SaaSの7つのメリットと3つのデメリット!PaaS・IaaSとの違いも解説
- [更新日]2024/07/12
- [公開日]2022/02/24
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目次
SaaSの7つのメリットと3つのデメリット!PaaS・IaaSとの違いも解説
SaaSとは、クラウド上に存在するソフトウェアのことで、サーバーや端末にインストールする必要がないのが大きなメリットです。
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SaaSは「サース」または「サーズ」と読み、「Software as a Servcie」の略です。クラウド上に存在するソフトウェアのことで、端末にソフトウェアをインストールすることなく利用できます。
PaaSは「パース」と読み、「Platform as a Service」の略です。クラウド上で利用できる、サーバーやOS、データベースやプログラムの実行環境など、ミドルウェアなどのプラットフォームのことです。
IaaSは「イアース」、または、「アイアース」と読み、「Infrastructure as a Service」の略です。クラウド上に存在する、CPU・メモリ・ストレージなどのサーバー環境やネットワーク環境などを指します。
自社サーバーや端末上にサーバーやネットワーク環境を構築する必要がなく利用料しかかからないので、自前で環境構築するよりも導入コストが安くなります。具体的には、以下のような製品が存在します。
SaaSを利用するメリットについて詳しく解説しましょう。
初期費用が必要なものもありますが、自社サーバーや端末上にインストールするためのソフトウェア購入費用や独自開発の費用が不要です。アクセス数やユーザー数などに応じた利用料しかかからないので、自社で開発するよりも初期投資のコスト(開発費、開発期間コスト)を抑えることができます。すぐに試してみたいという場合に適しています。
自社サーバーや端末上にソフトウェアをインストールするわけではないので、システム構築や設定などの手間はありません。面倒なシステム構築や設定などの作業はすべて運営会社に任せて、ソフトウェアだけを利用できるのは非常に便利です。
SaaSはアカウント管理されているので、IDとパスワードなどのアカウント情報を持っていればどこからでも利用できます。インターネット環境さえあれば、外出先で別の端末から利用することも可能なので非常に便利です。
ソフトウェア環境はクラウド上でSaaSサービス運営会社が管理しているので、常に最新版にアップデートされます。そのため、利用者側はアップデートをする必要がなく、常に最新の機能やセキュリティ対策が実装されています。
支払方法はサブスクリプション方式が主流です。
利用しているユーザー数やアクセス数、サーバー数などの利用頻度に応じて料金が決まるプランもあります。他にも一律で定額料金の製品があるので、利用方法や状況に合わせて、もっともお得に利用できる商品やプランを選びましょう。
自社サーバーや端末上にソフトウェアをインストールする場合、ソフトウェア独自のセキュリティ対策を自分で行う必要があります。
自前でソフトウェアを購入する場合、社員分のライセンスやサーバーやネットワーク環境の購入が必要です。特に社員が多い場合や大規模システムに対応できるサーバーやネットワーク機器などを購入する場合は、費用が高額になってしまいます。
SaaSには多くのメリットがある反面以下のようなデメリットがあるので、利用前に知っておく必要があります。
SaaSサービス管理会社のサーバー上にあるソフトウェアを利用者が共用するため、設定などのカスタマイズ性は低いです。自由に設定や環境を変えて利用したいなら、カスタマイズが可能な製品を購入するか、自社用に新規開発を行う方がよいでしょう。
SaaSはクラウド上のソフトウェアを、インターネットを介して利用するため、セキュリティ対策が必要です。SaaSサービスアカウントのIDとパスワードさえあればどこからでも誰でも利用できてしまうので、アカウント管理は厳重に行う必要があります。
SaaSを利用し続けるためには、ランニングコストがかかります。大規模なシステムを構築するためには毎月の料金が高額になるので、数十年単位で長期間継続して利用する場合は、購入した方が安くなるでしょう。
SaaSの具体的な製品には、以下のようなものがあります。
たとえばWeb会議をGoogle Meetを使って行う場合、Google Meetのサイトにブラウザからアクセスして使います。このとき、パソコンにはGoogle Meetのソフトウェアは入っておらず、インターネットを介してクラウド上のGoogle Meetのソフトウェアを使ってテレビ会議を行います。
この記事ではSaaSとは何か、PaaSとIaaSとの違いは何か、どのようなメリットやデメリットがあるのかなどについて詳しく解説しました。
この記事では、SaaSとは何か、SaaSのメリットとデメリット、そしてPaaSとIaaSの違いについて詳しく解説します。この記事を読めば、SaaSについて理解していただけるでしょう。
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1. SaaSとは?
ソフトウェアのインストールやサーバー構築などが不要なので、導入がスピーディーで多くの種類のソフトウェアを試せるというメリットがあります。料金は利用回数やアクセス回数などに応じた、継続課金サブスクリプション方式が主流です。
PaaSとは?
SaaSはPaaSの機能を内包していることがわかります。PaaSを利用すればクラウド上にあるプラットフォームを使うことができ、ソフトウェア開発や利用などを行えます。利用にはソフトウェアやアプリ開発などを行える、プラットフォームの設定ができるなどのスキルが必要です。
自社サーバーや端末上にプラットフォームを構築する必要がなく利用料しかかからないので、自前で構築するよりも導入コストが安くなります。具体的には、AWS(アマゾン ウェブ サービス)、Microsoft Azureなどの製品があります。
IaaSとは?
SaaSとPaaSはIaaSの機能を内包していることがわかります。IaaSを利用すれば、OSやデータベース、サーバーを構築し、ソフトウェア開発などを行うことが可能です。利用には、ソフトウェアやアプリ開発などを行えて、OSやデータベース、サーバーを構築しプラットフォームの設定ができるなどのスキルが必要です。
2. SaaSの7つのメリット
➀低コストで導入できる
②システム構築の手間がない
③デバイスを問わず利用できる
④常に最新版にアップデートされる
⑤サブスクリプション方式で支払い可能
⑥セキュリティ管理の負担が減る
しかし、SaaSなら運営会社がセキュリティ管理などをすべて行うため、自分でソフトウェアに関するセキュリティ対策をする必要がありません。自社サーバーや端末自体のセキュリティソフトのインストールやアップデートなどをいつもどおり行えば十分です。
➆必要な数だけ契約できる
しかし、SaaSなら使う分だけ費用を払う従量課金制を選べるので、余分なライセンスや高価なサーバーなどを購入する必要がありません。個人で使うのか企業単位で使うのかなど、利用形態に応じてお得なプランやサービスを選べるというメリットがあります。
3. SaaSの3つのデメリット
➀カスタマイズ性が低い
②セキュリティ対策が必要になる
③ランニングコストがかかる
4. SaaSの代表的な例
5. まとめ
SaaSを利用することで、ソフトウェアのメンテナンスコストや導入コストを抑えることが可能です。社内システムなどで導入するメリットがある場合は、ぜひ検討してみてください。
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