるケースのデータをデータベースに登録し、プログラムを流して結果が仕様書通りになるかどうかをチェックします。この作業は、プログラムの正確性を確保するため、開発したプログラマー以外の人がやることが理想とされています。 仕様書は設計図なので間違いがあってはなりません。仕様書を作るのはシステムエンジニアですが、クライアントの要件定義に沿った正しい動きをするプログラムであるように、正確で綿密な仕様書を作る必要があります。