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システム開発において英語がわかるメリット

目次

システム開発において英語がわかるメリット

システム開発において英語・英単語を知っておくことは大切です。本記事では、システム開発において英語がわかるメリットと、よく使用される英単語についてシーンに分けて紹介していきます。

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1. システム開発において英語がわかるメリット

システム開発では日本語だけではなく、英語も理解することでよりスムーズな開発が可能です。開発時におけるマニュアルなどのドキュメントを読む際に役立ったり、略語の意味を理解しやすかったりとメリットは多岐に渡ります。

プログラミングを行う際も英語が出てくることが多いので、システム開発において英語は重要なポイントになっています。ここからはシステム開発において英語がわかるメリットを紹介します。

ドキュメントを読むことができる

システム開発に必要なスキルの1つに英語力があります。システム開発をする際は言語のマニュアルやシステム開発ツールのマニュアルなどを読みながら開発を進めていくわけですが、それらの資料は英語であるケースが多く、英語ができないとマニュアルに目を通す事ができないといったケースが多々あります。

すべてのマニュアルが日本語で書かれているとは限らないのであらかじめ注意が必要です。

要件定義、開発工程、HTMLで使用されるタグなど様々な場面で英単語は頻出します。その頻出単語だけでも覚えておくことで日々の業務効率のアップに繋がるでしょう。

しかも、システムの構築にはプログラミングが必要となります。プログラミングも基本的には英語や英単語の集まりなので、システム開発では英語が出来る人であればある程システム開発では有利となります。なので、興味がある人はきちんと勉強しましょう。

また進捗管理の場面などでも英単語は頻出します。そのため、英語を知っているだけでシステム開発全体をさらに深く理解することが可能です。今回の記事では中盤部分からシステム開発における頻出英単語をご紹介しているので合わせてご活用ください。

略語の意味を理解しやすい

プログラミングを行う際にも英単語を使用することが多くなります。略語で記載されることもあるため、それらの理解がしやすくなるでしょう。もし、頻出する英単語を知らないと略語表記を理解するのに時間がかかってしまうことがあり得ます。

プログラミングを行う際の略語で使われる英単語はある程度限られており、覚えることで効果を実感することが可能です。1度にすべて覚えるのが難しいという場合は、少しずつ時間をかけて頻出する英単語を覚えましょう。

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2. システム開発における頻出英単語

システム開発における頻出英単語を覚える場合は下記の4つの視点ごとに覚えることが大切です。

  • 上流工程
  • 開発工程
  • プログラミング
  • タグの略語
これらのタイミングで英単語が頻出するようになっており、あらかじめ知っておくことでさらに業務効率を高めることが可能です。ここからはそれぞれの視点ごとに頻出する英単語をご紹介するので、業務効率を高めたいという方は是非ご参考にしてください。

上流工程

システム開発における上流工程で頻出する英単語、表現は下記の通りです。

  • 拡張性→scalability
  • 信頼性→reliability
  • 予算→budget
  • 交渉を行う→negotiate
  • 見積もり→estimate
  • 設計を行う→design
  • 活用する→leverage
  • オリジナル仕様→proprietary
  • 組み込みの→embedded
  • 要件を固める→Fix requirement(s)
  • 最終化を行う→finalize
  • ○○の一時仮決めをする→temporary decide ○○
  • ヒアリングを行う→conduct hearing
  • 落としどころを決めよう→let’s decide point where we can agree
  • 相互理解→mutual understanding
  • スコープ→scope
  • スコープ外→scope out
  • スコープ外となります→It is out of scope
  • 工数が増えます→increase man-hours.
  • 仕様の変更→changes in specifications.
  • コスト削減→eliminate unnecessary cost/cut the cost
  • 要件が増えすぎている→customer’s requirements exceed our capability
  • 納期の遅延→extend delivery date
  • 若干の工程の遅れ→slightly behind the schedule.
  • 工数に影響が出る→affect man-hours
  • 延期する→postpone the phase
  • 予定を前倒しにする→move up the schedule
特に要件定義などの場面出てくることが多いので、要件定義を行う際にこれらの単語が出てきた場合はすぐに理解できるように単語や表現を覚えておきましょう。

開発工程

システム開発の開発工程において頻出する英単語や表現は下記の通りです。

  • 見積もりについての意見を聞く→ask them for their opinion about our estimate
  • フォローする→I will follow up
  • 明日朝すぐにやります→I’ll do it first thing tomorrow morning.
  • その問題は次期システムで対応します→fix the problem in the next system
  • 仕様があまり決まらない→Defining requirements takes time.
  • 顧客と調整が必要→We need to sit down and talk with them.
  • ただいま確認します。→I will check right away
  • 人件費を節約する→reduce personnel costs
  • を担当する→be responsible for the
  • 現地で→on site
  • リモートで、オンラインで→off site / remote
  • パッチを当てる→apply patch
  • 仕様をドキュメントにまとめる→write down requirements
  • 見積もりを行う→get an estimate of
  • 優先させる→prioritize/ put top priority to
納期、顧客との関係性、コミュニケーション、急ぎで行う場合など実際に現場で出てきそうな英単語や表現が頻出していることが分かります。これらの表現や英単語を覚え、いち早く現場で使えるように心がけましょう。

プログラミング

実際にプログラミングの作業の段階で頻出する英単語や表現は下記の通りです。

  • 受諾する、受け入れる→accept
  • アクセスする→access
  • バックアップ→backup
  • ベースの、〜に基づく→based
  • キャンセルする、取り消す→cancel
  • 場合、ケース→case
  • 損害、ダメージ→damage
  • デバッグする/デバッグ→debug
  • エディター→editor
  • 要素→element
  • 失敗する→fail
  • 機能、特徴→feature
  • グラフィック、画像→graphic
  • 無視する→ignore
  • 画像、イメージ→image
  • メモリー→memory
  • ノード→node
  • 1つも無し→none
  • 発生する→occur
  • 操作、処理→operation
  • クエリー、問い合わせ→query
  • 範囲→range
  • リアルタイムの→real-time
  • スクリプト→script
特にプログラミング段階では英単語が多く頻出するので、なるべく語彙力を鍛えられるように心がけると良いでしょう。

タグの略語

プログラミング開発時に出てくるHTML関連のタグの元の表現や意味は下記の通りです。

タグ 元の表現 意味
a Anchor ハイパーリンク
br Line break 改行
col Column テーブル列
dd Description Definition 記述リストの数値
iv Division 1塊
em Emphasis 強調
figcaption Figure Caption 図や表のキャプション
h1~h6 Heading 各見出し
hr Horizontal Rule 切り替わり
iframe Inline Frame 他の項目を呼び出して表示すること
href Hyper Reference ハイパーリンク
img Image 画像表示
ins Insert 新たなテキスト追加
keygen Key Generation 暗号化
meta Meta-information HTMLファイル自体の中身
li List Item リストにおける項目
nav Navigation Links ナビゲーション
p Paragraph 段落

特にWebサービスなどHTML・CSSを多用する場合は覚えておくと業務がさらにスムーズになります。上記の表の英単語は実務で数多く出てくるのであらかじめ覚えておきましょう。

プロジェクトの進捗確認や保守管理

システム開発ではプロジェクトの進捗確認を頻繁に行います。また保守管理なども安定して運用する際に必要な項目です。プロジェクトの進捗確認や保守管理で実際に頻出する英単語や表現は下記の通りになります。

  • プロジェクトの概要→A brief on the project
  • 一番の問題→most vital problem
  • 問題の原因→root cause of the issue
  • 課題→issues/problems
  • 作業分担→job allocation or task allocation
  • リカバリーする手段→recover plan catch up plan
  • リソースの追加→add more FTEs
  • 不安定→unstable
  • 通信エラー→network issue
  • アプリケーションの障害→application issue
  • 進捗→progress
  • 進捗報告→progress report
  • 週次会議→Weekly meeting
  • 成果物→deliverable
  • 生産性→productivity
  • 工数→man-month FTE
  • プロジェクトの始動→kick-off
  • プロジェクトの終了→cutoff
  • 要件固め→fix requirement
  • マイルストーン→milestone
  • リカバリーする→recovery
  • 障害→incident / system issue
  • 障害復旧→system recovery
  • 業務回避→operational workaround
このように確認やシステム障害に関する英単語や表現が多くなっているのが特徴です。

会議

会議で使うことができる英単語や表現は下記の通りです。

  • 会議の日時→the date and time of the meeting
  • 何か提案はありますか?→Does anyone have a suggestion for
  • 根拠がない→There is no basis for it.
  • ~の代わりに→on be half of ~
  • 質問ありがとうございます→thank you very much for asking
  • 〇スライド目に移ります→move onto page 〇
  • 〇〇さんに話してもらいます→I will pass the microphone to 〇〇
  • 会議を閉めたいと思います→I would like to close the meeting
  • 全く同感です→I agree with you
  • 検討してみます→I’ll take it into consideration.
  • 何か質問はありますか?→Is there any question
  • 会議に参加する人→the attendees for the meeting
  • 議題→agenda / topics
もし海外のチームとミーティングを行う場合はいずれも覚えておく必要がある英単語や表現になっています。よりスムーズに意思疎通ができるので、なるべく早い段階で覚えておくと便利です。

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3. さらに詳しく英語を学ぶためには?

ここまではシステム開発に頻出する英単語や表現について網羅的にご紹介しました。実際に使われることの多い英単語や表現となっているので、覚えるだけでも業務に役立てることが可能です。
ただ、さらに英語についてのスキルを高める場合は自主学習が必要になります。そこでここからは、さらに詳しく英語を学ぶための方法を紹介します。

スマホアプリ

手軽に英語を学びたいのであればスマホアプリがおすすめです。無料のものもある上に通勤時間や休憩時間などの隙間時間を活用することで、効率よく勉強を行うことができます。操作性も高いものが多いのでストレスなく勉強することが可能です。

無料のアプリであれば「Duolingo」がおすすめです。完全無料で学べる上にゲーム要素が多く含まれており、レベル上げ・ライフ制度などゲーム感覚で学べるのも魅力となっています。スマホだけではなく、PCからも学習できるのも便利な点です。

また、有料アプリではスタディサプリENGLISHもおすすめです。リクルートが監修しているということもあり、信頼性においても優れています。目的に合わせてコースを選べるので効率を重視して学習をしたい方にもおすすめです。

書籍

エンジニアとして英語能力を高める場合は書籍で独学を行うというのも手段の1つです。書籍はプロが監修しているものが多いでの信頼性が高く、確実なスキルを学ぶことができるのが魅力となります。

ただ、書籍の場合は完全に独学になり自分のやる気次第なところもあります。勉強と言う感じが強いので人によっては長く続かない場合もあるので、あらかじめ覚えておきましょう。独学が苦手な方はアプリなどで学ぶ方がおすすめです。

TOEIC

TOEICは資格なので、英語能力の高さを証明する証にもなります。転職や昇進の際にも役立てることができるので、上昇志向が高い場合はTOEICで英語の学習をすることがおすすめです。

TOEICでは英単語や表現、リスニング、長文など幅広い範囲で英語のスキルを試すことができます。総合的な英語能力を高い水準で学ぶことが可能なので、英語能力を飛躍的に高めたい方に最適です。

ただ、本格的な英語学習となるため、エンジニアに関する英語だけを学べればいいという方にはおすすめできません。エンジニアに関する英語を学びたいのであれば、書籍での学習が最適です。

オンライン英会話

英語の能力を鍛えたいのであればオンライン英会話を利用するというのも手段に入ります。ネイティブの英語教師から英語を学べることが多く、英語能力だけではなく英会話能力も高められるので海外のチームと一緒に仕事をするといったこともできるようになるでしょう。

もし、受講するのであれば「DMM英会話」がおすすめです。無料で体験レッスンを2回受けられる上に、講師の特徴などを見てから講師を選ぶこともできるので安心してオンライン英会話を学ぶことができます。

ただ、オンライン英会話は月々にコストが発生します。また、会話を行うので人によってはかなり緊張する場面もあるでしょう。英語に対する学習意欲が高くないと続けられないので、軽く勉強をしたい場合はスマホアプリでの学習がおすすめです。

オンライン受講サービス

オンライン受講サービスも英語学習に役立ちます。多くのユーザーから支持されるプロが作成した教材で効率よく英語を学ぶことができる上に、完全オンラインなのでインターネット環境とデバイスがあれば学習可能です。

代表的なオンライン受講サービスとしては「Udemy」がおすすめです。Udemyであれば英会話、英単語、表現の学習、TOEICの対策など幅広い形で英語の学習ができるので利便性が高くなっています。また、セールを行っていることも多く、講座をお得な形で買うことが可能です。

オンライン受講サービスは動画で学ぶことができるため、ずっと本を読むのが苦手という方にも強くおすすめです。ユーザーの口コミなども確認して、自分に合った講座で英語力を鍛えていきましょう。

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この記事の監修
リカイゼン サポートデスク 
吉田・新町
BtoBマッチングサービスであるリカイゼンにおいて、発注企業からのご相談のヒアリング、企業選定のフォローなどを行う部門の担当です。出展企業であるシステム開発やWEB制作、クリエイティブ制作会社ともコミュニケーションを取りながら、年間数百件の受発注のサポートを行っています。

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