６．Excelをウェブで管理するには

リモートワークが普及するにつれ、弊社にも、リモートワークに対応したシステム開発の話をいただくようになりました。
エクセルをウェブで管理したいなどといった用途は多いのではないでしょうか。

このような用途では、サイボウズkintone(キントーン)なども人気のようですね。

以下の内容は、サイボウズのkintoneやマイクロソフトのPowerAppsの利用を想定してお話します。

ウェブへの移行するに際して苦労するのが、データの整備です。元々Excelだったり、手書きの紙資料だったりした場合に、それをデータ化するのはかなり大変です。データ量にもよりますが、かなりの作業時間を見ておいた方がよいと思います。特に、現場の担当者の記憶に頼っている部分多いなど、システム担当者だけでは分からない事柄については、事前の関係者間の調整が必要になると思いますので、ご注意ください。

データ化の手順は以下のようになるかと思います。
１．どんな形式でもよいので先ずは、手書きのデータなども含めて管理するデータを一つの表にまとめる。
２．まとめたデータに矛盾する点がないかチェックする。
３．ウェブ化するにあたって、システムにインポートできるように項目を揃えて複数の表に分ける。
実際は、２．と３．を行ったり来たりしながら、データの修正をするかもしれません。

データの整備がきちんと出来ていれば、後は、インポートするデータから自動でウェブシステムを作ってくれるクラウドサービスもあるので、その後の作業がスムーズに進むと思います。

弊社でも、既存のいくつかのクラウドサービスを使って、ウェブ化へのご提案を行っていますので、よろしくお願いいたします。