最近、某国の某企業から直接、和訳と映像ローカライゼーションの仕事を受けるようになりました。
元々、日本で知り合った知人が帰国して、彼が弊社を紹介してくれたのですが、まあ昔とちがって、時差は若干あるもののメールでほぼリアルタイムにコミュニケーションできるので、仕事を進める上でほとんど問題はありません。
20年前には想像もできなかったスタイルで案件をこなすのはいいのですが、ふと不安になることがあります。
それは、相手の担当者が日本語をまったく理解しないということなのですね。
つまり、こちらに丸投げしているのです。
信頼してくれているのはうれしいのですが、IT分野はすそ野が広く、少し分野が違えば、分からないこともいっぱいあります。
ましてや弊社は、映像が分かる翻訳会社(=翻訳が分かる映像会社)ではあるものの、その会社のITサービス/製品については、ごく一般的なことであれば対応はできるものの、やがて、かなり詳細な部分にまで関与しなければならないようになるだろうという悪寒がすることです…、失礼、予感がすることです。
そこが不安の種。
つまり、今の状況は、いわば排他的経済水域のぎりぎりのところで頑張っているのですが、そのうち領海を超えての大がかりな取引関係に発展するのではないかという予想です。
その場合、オプションは3つあります。
1つ目は、翻訳会社の枠を超えて、その会社のサービス・製品に深くコミットメントしていくこと。
いわば、一皮むけるということ。
もしかしたら弊社は大きく発展するかもしれない…( 一一)
2つ目は、現状維持のままなんとかしのいでいくということ。
つまり、これ以上、出過ぎたマネはしない。
ひたすら冷たい態度をとるのです (-_-;)
3つ目は、日本の代理店としてどこか適当なIT会社を彼らに紹介してあげること。
一歩まちがえば余計なお世話なんですが (^_^;)
あっ、もう1つありました。
そのうち彼ら自身が日本の代理店を見つけてきて、弊社をリンクさせるという解決法。
これが一番、気が楽ですね (^O^)/
つい先日も、Webサイトの日本語版を作ったので日本語がおかしくないかチェックしてくれといってきましたので、見るには見ましたが。
やはり、意味は分かるものの変な(おかしな)表現があちこちにあって(googleやyahooの無料翻訳サービスに英語を放り込んだんでしょうね)、すこし直してあげたのですが、ここしばらくは、かなり大変になりそうです。
2015年は、皆様にとっても、良い年でありますように。
よろしくお願いいたします。
株式会社エムストーン
藤原祥隆
info@mstone.co.jp
(字幕、吹替え、動画制作、翻訳はおまかせください。)
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EDITOR PROFILE
株式会社エムストーン
藤原 祥隆
映像のわかる翻訳会社(=翻訳のわかる映像会社)を目指しています。
沿革:
■機械翻訳開発会社勤務を経て、1990年12月株式会社エムストーン設立。設立当初は、翻訳とコンテンツ(マニュアル)制作がサービスの中心でした。
■1995年8月、秋葉原初のインターネットカフェ開設。そこでの経験に基づいて『インターネット用語がわかる本』(日本実業出版社)、『テレビ会議システム活用ガイド』(日本実業出版社)、『スキャナでらくらく文字入力』(エーアイ出版)を相次いで上梓しました。
■1999年10月、米国コネチカット州のオンラインマーケットリサーチ会社GF社の日本法人設立準備に向けて活動しましたが、翌年に米国のITバブルが弾けて契約解消。
■2008年9月、S.スピルバーグ監修による小児ぜんそく患者向けアニメーションゲーム「Quest for the code」日本語吹替え版を制作したのを皮切りに、本格的に動画の字幕、吹替えを開始し、企業プロモーションビデオ(PV)の撮影制作も手掛けるようになりました。
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