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拡張現実(AR)のすすめ~2


■ARの種類は…
ARとはどういうものかについては、Wikipedia「仮想現実」をお読みいただければいいかと思いますが、大きく分けて次の3種類に分けられるようです。
(1) GPSなどの位置情報をベースにしてオーバーレイ表示させるAR
(2) 特定の物体や図形などを認識し情報をオーバーレイ表示させるAR
(3)「マーカー」と呼ばれる特殊な2次元データ上に情報をオーバーレイ表示させるAR

(1)は、観光や街角ガイドなどに使えそうですね。(2)は、建築関連や家具・インテリアなどに活用できそうです。
しかし、もっともお奨めしたいのは、(3)のマーカー認識タイプです。
前回ご案内した「AR(拡張現実) SATCH活用例」(2分49秒)http://youtu.be/oaU8-5fyzJA
をご覧いただければお分かりになると思いますが、印刷物にマーカー(画像)を印刷しておいて、コンテンツ(動画)をそのマーカーに紐づけて、スマホやタブレットに表示させる、というパターンです。
チラシ、パンフレット、ポスター、取扱説明書、ガイドブックなどで、印刷されたマーカー画像にスマホ(タブレット)をかざすと、その製品やサービスに関連した動画が動き出すというものです。
紙が動画マニュアルに変身します。
これなら、あらゆる分野のビジネスに大いに役立ちそうですね。

株式会社エムストーン
藤原祥隆

(つづく)

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EDITOR PROFILE

株式会社エムストーン

藤原 祥隆

翻訳・通訳、字幕・吹替え、映像翻訳、PV制作、コンテンツ制作が主なサービス。

映像のわかる翻訳会社(=翻訳のわかる映像会社)を目指しています。

沿革:

■機械翻訳開発会社勤務を経て、1990年12月株式会社エムストーン設立。設立当初は、翻訳とコンテンツ(マニュアル)制作がサービスの中心でした。

■1995年8月、秋葉原初のインターネットカフェ開設。そこでの経験に基づいて『インターネット用語がわかる本』(日本実業出版社)、『テレビ会議システム活用ガイド』(日本実業出版社)、『スキャナでらくらく文字入力』(エーアイ出版)を相次いで上梓しました。

■1999年10月、米国コネチカット州のオンラインマーケットリサーチ会社GF社の日本法人設立準備に向けて活動しましたが、翌年に米国のITバブルが弾けて契約解消。

■2008年9月、S.スピルバーグ監修による小児ぜんそく患者向けアニメーションゲーム「Quest for the code」日本語吹替え版を制作したのを皮切りに、本格的に動画の字幕、吹替えを開始し、企業プロモーションビデオ(PV)の撮影制作も手掛けるようになりました。

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