ローコード開発とは?ノーコード開発との違いやメリット・デメリットを徹底解説
- [更新日]2024/07/12
- [公開日]2022/02/24
- 1216 view
目次
ローコード開発とは?ノーコード開発との違いやメリット・デメリットを徹底解説
プログラム言語のスキルがなくてもアプリケーション・ソフトウェアの開発が行える、ローコード開発をご存知でしょうか。
リカイゼンでは、システム開発実績を多数持つ会社の中から、ご要望に合う会社を厳選して無料でご紹介します。
お電話でのご相談は
03-6427-5422
ローコード開発は、アプリケーション・ソフトウェアの開発において、コードをほとんど書くことなくプログラムを組むことができる開発手法です。
ローコード開発とノーコード開発は一緒に語られることもありますが、厳密には異なります。2つの違いを下表にまとめました。
ローコード開発は、従来のスクラッチ開発と比較して次のようなメリットがあります。
ここからは、それぞれのメリットについて解説します。
ローコード開発はコードを書く必要がないため高速開発が可能で、スクラッチ開発に比べて開発期間を大幅に短縮できます。
ローコード開発ではコードを書かなくてもプログラムが組めるため、HTMLやJavaScriptなどのプログラミング言語を習得していないエンジニアでもアプリ開発が可能です。したがって、開発に携わる際の技術面でのハードルを下げられます。
ローコード開発では、GUIのパーツの組み合わせだけでは実現できない機能を、コードを直接記述することで実装することができます。
従来のスクラッチ開発では、開発者が脆弱性の対策を意識しながらコードを実装する必要がありました。ローコード開発では、ローコード開発プラットフォームのツールが脆弱性に対応してくれているため、GUIを使ってプログラムを組む限りは開発者が脆弱性を意識する必要がありません。
ローコード開発は、プログラミング言語のスキルがなくてもプログラムを組むことができるため、ユーザー主体での開発も可能です。
ローコード開発には次のような注意点もあります。
それぞれのデメリットを解説します。
ローコード開発プラットフォームが提供するパーツのデザインや機能を拡張することはできません。
ローコード開発であっても、データベースや業務プロセスなどの開発するシステムの知識は必要です。プログラミング言語のスキルが不要だからといって、誰でも開発に携われるわけではありません。
システム開発は特定の開発プロセスを踏んで開発します。
システム開発のプロである開発会社を探すなら、リカイゼンにおまかせください。予算、スキル、実績など、ご要望に応じて条件に該当する会社のみを紹介します。
お電話でのご相談は
03-6427-5422
今回の記事では、ローコード開発のメリット・デメリットについて解説してきました。アプリ開発において、ローコード開発を採用すればプログラム言語のスキルがなくても高速開発が可能になります。しかし、システム設計に関する知見は必須な点に注意しましょう。
ローコード開発なら、プログラムのコードを記述せずにGUIでのドラッグ&ドロップ操作でプログラムを組むことが可能です。それにより、開発期間を大幅に短縮できるため、超高速でアプリケーション・ソフトウェアを開発できる手法として注目を集めています。
そこで今回の記事では、ローコード開発のメリット・デメリットやノーコード開発との違いについて、徹底解説します。
企画段階からのご相談も受付中!気軽に相談できるプロをご紹介いたします。
受付時間:平日10:00~18:30
1. ローコード開発とは?
従来のアプリ開発では、ゼロからコードを書いてプログラムを組むスクラッチ開発が普通でした。しかしローコード開発では、ローコード開発プラットフォームのGUIを使ってドラッグ&ドロップでプログラムのパーツを配置することにより、アプリ開発を行います。
開発スピードや品質面で従来のスクラッチ開発より優れていることから、ローコード開発がいま注目されています。ここでは代表的なローコード開発プラットフォームを3つご紹介しましょう。
ノーコード開発との違いは?
項目
ローコード開発
ノーコード開発
コードの記述
必要に応じて記述できる
記述できない
開発スピード
ノーコードに比べたら遅い
速い
品質
コードを記述する箇所でバグを生むことがある
コードを全く書かないため、バグは極めて少ない
機能拡張性
JavaScriptなどの記述を追加して、機能拡張することが可能
テンプレートや使える機能がきまっており、それ以上の機能拡張はできない
2. ローコード開発の5つのメリット
➀開発コストを削減できる
GUIでパーツを配置してプログラムを組む手法のため、バグを発生させるリスクも低くなります。これにより、従来のスクラッチ開発より大幅に工数を削減でき、開発コストを抑えられるのです。
②技術面のハードルが下がる
③機能の拡張が容易
GUIを使って基本的な機能を素早く作りあげ、運用しながらフィードバックを受け、足りていない機能JavaScriptなどで記述して機能追加していくといった、アジャイル的な開発プロセスを踏むことも容易にできます。
④セキュリティに関する負担が少ない
そのため、脆弱性対策のスキルを持っていないエンジニアでもセキュアなプログラムを組むことが可能です。
⑤ユーザー主体で開発ができる
ユーザー主体で開発を行うことで、要件と実装の不一致が少なくなり、要件漏れも起きにくくなります。また、要求分析で抽出しきれなかった潜在的な要求を開発フェーズで拾い上げられる可能性が高くなり、従来のスクラッチ開発と比べて手戻りが少なくなるといったメリットがあります。
3. ローコード開発の注意点
➀機能の制限がある
そのため、パーツを組み合わせて実装する部分の、細かい機能調整やデザイン変更が行えません。自分でコードを実装する箇所については自由に拡張できますが、大半の機能はパーツを使って実装することになるため、ユーザーの細かい要望に応えることは困難です。
②システムに関する知識が必要
4. ローコード開発で失敗しないためのポイント
たとえばウォーターフォール型の開発であれば、要求分析・システム設計・プログラム実装・単体評価・結合評価といったプロセスをたどって開発します。
プロセスの中で、ローコード開発によって簡略化できるのはプログラムの実装の部分だけです。それ以外の要求分析やシステム設計は従来と同じように行うことが、ローコード開発で失敗しないためのポイントです。
プログラム言語の知識が不要だからといって、システム開発の知見がない人材に任せると、システム設計の工数が増大してしまい、高速開発のメリットを享受できない可能性があります。自社にシステム開発の知見がない場合には、プロに相談して一部外注することがおすすめです。
受付時間:平日10:00〜18:30
5. まとめ
もし自社にシステム設計のノウハウがない場合は、システム設計のプロに外部委託することをおすすめします。委託先の選定は、ビジネスマッチングサイト『リカイゼン』にて無料で行えます。
ソフトウェア・業務システム開発の依頼先探しなら、
リカイゼンにおまかせください!
相談するだけ!プロがあなたにぴったりの会社をご紹介いたします!
ソフトウェア・業務システム開発の依頼先探しでこんなお悩みはありませんか?
- 会社の選び方がわからない
- 何社も問い合わせるのが面倒くさい
- そもそも依頼方法がわからない
- 予算内で対応できる会社を見つけたい
発注サポート経験豊富な専任スタッフが
あなたのご要望をお聞きし、最適な会社をご紹介いたします!
ご相談から会社のご紹介まで全て無料でご利用いただけます。
お気軽にご相談ください!
ソフトウェア・業務システム開発の
依頼先探しなら
リカイゼンにおまかせください!
相談するだけ!プロがあなたにぴったりの会社を無料でご紹介いたします!
まずはご質問・ご相談なども歓迎!
お気軽にご連絡ください。