最近クラアントとの雑談の中で、こんなことを聞かれました。
「前から思ってたんやけど、ディレクターってなにする人なん?偉そうな役職っていうのはなんとなく想像つくんやけど、実際なにしてはるん?」
クリエイティブ系の職種の肩書きではよく見かけ業界関係者には常識であっても、関係者以外からすれば何か良く分からないけど、とりあえず凄そう程度の認識を持たれている職種、それが“ディレクター”。
試しに4、5人の知人に聞いてみたところ、「テレビ関係の偉い人」、「映画監督」という答えが返ってきました。なかなかいい線を突いてきましたね。テレビ関係の偉い人も方向性的にはあってますし、映画監督なんてバッチリです。でもディレクターってそれだけではないんです。
では、いったいディレクターとはなにをする人なのでしょうか?
それは一言でいうと監督です。映画やテレビに限らず、webページ、雑誌やパンフレットなどの紙媒体も含めて複数人のスタッフが携わって行う制作作業における監督のことなのです。紙媒体の制作を例にすると、まず企画・ラフなどの基礎となる設計を行い、ライター・カメラマン・デザイナーを選定し、スタッフ全員に方向性を指し示す。そして出来上がった制作物のチェックも行い、ダメ出しを行う。簡単にまとめるとこんな感じです。ちなみに出版業界ではディレクターよりも編集者・エディターと呼ぶことの方がメジャーです。
制作物の良し悪しを決めるのはディレクター
一般的に名前は知れ渡っている割にはその役割自体があまり浸透していないディレクターですが、制作物の良し悪しはディレクターで決まると言っても決して過言ではありません。それは良い映画監督が良作の映画を生み出し、良い指揮者が質の高い楽団演奏に欠かせないことに通じるものではないでしょうか。(指揮者の英訳はコンポ―サーが一般的ですが、アメリカではディレクターと言います)
制作物作りをプロダクションやデザイン事務所に依頼するときに注意したいことは、ディレクターが必ずしもディレクターを名乗っているとは限らない点です。彼・彼女の名刺の肩書きは、デザイナーかもしれませんし、営業かもしれません。代表取締役だったりフォトグラファーだったりもします。こういった点がディレクターが何をする人なのか、分かりにくくしている原因なのかもしれませんね。
ただひとつ確かなのは、制作物作りに疎いあなたの為に話を聞いて様々な提案をしてくれて、時にはあなたの考えに異を唱えることもあるかもしれませんが、あなたが形にできなかったものを形にしてくれる人が良いディレクターということです。
あなたが良いディレクターに会えますように!
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土屋 禮大
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「伝えたいことを、伝えたい人に、きちんと伝える」ことをモットーに、お客様の伝えたい情報をエンドユーザーや読者の心に響かせるコンテンツ作りを心がけています。
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