【単純化シリーズ②】システムの画面に必要な要素はたった4つ

前回に引き続き、システムへの苦手意識を減らし、
親しみを持ってもらえればと思いシステムを単純化して考える第二弾です。
今回は、システム開発に必要なノウハウはどれも共通しているのですよというお話です。

システムに必要な要素は大きく4つ

実は、どのシステムにも共通している必要な画面は４つだけなのです。

1. ログイン画面

まずはログイン画面です。基本的にそれぞれのユーザーに合わせて
必要な情報が取得できるようにログイン画面があります。
ここに紐付いてログインのためのIDやパスワードが必要な項目になっていきます。

2. 検索画面

検索画面がないシステムはないのではないかと思います。
ただし、どのような項目で検索されそうなのか、キーワードの選定はどうするのか
などは決めていくことが必要になります。

3. 照会画面

検索結果を照らし合わせる画面です。
その裏側では、どこまでのデータを確認できるようにするのか、
立場によって見ることのできる情報を制限するのかなどを決めていきます。

4. 承認画面

名前のとおり、承認ができる画面です。
入力した情報の可否を判断したい場合に必要になります。
セキュリティが厳しい今、承認機能をつけてほしいという依頼も増えてきているように思います。

以上のこの4つの要素から、それぞれ必要なデータをどこから持ってくるのか、
誰がどこまでのデータを扱うことができるのかなどの詳細を決めていくことで、
それぞれの会社やサービスにあったシステムになっていきます。

画面を見て確認すると、普段よく使っているものも多くあるのではないでしょうか。
システムには様々な種類がありますが、基本的な大きな枠組みは似ています。
その枠組みをつくるノウハウがあれば、別分野にも応用が可能なのです。