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【使われるシステム】Accessでシステム開発を行なう場合のUIのポイント
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2017/01/24
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- 株式会社FiveSpot
企業において人材は重要なリソース。
本来の業務に適切に従事していただくためにシステムは存在すると考えています。
使われてこそシステムは意味を成すのです。
使いやすいシステムは画面設計が重要
弊社でAccess(アクセス)を使って開発を行なう第1の理由は、
情報入力時のUI(ユーザーインターフェイス)に配慮した画面構成を、比較的時間をかけずに作ることができ、
修正もAccess以外の開発より簡単にできることです。
しかし、一般的に社内にて作られているAccessのツールを見ると、
画面構成(入力項目の位置)があまり考えられていなかったり、
入力補助機能や表示方法がいまひとつわかりづらかったり、
画面から画面の動きが複雑だったり多すぎたり・・・というシステムも少なくありません。
日々の入力や作業が必要なシステムでは、この画面の使い勝手の良し悪しが、
本来の目的である業務時間の短縮や効率化につながります。
弊社では、下記のように考えて画面設計を行っております。
1.プロトタイプシステムを作成し、画面イメ-ジを持ってもらう
システム作成のご相談をいただいたら、プロトタイプシステムを作成します。
プロトタイプシステムで実際の画面確認できることにより、
ユーザー様自身で新システム導入後の業務進行と運用について、具体的に理解していただきやすくなります。
2.知りたい情報は1画面の中で見やすく配置させる
知りたい情報を得るために、画面を何度も行き来することがストレスになることもあります。
業務内容をしっかりヒアリングすることで、開いている画面上でどのような情報が必要なのかを把握し、
できるだけ1画面の中にきれいに配置するようにしています。
画面遷移が多くなりすぎないように入力・出力したい項目や機能の目的を考えながら、動きを精査していきます。
3.画面の背景色や文字色・文字フォントのこだわり
背景色は、基本パステル調トーンに抑えることで、目に優しくなります。
文字のフォントも見やすいフォントを表示機能によって、決めていきます。
また、システム全体の基本背景色は「ブルー」、売上関連情報は「ピンク系」、
仕入関連情報は「グリーン系」など、色系統を分けることによっても、情報識別の明確化によりミスを防ぐことができます。
様々なデジタル化が計られる社内の中でも、システム名・画面名をつけたり「色」判別することで、
社内での情報共有時に、コミュニケーションしやすくなるかもしれません(笑)
ユーザビリティを考えた画面設計は、ちょっとした配慮に見えますが、
この違いが後々のシステム運用に大きく響きます。
今回は、「使われるシステム」の秘密を1つ紹介しました。
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EDITOR PROFILE
株式会社FiveSpot
白木真琴
そして、個性豊かなエンジニア集団です。
Webブラウザに依らずネイティブアプリ開発に特化したシステム開発会社として、2015年独立いたしました。
物事も人の生き様も流れがありつながりがあります。
ある時は流れに身を任せながらある時はあらがい・劇的に高まり進退しながらそれらすべてが成長の糧となっていくものです。
弊社は、物作りサービスを通して社会に貢献し、皆様と共に産みの苦しみを分かち合いながら、ひとつひとつ体験を一緒に重ねていっていただければ幸いでございます。