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システムエンジニア「津崎 平匡」の生き様(逃げ恥)
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2016/12/13
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- 日本頭脳株式会社
TBSで放送中の火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』が実に面白い。新垣結衣演じる「森山 みくり」が毎回とてもかわいい・・というのは置いておき、星野源さんが演じる「津崎 平匡(つざき ひらまさ)」に共感するシステムエンジニアの方々も多いのではないでしょうか。今回は彼にフォーカスを当てて、彼の特徴を捉えていきたいと思います。
ブラック企業に勤めていた経験
津崎は、昭和55年11月9日生まれの36歳(ドラマでは35歳の設定)。山口出身。頑固な父親のもと、温厚な性格に育ち、35年間童貞を貫き通しています。家賃15万5千円の1LDK暮らしで、そこから更に2万円アップできる程度の余裕はあるので、年収800万円以上は稼いでいるものと思われます。なかなかの高給取りです(第3話より)。ITエンジニアでこの年収というのは、現実的にはなかなかないでしょう。
現在はIT企業「3Iシステムソリューション」のシステムソリューション部に勤務するシステムエンジニアですが、以前はブラック企業に勤めていました。「仕事もきつかったけど、直属の上司がコンビニで買い物を頼むくせに、お金を払わない人で。少額の支払いでも、塵も積もれば山となります。」と告白していました(第4話より)。
私も以前はブラック企業に勤めていました。私の上司は、一度キレると手がつけられず、打合せ中に怒鳴り散らしてゴミ箱を蹴って出ていくような方でした。サービス残業が100時間超となることもしばしばあり、よくそんな上司のもとで10年以上も仕事してきたな、と我ながら感心してしまいます。
ブラック企業に一度勤めると、人に対して優しくなれるのかもしれません。
冷静沈着で有能なエンジニア
津崎は、京都大学卒業という優秀な頭脳の持ち主。 資格欄には「応用情報技術者」「データベーススペシャリスト」「基本情報技術者」と書かれています。第1話では、POSレジシステムの開発に急きょ仕様変更が生じて、毎晩徹夜で対応する津崎の姿がありました。
そこでは、部下に対して的確に指示を出すリーダーとしての姿や、同僚のエンジニアが書いたプログラムが正常に動作しないときにササッと修正して直してしまう姿が描かれています。人を怒ったり責めたりせず、常に冷静沈着。責任感もあり、周囲からも頼れるエンジニアとして信頼を得ています。
以前勤めていた職場では、私の部下に似たような社員がいました。彼は東大卒。常に冷静沈着。勤務態度は真面目。飲み込みが早く、教育のしがいがある部下でした。こういうエンジニアが1人いてくれると本当に助かりますね。
時に大胆な決断をする
普段は優柔不断な津崎ですが、時に大胆な決断をします。その一つが「契約結婚」でした。森山みくりという家政婦を家に住まわせ、事実婚をする。両家に対しては正式な結婚をしたように見せるため、両家親族を招いて結婚報告の食事会まで行います(第2話より)。
結婚という重い負担を背負わせてしまっているのではないかとみくりが心配すると、津崎は「後ろ向きの選択だっていいじゃないか。恥ずかしい逃げ方だったとしても、生き抜くことのほうが大切で、その点においては異論も反論も認めない」と、強い口調で振り切ります。
みくりが津崎に愛想をつかして出ていった後、みくりを追いかけて千葉の館山まで行きます。「僕は、女性経験がありません。それでもいいと思って生きてきました。だけどあの夜、真っ先に思ったことは、失敗したらどうなるだろうと。10歳も年下の女性にリードされる情けなさもあったと思います。」と、自分が童貞であることを明かします(第8話より)。
トリガーはみくりではあるものの、節々で大胆な行動を見せる津崎。優柔不断と大胆さが垣間見えるからこそ、人間くささが出て面白いのだろうなと感じます。
回を追うごとに視聴率がアップし、第9話では16.9%まで上昇しました。放送も残りわずか、すみずみまで楽しんで観ていきたいと思います。
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日本頭脳株式会社
永井 雅明
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