BUSINESS TIPS発注担当者の方へ、発注成功の為のお役立ち情報

【顧客管理システム(CRM)】依頼の進め方・依頼先の選定方法

目次

【顧客管理システム(CRM)】依頼の進め方・依頼先の選定方法

顧客管理システムは、企業が事業を存続させていく上で、鍵となるシステムです。

既存顧客、これから未来の顧客など、顧客の利用状況を把握し、適切なタイミングで適切なアプローチを行うことで、顧客満足度の向上、売上機会の創出および売上向上など、事業において攻めのアプローチを取ることができるようになります。

今回は、そうした顧客管理システムの導入ポイントから、おすすめの開発会社をまとめましたので、ぜひご参考ください。

顧客管理システム開発の依頼先探しならリカイゼンにお任せください!

リカイゼンでは、顧客管理システム開発実績を多数持つ会社の中から、ご要望に合う会社を厳選して無料でご紹介します。
企画段階からのご相談も受付中!気軽に相談できるプロをご紹介いたします。

お電話でのご相談は 03-6427-5422
受付時間:平日10:00~18:00

1.顧客管理システム(CRM)とは

顧客管理システムとは

一言で顧客管理システムと言っても各企業の利用目的や望む導入効果は千差万別です。 そして顧客管理システム自体もシステム自体は一つだけではなく、それぞれのニーズに合わせた顧客管理の仕方があるため、様々なシステム構成があります。

そのため、なんとなく導入をしたものの自社のニーズに合わず、失敗してしまう企業も少なくありません。

導入するための目的やポイント、導入ステップがどのようになっているのかを予め確認、検討して、より効果のある顧客管理システム導入を目指す必要があります。

顧客管理システムの種類別メリット・デメリット

顧客管理システムには、大きくクラウド型オンプレミス型の選択肢があります。

クラウド型
クラウド型とは
クラウド型は、クラウド上にて利用できる顧客管理システムです。現在では主流になってきており、予め顧客管理に必要な基本的なシステムが出来上がっており、そのシステムをユーザーが利用するかたちでサービス提供されていることが多いです。
クラウド型のメリット
  • インターネットを介してベンダーが用意している出来上がったシステムがあるので、導入を決めたタイミングから利用を開始できる
  • インターネット経由のため、使う側のデバイスの種類に依存しない
  • 個別で開発を行う開発コストおよび工数が発生しない
  • サービス運用にかかる人的コストを削減できる
クラウド型のデメリット・注意点
  • データを外部に預ける状態のため、サービス運営側に障害が発生した場合、サービスが停止するリスクがある
  • データに関するセキュリティリスクが可能性を想定しておく必要がある
  • 既存製品を利用する場合、機能などの自由度に制限がある
オンプレミス型
オンプレミス型とは
オンプレミス型は、企業の社内にサーバを設置して顧客管理システムを構築するかたちを指します。場合によっては顧客管理に必要なシステムが出来上がっており、それを社内サーバーにインストールするかたちで利用できるものも、オンプレミス型と言えます。
オンプレミス型のメリット
  • インターネットに常時接続する必要はなく、オフラインで動かせる
  • 社内管理のため、セキュリティ面について社内規定で管理を行うことが可能
  • 自社開発であれば、自社のニーズにあわせたシステムの構築が可能
オンプレミス型のデメリット
  • 自社開発となった場合、構築にかかる初期費用および開発期間が発生するため、すぐに利用開始できない
  • 基本的に自社内でのみ利用できる

自社開発の場合、どうしても導入までに時間とお金が大きくかかることが多いです。

初めて顧客管理システムを導入するという場合は、クラウド型の既存製品になっている顧客管理システムを導入し、使い勝手や自社の業務フローに応じて必要が発生した場合にカスタマイズを加えるという方法が主流の考え方ではないでしょうか。

2.顧客管理システムの導入ステップ

続いて、顧客管理システムを導入する際のステップ、注意点について抑えておきましょう。

顧客管理システムの導入ステップ

顧客管理システムの導入手順の基本的なステップを以下にまとめました。

1. 導入の目的を明確にする
なぜ、顧客管理システムを導入するのか、何かしら社内で課題があることによる導入検討ではないでしょうか。目的を明確にしておくことは、システム会社へ依頼する際にもとても重要な項目となります。
2. 課題の洗い出しを行う
目的を明確にするのと同様ですが、何かしら課題があっての導入検討の場合、なるべく課題を洗い出しておくことが必要です。それは一つの課題ではないかもしれません。顧客管理システムを使用予定の社員からは、一度はヒアリングして課題感の共有が必要です。そしてその課題を、要件を定義するものになります。
3. 社内で導入プロジェクトを結成する
顧客管理システムを利用する部門より、1名ずつ参加してもらう形でシステム導入におけるプロジェクト化をすることをお勧めします。理由の一つとして、導入検討からプロジェクトに参加してもらうことで、自分ごとの案件として理解するようになり、周りの人との連携をスムーズに行えるように動いてくれるはずです。
4. 導入範囲の明確化
何も考えずに、利用しない機能まで提案されたからと導入してしまうのは好ましくありません。もし導入プロジェクトを組めるのであれば、そのプロジェクトで利用範囲について検討してどこまで導入するべきかを話しあった方が良いです。
>
5. 要件をもとに製品のピックアップ
社内の業務要件に合う製品をピックアップします。しかし、このピックアップ作業は、社内だけでは難しいかもしれませんし、初めての導入となるとよくわからないことの方が多いかもしれません。わかる範囲でピックアップをしておいて、導入の依頼をするシステム会社へも改めて相談をした方が良いでしょう。
6. テスト的に試用してみる
これは、無料で試せるのかどうかにもよりますが、もし試用的に使えるのであれば使ってみることをお勧めします。そうすることで、もしカスタマイズ可能ならばカスタマイズ内容も見えてくるのではないでしょうか。
7. 既存データをCSVファイルとしてまとめる
既存の顧客データを、顧客システムへ取り込むことを考えた場合、CSV形式で既存データを保管しておくとスムーズな移行ができます。但し、重要なデータを扱うため、このあたりの作業はシステム会社へ依頼した方が良いかもしれません。
8. 導入について社員へ周知し、理解を得る
顧客管理システムを、いよいよ本番導入する際、これまでとは違うシステム環境になるため、協力を仰ぐ為にも、社内担当者へ周知して理解を得られるように動くことは、とても重要です。

顧客管理システム導入時の注意点

顧客管理システムを導入する場合に、確認しておきたい事柄をまとめました。

無料で一部機能が利用できる顧客管理システムもありますが、基本的には一度導入してそのシステムを利用開始したら、蓄積したデータなどもあるため、乗り換えを検討するのは大変です。 慎重に検討を進める方がよいでしょう。

費用対効果の想定をしておく
基本的には金額面・時間面のコストをかけて顧客管理システムを導入することになるので、どれくらいの費用対効果が見込めるかを想定しておくことが重要です。 せっかくコストをかけて思ったほどの効果が出なかった場合に、次のアクションを起こしにくくなります。
既に稼働している社内システムと連携ができるかどうか
社内では何かしらシステムが稼働しているのではないでしょうか。 新規に導入するシステムが、既存システムと連携が可能かを確認しておく必要があります。 また、どのように連携が可能なのかまで念の為確認が必要です。
利用シーンに合うツール選定を行う
顧客管理システムをどのようなシーンで利用するかを確認しておく必要があります。 社内のみなのか、社外でも利用するのか、パソコンで対応のみかスマートフォンでも利用するかどうか。 社内の誰がどのような動線の中で使うのかを確認しておきましょう。

顧客管理システム開発において、何から進めるべきか、企画段階から実績ある会社に相談したい場合はリカイゼンにご相談ください。専任スタッフがお電話でヒアリングをさせていただき、ご要望に合う実績ある会社のご案内・サポートをさせていただきます。

お電話でのご相談は 03-6427-5422
受付時間:平日10:00〜18:00

3.システム導入の依頼の仕方

導入までのステップを社内でまとめられたら、それをもとにシステム会社へ見積り依頼を行います。

初めての場合、導入ステップを全てまとめられない項目があるかもしれません。 その際は、システム会社へ相談すればサポートしてもらえるでしょう。 もしサポートしてもらえない場合は、他の会社にも相談し、比較検討を行うことをオススメします。

基本的に導入ステップに関しては書面にてまとめ、RFP(提案要望書)としてシステム会社へ渡してオリエンテーションを行うとよいでしょう。 詳細内容が具体的であればあるほど、正確な見積りが挙がってきます。

また、見積り依頼をする場合は、複数社のシステム会社へ依頼をしましょう。 1社のみですと、見積り比較はできませんし、最低3社からは、見積りをもらうほうが良いでしょう。

発注先選定の段階に入れば、見積りをもらっているシステム会社の人とは1度以上面談をしておきしましょう。 また、選定企業のセキュリティ面の確認、体制面(二次受け、三次受けなどないか)の確認をしっかりしておきましょう。

4.顧客管理システム開発実績のある開発会社5選

独自で顧客管理システムを作りたい、また今利用している顧客管理システムを改修したいなどという場合は、顧客管理システムの開発実績のある会社に依頼することをおすすめします。

開発経験があると、顧客管理システムについてある程度どのような機能が必要か、抑えておかなければならないことは何かなど開発会社側がノウハウを持っているケースが多いため、発注側として伝え漏れてしまったことなどもカバーしてくれる可能性が高いです。

それでは、以下に顧客管理システムの開発実績を持つ会社を5社ご紹介します。

株式会社ココロザシ

ココロザシでは、3,000社以上のネットワークを用いて専門分野に強いエンジニアをプロジェクトごとに用意。先端技術による開発は、低コスト・短納期・高品質と三拍子揃った仕上がりを実現しています。

オープンソースの「Sugar CRM」「VtigerCRM」「F-RevoCRM」をカスタマイズした実績も、高評価。技術力の高いエンジニアを揃えているため、開発しながらの相談にも柔軟に対応しています。

こんな方におすすめ
  • 費用、納期、品質いずれのサービスにも妥協したくない方
  • 上流工程からあらゆる工程についてワンストップで相談したい方

リカイゼン企業ページ:https://rekaizen.com/company/kokorozashi
コーポレートサイト:https://kokorozashi-japan.co.jp/

合同会社FIELD

FIELDでは、幅広い開発技術を駆使してシステムの設計・実装・テストから運用・保守までサポートしています。開発を請け負った業種・業界も幅広く、システム運用後にビジネスを利益化するためのマーケティングなども支援可能です。

既存のアプリを連携させるCRMツールを構築した際には、顧客管理はもちろん従業員のトークスキルの可視化も実現させています。日本以外にもオフショア開発の優秀な人材が揃い、企画から保守・運用まで全工程を外注なしで完結。ヒアリングや提案をわかりやすくおこなう姿勢も強みです。

こんな方におすすめ
  • システム開発後の運用・保守まで相談したい方
  • 1社でシステム開発の全工程を依頼したい方

リカイゼン企業ページ:https://rekaizen.com/company/field
コーポレートサイト:https://field.asia/

ザンシン株式会社

ザンシンはシステム開発からサポート、機能価値を高めるエンハンスメントまで手掛け、お客様のビジネス成功に貢献できるよう努めている会社です。

機器レンタル業務向けのCRM開発では、オンラインでもオフラインでも顧客・商品・問い合わせを一元管理できるOMO(Online Merges with Offline)を提供した実績あり。デジタル一筋に、実務に役立つIT化・DX化を提案・支援してくれます。

こんな方におすすめ
  • 実務で本当に役立つIT化・DX化を目指している方
  • オン/オフ両用で使えるCRMを導入したい方

リカイゼン企業ページ:https://rekaizen.com/company/zanthing/
コーポレートサイト:https://zanthing.com/

株式会社レタス

株式会社レタスは、WEBサービス開発やECサイト制作、ソフトウェア・業務システム開発を強みとする大阪のシステム開発・保守の会社です。業種や業務内容を問わず、ホスト系大型システムからAWSクラウドを利用したWEBシステムまで、幅広く対応可能です。

特に金融機関、製造業や食品・飲料、小売業などの業界に強みを持っており、小規模の企業や、店舗など、スモールスタートで始めたい方にも少数精鋭・低コストで対応しています。

こんな方におすすめ
  • 小規模企業や店舗など、まずは少ない予算で挑戦したい方
  • 少数精鋭で高品質な開発を行ってほしい方

リカイゼン企業ページ:https://rekaizen.com/company/letus
コーポレートサイト:https://www.letus.co.jp/

株式会社シンクネット・ラボ

株式会社シンクネット・ラボは、クライアント企業のビジネスにとって今、何が必要なのか、 IT技術を使ってどうサポートができるのか考え抜くことを強みとしており、その点をプロジェクトの最初に徹底してコミュニケーションを図るのが特徴的な会社です。

不動産チェーン店において顧客発生から、進捗の管理、契約管理、入金管理までを行うCRMシステムの事例や教育領域におけるCRMシステム開発の実績を持っています。

こんな方におすすめ
  • プロジェクトの企画や要件定義段階からサポートしてほしい方
  • 不動産、教育、物流などのCRMシステム開発を考えている方

リカイゼン企業ページ:https://rekaizen.com/company/thinknet-lab
コーポレートサイト:https://www.thinknet-lab.jp/

まとめ

顧客管理システムの導入に関してポイントを紹介してきました。依頼が初めての場合、どのようにすれば良いかわからないことが多いと思います。リカイゼンでは、そんな初めての人も完全無料で相談を受け付けております。

ご相談段階からも受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

お電話でのご相談は 03-6427-5422
受付時間:平日10:00〜18:00

 

WEBサービス開発依頼先探しなら、
リカイゼンにおまかせください!

相談するだけ!プロがあなたにぴったりの会社をご紹介いたします!

かんたん3ステップ
お急ぎの方はお電話で 03-6427-5422
※サポートデスク直通番号
受付時間:平日10:00〜18:00

WEBサービス開発依頼先探しでこんなお悩みはありませんか?

お悩み
  • 会社の選び方がわからない
  • 何社も問い合わせるのが面倒くさい
  • そもそも依頼方法がわからない
  • 予算内で対応できる会社を見つけたい

発注サポート経験豊富な専任スタッフが
あなたのご要望をお聞きし、最適な会社をご紹介いたします!
ご相談から会社のご紹介まで全て無料でご利用いただけます。
お気軽にご相談ください!

WEBサービス開発
依頼先探しなら
リカイゼンにおまかせください!

相談するだけ!プロがあなたにぴったりの会社を無料でご紹介いたします!

サポートデスク

まずはご質問・ご相談なども歓迎!
お気軽にご連絡ください。

この記事の監修
リカイゼン サポートデスク 
吉田・新町
BtoBマッチングサービスであるリカイゼンにおいて、発注企業からのご相談のヒアリング、企業選定のフォローなどを行う部門の担当です。出展企業であるシステム開発やWEB制作、クリエイティブ制作会社ともコミュニケーションを取りながら、年間数百件の受発注のサポートを行っています。

WEBサービス開発の関連記事

【初心者必見】PHPとは?PHPの基礎知識を解説!

【初心者必見】PHPとは?PHPの基礎知識を解説!

PHPとはどんな言語? PHP(Hypertext Preprocessor)は、主にウェブ開発に使用されるスクリプト言語の一つです。PHPはサーバーサイドで実行され、動的なウェブページを生成するために利用されます。主な特徴...

プラットフォーム開発のステップバイステップガイド:重要な開発ツールとその使い方

プラットフォーム開発のステップバイステップガイド:重要な開発ツールとその使い方

プラットフォーム開発とはプラットフォームの定義とその重要性ある特定の製品やサービスが、他の製品やサービスに基づいて作成・展開・運用される基盤やフレームワーク、それが「プラットフォーム」です。この言葉はビジネスやテクノロジーの...

EC-CUBE: 完全ガイドとその特性

EC-CUBE: 完全ガイドとその特性

はじめに: EC-CUBEとその重要性インターネットが日常生活の一部となった現代社会において、Eコマースは消費者のショッピングスタイルを大きく変えています。その中でも、EC-CUBEは多くの企業がオンラインショップを構築する...

ホームページとWebサイトはいったいどこが異なるのか

ホームページとWebサイトはいったいどこが異なるのか

ホームページとWebサイトというとどちらも同じ意味だと捉えている方、同じような使い方をしている方も多いのではないでしょうか。 しかし、実はこの2つのワード、意味は似ているようで非なるものです。 今回は、ホームページとWebサ...

GoogleのSEOを制するものは集客を制する!?

GoogleのSEOを制するものは集客を制する!?

ホームページで集客や販売促進、求人などを行う際、検索エンジンを通じてアクセスする人を増やすには、GoogleのSEOを重視することが大切です。 GoogleはSEOガイドラインを公表しているので、これに沿った対策を講じていく...

記事を探す

キーワードで探す

カテゴリーで探す