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ベトナムオフショア 品質改善のすすめ Vol.2 V字モデルの課題を解決
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2017/03/06
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- 株式会社DEHA SOLUTIONS
前回は、V字モデルでの開発で起こりうる問題についてお話しました。
中層規模の案件の場合、開発途中の要件変更は珍しくありません。
そんな中、V字モデルでは、柔軟に対応しきれない側面を持つのです。
では、どうすれば良いのか。
解決方法はあります。
V字モデルとアジャイル方式を同時に使って、適切なプロセスを全プロジェクトに導入するのです。
案件を小さい単位に割り、頻繁に納品することで仕様書を簡潔にすることができ、商品の全体的に把握できます。
流れ:Story → Testcase → Code/TDD → Build → Quality → QA → Customize
テスト駆動開発-TDDを適用する例を挙げましょう。
開発チームのテスター役を外し、開発者に自分でテストソースコードを書いてもらいます。プログラムに必要な各機能について、最初にテストケースを書き、そのテストケースが動作する必要最低限な実装をとりあえず行った後、コードを洗練させるという短いスパンの工程を繰り返します。
コード本体はテストをパスさせるために記述されたものであるので、理想的なテスト駆動であれば、欠陥やバグは非常に少ないことが期待されます。
手動テストとともに、テスト自動化ツールを導入します。
開発チームから要求がある際、DevOpsシステムで自動に品質管理のテストを行います。
単体テストと結合テストを両方実現することでデグレードが防ぐことができます。
一方、メジャーツールを実行することを通じて、カバレッジソースコードや、メジャーコードなどを計算できます。
同時に、ロードテストツールを行うことで、高パーフォマンスを確保できますし
セキュリティテストを実行すれば、セキュリティも確保できます。
いかがでしょうか。
システム開発といっても、そのプロセスは様々です。
案件の規模や内容、納期などによって、最適なプロセスを設定することが、プロジェクトを成功させる秘訣の一つです。
次回は、品質管理チームの役割とコミュニケーション問題解決について、お話いたします。
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EDITOR PROFILE
株式会社DEHA SOLUTIONS
ファム・ミン・フン
2012年から2016年まで日本企業又はベトナムオフショア企業で従事、SE、 BrSe、 PMなど様々な仕事を担当しました。長年の経験を生かして、2016年1月に取締役副社長として、仲間と株式会社DEHAベトナムを立ち上げました。
今後も日本市場に貢献したいと考えており、2017年1月から東京で日本法人株式会社DEHA SOLUTIONSを設立しました。
高校生の時に初めて、パソコンに出会って、色々なご縁があって、現在に至ってもIT業界で活躍している自分は10年以上日本で日本教育と日本文化を受けて育ちました。
私を育ててくれたのは周りにいた先生や友人、お客様であり、色々な知識を身につけられて、日本とベトナムを股にかけて仕事ができているのも、今までお世話になった人たちのお陰です。
私自身も日本に恩を感じていますし、自分と同じ年代、同じ経験を過ごしたベトナム人の分も、微力ながらも日本への恩返しができれば幸いです。
そして、自分の過去の境遇を活かしてベトナムと日本の架け橋になるような仕事がしたいと思うようになり、その使命感から、この会社を作ることを決意しました。
日本とベトナムの架け橋になるためにできることを考えた結果、まずはベトナムの良い人材を日本に紹介したり、日本のIT業界に参加させたりすることにしたのです。
自分の進む道は困難かもしれませんが、多くの皆様方のご支援とご協力で、いつかきっと勝利する日が来ることを信じています。
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