WEBサービス開発の発注の基礎を解説!
WEBサービス開発に関する発注・見積もり・相場に関するポイントをまとめた記事コンテンツです。
初めて発注業務を行う方、どのように会社に依頼をしたらよいかお悩みの方はぜひご覧ください!

病院・クリニック
1. 課題:属人的な「職人芸」と労働集約モデルの限界
国内大手の医療情報ベンダーでは、膨大な統計データの提供プロセスが極めてアナログでした。専門担当者が個別にExcelやMicrosoft Accessを駆使してデータを抽出し、加工後にCSVで納品するという、まさに「職人の手作業」による労働集約型のフローが常態化していました。
この運用には、抽出ロジックが担当者の頭の中にしかない「属人化」、納品までに数日を要するスピードの欠如、そして依頼増に比例してコストが膨らむという、企業の基幹事業としては看過できない拡張性の低さが課題となっていました。
2. 解決策:APIファーストによる業務近代化と事業化
弊社は、単なる効率化ツールの開発に留まらず、「データAPI事業」へのビジネスモデル転換を主導しました。
抽出処理の共通化と資産化: ブラックボックス化していた複雑な抽出条件をシステムロジックとして定義。組織全体で知見を共有し、誰でも高品質なデータ提供を可能にする基盤を構築しました。
納品方法のAPI化による多様化: 従来のCSV配布を脱却し、顧客が自身のシステム(BIツールや研究用アプリ)から直接データを呼び出せるAPIを提供。活用方法の多様化を促し、データの価値を最大化しました。
両輪のイノベーション: 将来的なアプリ展開を見据え、フロントエンドとバックエンドを完全に分離したモダンな構成を採用。社内用管理画面と外部提供用APIを同一基盤で構築することができました。
3. 技術構成:信頼性を重視したモダンスタック
医療情報という機密性の高いデータを扱うため、型安全性と安定性を最優先した構成を選定しています。
フロントエンド: Node.js + TypeScript (Vue + Vite)
バックエンド: Node.js + TypeScript
Webサーバー : Nginx
データベース: MySQL
OS: Rocky Linux
4. 成果:スケーラブルなデータビジネスへの進化
この刷新により、数日を要していたデータ提供は「即時」へ短縮されました。属人化は解消され、クライアントは労働時間に対価を払うモデルから、API利用量に応じた高収益なサブスクリプション型ビジネスへの転換を果たしました。
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