受注開発における考え方について

こんにちわ。シンタイギ株式会社の齋藤です。
初めて投稿させていただきます。
ちょくちょく書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

今回はシステム開発においての考え方、心持ちについて書いてみようかなと思います。

長年システムの構築や、ソフトウェア開発をやっていますと色々な経験も増えていきます。
お客様から仕様を伺って、それを実現する為の仕組みをイメージし、ロジックに落としていく作業は毎回、時間もかかり作業量も多くとても苦しいのですが、そこが一番楽しい作業です。

要求された仕様から最終目標たる機能を考え、選定し、実現する為に必要な構成を検討(必要であれば調査)し、阻害要因が無いかを調べ、実現性に懸念があればプロトタイプを作成して、
技術的に可能かを試し、、、そうこうしているうちに要求仕様が変更になり、再度検討しなおして・・・・・・・という事を繰り返してまずは精度を高めます。
このループをどれだけ少ない回数で精度を上げられるかが、カギとなります。

さて、晴れてこのループから抜け、要求仕様をお客様と認識合わせさせていただいた後は、ようやく本番用のロジックを作成していく事となる訳ですが、
修正の容易さ、ロジックの分かり易さ、処理の共通化を考慮に入れつつロジック化。
この作業ではどれだけ執着を捨てられるかがカギになってきます。
あるべき姿はこうだ、別ロジックの方が構成的にスッキリする、実行スピードがこっちの方が速い、新しい技術を盛り込んでみたい・・・・・
など、基本的に終わりがありません。
期限との兼ね合いを考えつつ、エンジニアとしてのポリシーをどこまで守って、どこまでは折れるか。
理想を追いつつ、現実路線にいかに着陸させるかが一番の鍵でしょうか。
上記画像の様にエンジニアの脳内は夢(理想)に囲まれつつも、日々悩んでいます。

結構いい画像ですね、これ(笑)。

こうして悩み、葛藤しながらも作り上げ、納品したシステム、ソフトウェア達がお客様の元で使用、運用された際に満足いただける事を夢に見つつ、日々業務しています。

この記事を読んでいただけたお客様とも一緒に仕事をさせていただき、お互いに満足出来るシステムの構築が出来る日が来ればいいな、と思います。