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注目のITと活用事例【2019年最新版】

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注目のITと活用事例【2019年最新版】

ITという言葉は毎日のように聞くけれど、果たして私たちの生活の中でどのように活用されているのでしょうか。
パソコンやスマートフォン、そして最近ではAI(人工知能)などの機能がついた商品が発売され、ITが身近なものになってきました。しかし、私たちが思う以上にITはもっと深く生活の中へ根付き始めています。
ここでは、そもそもITとは何なのか?そしてITがもたらしている業界動向など、事例を交えながら説明します。

1. ITとは?

ITとは、Information Technology(インフォメーション・テクノロジー)の略になります。日本では「情報技術」と訳されており、テキスト、動画、動画、音声などをデジタル情報として扱う技術の総称を言います。
IT技術は、大きく分けて3つの要素で構成されています。

① パソコン、スマートフォン、IoT家電などのハードウェア
② OS、アプリ、AIなどのソフトウェア
③ インターネット、WiFi、5Cなどの通信技術

これらIT(情報技術)の普及によって、これまでアナログで行われていた業務をデジタルへ変換して業務効率化をはかることを各企業で進められています。「業務のIT化」という言われ方をされていますが、例えば紙ベースで業務が執り行われていた見積書、請求書、カルテなどをパソコンへ入力してデジタル化売ることで、それまで神の塊が占有していたスペースを別の用途に有効利用することができます。また、入力した情報を整理、蓄積してデータベース化することで膨大な情報の中から情報を簡単に検索することも可能になります。

そして、よく耳にする「IT業界」というものはどういった業界なのでしょうか。
10数年前にIT革命・ITバブルという言葉が生まれてきましたが、IT業界というものも社会に対して大きな変革をもたらしています。IT業界はドッグイヤー(犬が人間の7倍速で成長すること)と言われていることもあり、常に革新的なサービスが生まれる変化の激しい業界でもあります。
また最近は、IT業界の中でも特に変化が激しいWEB業界、EC業界というようにIT分野の中から独立して○○業界という表現が増えてきていますので、今後も細分化したり特化したりというように進んで行く可能性が大いにあります。
IT業界の中で、世界的に有名な企業は、WindowsOSを開発したマイクロソフト社が代表的です。近年では、検索エンジンのGoogle、iPhoneのApple、ソーシャルメディアのFacebook、通販サイトのAmazonがめざましく、4社名の頭文字を取ってGAFA(ガーファ)と呼ぶシーンが増えてきました。

また、日本発で活躍している企業としては、日本最大のECサイト「楽天市場」、フリマアプリで急成長中の「メルカリ」、アメブロ、AbemaTVで有名な「サイバーエージェント」、そのほか「価格ドットコム」「食べログ」などの口コミサイトを畝椅子る「カカクコム」も有名です。

2. ICTとIoTとは

最近のIT関連用語で、ITと混同されがちな単語としてICT、IoTがあります。ICTとIoTにはどのような違いがあるのが説明します。

ICTとは

ICTは、Information and Communication Technologyの頭文字を取った単語になります。ITとほぼ同じ意味合いになりますが、ICTは情報技術だけではなく情報技術を共有するためのコミュニケーションの意味が強調された用語になります。国際的には、ITよりもICTの方が普及しています。

ICTの活用事例としては、教育分野の事例がわかりやすいです。PCやタブレットを教材として活用し、教員がPCやタブレットを操作して授業を行い、より楽しくわかりやすくします。また、生徒情報管理でIT技術が使われることで、資料作成が簡易化され効率化をはかれます。

IoTとは

IoTは、Internet of Thingsの略称です。「モノのインターネット」と言われており、身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながる仕組みを表しています。これまでパソコンやスマートフォンがインターネットに繋がっていましたが、最近ではテレビやエアコン、冷蔵庫など家電を含めた身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながることで、ものが相互通信し、遠隔からも認識や計測、制御をすることが可能になりました。

IoTの活用事例としては、高齢者やペットの見守りサービスの事例が分かりやすいです。最新家電(LED電球、カメラ、テレビ、エアコン、電子レンジ、AIスピーカーなど)には、WiFiを通してインターネットに繋がる仕組とセンサーが搭載されています。センサーによって高齢者の安否が離れた場所にいる親族や、また介護ヘルパーなどへ伝達することができます。離れていてもそれらのIoTの進化によって安心して暮らせる世の中にすることができます。

3. 最新のIT活用分野

2010年代のITトレンドとして、IT技術とは無縁だった業界にIT化が普及し始めたことです。これまでの既存の業種とITを融合することによって生み出される新しい分野についていくつか紹介します。

金融×IT

この分野はFinance×Technologyで、フィンテック(Fintech)と呼ばれるようになりました。銀行システムをオンラインで利用できるネットバンキングは今では当たり前になっています。今は、現金で決済していたものを「キャッシュレス決済」にするための普及が急がれています。また、2018年に大きな話題を呼んだ仮想通貨(暗号通貨)も普及の動きがあり、海外送金手数料の格安化、JR東日本のスイカでの仮想通貨チャージ検討ニュースなどがあります。

車×IT

まもなく5Gが始まる中で、一般化に向けた動きの中で注目度の高い分野が「自動運転」になります。5Gになることで、瞬時に大量データ送受信が可能になるので、障害物や事故回避など自動運転で必要な処理が対応可能となることで、自動運転車の普及が早まることが予測されています。また、カーシェアリングやタクシー配車サービス(Uber)などの広がりも著しいです。

不動産×IT

この数年で一般化してきたIT系の民泊サービスAirbnb(エアビーアンドビー)に代表されるサービスです。シェアハウスコワーキングスペースといったサービス普及も2010年代のイノベーションの一つになります。

定額制×IT

動画配信サービスのNetflix、Hulu、音楽ストリーミングサービスではSpotifyの月額定額制サービスが新しい経済を作っています。これらは「サブスクリプション(毎月定額)方式」と言われているサービスで、業種としては、飲食や高級車などへも波及している注目の分野です。

小売×IT

2010年代に広く普及したのが、EC(eコマース)になります。食品、日用品、ファッション、家具などあらゆるものがインターネットで購入できるサービスになります。
また店舗系としては、無人レジの普及です。日本のコンビニでも何度か導入試験をしていますが、その中でもアメリカで無人コンビニ1号店として「Amazon GO(アマゾンゴー)がオープンして話題を呼びました。

4. まとめ

ここまで、IT関連分野の説明と最新情報をまとめてきました。
IT関連分野は、進化の速度が日々変わるので、アンテナを常に敏感にしていないと、あっという間に新しい技術でサービスが入れ替わってしまう時代です。もしIT関連分野に興味があり、仕事として参入しようと考えている場合は、ここに記載している用語は最低限、頭に入れておく必要はありそうです。
そして、ニッチ産業でもITを活用することで、ニッチ産業ではない産業が出来上がってしまうのも、この分野の特徴であり面白い部分になります。
近々の大きな出来事としては5Gが始まること、そして2020年のオリンピックを控え、日本にとってどのようなテクノロジーアピールを世界へできるのかというのも注目の一つとなっています。

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この記事の監修
リカイゼン サポートデスク 
吉田・新町
BtoBマッチングサービスであるリカイゼンにおいて、発注企業からのご相談のヒアリング、企業選定のフォローなどを行う部門の担当です。出展企業であるシステム開発やWEB制作、クリエイティブ制作会社ともコミュニケーションを取りながら、年間数百件の受発注のサポートを行っています。

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