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LP(ランディングページ)の役割と機能まとめ

目次

LP(ランディングページ)の役割と機能まとめ

LP(LandingPage ランディングページ)とは、サイト訪問者が最初に訪れるページを指します。本記事では、LPが果たす機能や役割、制作費用の相場感などを紹介します。

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1. LPの機能・役割

LPの持つ機能、役割について紹介していきます。

集客先

LPは、サイト訪問者がそのWEBサイトへ訪れたときに最初に「着地」するページを指します。
サイト訪問者がWEBサイトを訪れる経路は、おもに以下の4つです。

  • 検索結果から訪れる(SEO)
  • 広告をクリックして訪れる(広告)
  • 別サイトのリンクを経由して訪れる(リファラル)
  • 「お気に入り」や「履歴」から訪れる(ダイレクト)
検索結果や別サイトからの紹介の場合、TOPページではなく、サイト内の特定の記事に直接訪問されるケースもあります。そのような場合も、最初に訪れたページが「LP」です。

上記は一般的に広義の意味で使われるLPの定義です。
WEB制作やWEBサイト運営に携わっている人の多くは、購入や申込みを促す1枚もののページの意味で使用する場合がほとんどでしょう。具体的には以下のようなページです。

  • 広告をクリックしたときに表示されるページ
  • WEBサイトの記事の最後に貼られているリンクの飛び先
  • SNSで「詳しくはこちら」のように紹介されるページ
一般的に「LP」と言うときは、広告などで集客した後に訪れてもらうための集客先ページと考えてください。
この記事でも、以降は集客先ページの意味合いでLPを使用します。

効果出し

LPの役割は、サイト訪問者に対して「効果」と呼ばれる以下のようなアクションを促すことです。

  • 商品やサービスの購入
  • 商品やサービスに対する問い合わせ
  • 利用や宿泊の予約
  • 資料請求
企業はサイト訪問者に対して上記のような「効果」、つまり企業の利益につながる行動を期待して集客活動を行います。もちろん自社のブランディングや商品の認知向上を主軸に活動を行っている企業もありますが、それでもどこかに購入や予約といった効果に結びつく経路は作っているはずです。

サイト訪問者のアクションがインターネット上の企業活動のゴールとすると、LPは集客ページや広告からのパスを受けてシュートを打つ役割のページ。集客目的で作られるWEBサイトの記事とは必要な要素や構成が異なり、より「効果」に特化した工夫が必要です。

LPを作る際は、SNSの投稿やメディアの記事とは位置づけが明確に違うことを意識して制作すべきといえるでしょう。

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2. LPのページ要素

前述したとおりLPはサイト訪問者にアクションを促すページであるため、とくに以下を意識して作られます。

  • アクションまでの導線
  • ページ途中での離脱防止
例えば、LPでは外部リンクや内部リンクは極力設定しません。これもLPからの離脱を防ぐためです。
ここからは、LPの制作において必須の要素について解説します。

FV(ファーストビュー)

FVは、サイト訪問者がLPを開いたときに最初に表示される内容を指します。スクロールなどの操作を何もしていない状態で画面に表示される、初見の部分にあたります。画像バナー動画アニメーションを配置しているLPが多いでしょう。

FVは、LPのなかで最も重要な要素です。サイト訪問者はわずか3秒以内でサイトを判断し、読み進めるか離脱するかを決めるといわれます。よって、LPが成功するか失敗するかのカギは、FVが握っているといっても過言ではありません。

  • なんとなく胡散臭い
  • 何の商品・サービスなのかわからない
  • 期待した内容が書いてなさそう
  • イメージが好みではない
FVで少しでも上記のような印象を与えてしまうと、その後に続く内容がどれだけ優れていてもサイト訪問者は閲覧してくれません。実際に広告からLPへ飛んで、すぐにブラウザバックをした経験がないでしょうか?

その商品やサービスのターゲット層の好みを分析し、どのようなFVであれば直感的に商材の魅力を伝えられるのか慎重に検討して決めなくてはなりません。

CVポイント

CVポイント(コンバージョン・ポイント)とは、サイト訪問者に最終的に取ってもらいたい行動を起こさせるポイントを指します。

購入しやすい価格帯のBtoC商品・サービスであれば「購入」「申込み」ボタン。検討が必要な価格帯であれば「問い合わせ」「資料請求」ボタンを設置する場合が多いでしょう。

他にも、採用サイトならば「会員登録」「エントリー」ボタン。BtoBなら「無料お見積り」ボタンも考えられます。いずれにせよ、サイト訪問者に閲覧以外の行動を促すポイントだと考えてください。

多くのLPは1枚完結型のサイトのため、CVポイントはLP内に複数設置するのが一般的です。最後に1つだけボタンを設置する形では、途中で離脱する人に気づいてもらえません。

商材によってはFV内にCVポイントを設置する場合もありますし、要素ごとに何度もCVポイントを設置しているLPも多くあります。

とはいえ、CVポイントは設置のしかた1つでCVR(コンバージョン率)が変わりますし、「こうするのがベストである」とは簡単に決められません。まずはLPの流れに沿って不自然ではない位置に設置してみて、LPを運用しながら効果的な数・位置に調整するとよいでしょう。

数字

数字は、商材の効果やメリットを裏付ける根拠になります。 <例>

  • サービスの利用者数
  • 累計販売個数
  • 科学的に優位性があると示せるデータ
例えば「世界中で大人気!」と書かれるよりも「5秒に1個売れています」と書かれるほうが興味をひかれないでしょうか?これは、数字によって具体性が生まれ、さらに「なんだか凄そうだな」という権威付けができるためです。

また健康食品やサプリメントのLPにおいても、成分量をきちんと数字で表示すると信頼性が増します。

もちろん、示す数字は競合商品と比較して優位であり、かつ根拠が示せることが条件です。使えそうな数字があるならば、しっかり表示するほうがインパクトが生まれてLPの効果も高められます。

共感エピソード

共感エピソードとは、利用者の声や体験談といった、いわゆるお客様の声です。具体的には「こんな悩みを抱えていたけれど、この商品で解決しました」というエピソードなどを指します。

商品やサービスを購入しようか迷うとき、人は大なり小なり何らかの課題や悩みを抱えているものです。そのような悩みに対して「私も同じでしたよ」と寄り添うと、訪問者との間に信頼関係が生まれやすくなります。

また販売者ではなくお客様という第三者のコメントであるため、販売者自らが効果を謳うよりも客観性を付与できます。結果的に商品の信頼性が上がり、LPの効果が出やすくなるのです。

なお、お客様の声を載せるときは、コメントした人の性別・年齢・所在地といったプロフィール情報を載せられる範囲で掲載すると、信憑性や親近感が増してより効果的です。

例えば、住宅メーカーのLPを思い浮かべてください。住宅メーカーが手掛けた家に住んでいる家族が、家と一緒に登場するものが多いですよね。また採用サイトでも、先輩社員がプロフィール付きで入社した感想をコメントしています。

アクションのハードルが高いLPほど、具体性のある共感エピソードが重要といえるでしょう。

特典

LPでよく見かける特典は、例えば以下のようなものがあります。

  • 期間限定の割引価格
  • 購入者プレゼント
  • 「今なら1箱無料」のような増量キャンペーン
  • ポイントバックキャンペーン
特典には、今ここでCVボタンを押すのが最もお得であり、行動すべきタイミングだと訪問者の背中を押す効果があります。損を避けようとする人間心理を利用した方法ともいえますね。

商材にもよりますが、購入をCVポイントにしているLPの場合はとくに特典と組み合わせてLPを制作するケースが多いでしょう。FVにも大々的に表示できるため、より効果が期待できます。

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3.LPのページアニメーション

LPは、商材の紹介からアクションまで1ページ内で完結させます。よってサイト訪問者が負担なく読み進められる工夫が必要です。
ここでは、LPでよく使われるページアニメーションについて紹介します。

パララックス

LPはどんどん下へスクロールしながら読み進めてもらう前提で作られます。しかし、ただ静的なページを延々とスクロールするのはサイト訪問者にとって退屈です。閲覧中に飽きて離脱されないよう、パララックスという表現方法を取り入れてサイト訪問者の興味をひくLPが増えています。

パララックスは、スクロールにあわせて各要素の表示スピードや配置に差異を付けるWEBデザイン技法の1つ。パララックスを使用すると、例えばスクロールによってパラパラ漫画のようなアニメーションをつけたり、ふわっと浮き上がるようにコンテンツを表示させたりといった表現が可能です。

ファッションブランドや商品紹介サイト、イベントのLPなどでよく使用されているため、見たことがある人も多いのではないでしょうか?

パララックスを使用すると、以下のようなメリットがあります。

  • おしゃれで今風のLPデザインになる
  • 画面全体に立体感とスピード感がでる
  • ストーリー仕立てで情報が出しやすい
  • 注目してほしい情報を目立たせられる
コンテンツの動きでサイト訪問者の興味を引けるため、自然にスクロールを促進でき、LPの滞在時間を伸ばせます。

ジャンプ

LPは1枚構成のページのため、縦に長くなりがちです。
上から下へと順番に読み進めてもらう前提で制作するものの、なかにはコンテンツを飛ばして必要な部分だけ読みたいというサイト訪問者もいます。そのような訪問者のために、アンカーリンクを設置してページ内遷移(ジャンプ)できるようにしておくのも1つです。

特に情報量が多いLPの場合、スマートフォン表示ではスクロールが大変になりがちです。「目的の情報までなかなか到達できない」「戻って読み直したいが、もうスクロールに疲れた」となっては離脱されてしまうでしょう。

そこでページの冒頭からジャンプできるようにしたり、追従ヘッダーや固定ヘッダーをつけたりすると、コンテンツ間の移動が容易になって離脱回避につながります。

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4. LPの制作費用

LPを外注で制作したい場合の費用目安と、見積もり取得のポイントを紹介します。

LPの制作費用

LPを制作会社に依頼する場合、相場は大体5~30万前後と考えれば良いでしょう。
金額に幅がでるポイントの1つは、素材提供の有無です。LPに使用するキャッチコピーや画像などの素材をすべて自社で用意し、ただデザインを任せるだけであれば安く抑えられます。

しかし素材を制作会社に任せて、効果を見込めるLPを制作したい場合、金額は高くなると考えましょう。予算別の制作イメージは以下の通りです。

【10万円未満】

  • LPの企画・戦略設定・構成は自社で行う
  • LPに使用する素材は提供する
  • デザインテンプレートを活用

【10万〜30万円】

  • LPの戦略設定は自社で行うが、構成は制作会社へ任せられる
  • 素材は自社で提供
  • オリジナルデザイン

【30万円以上】

  • LPの企画・戦略設定も制作会社へ任せられる
  • 素材も制作会社が作成
  • オリジナルデザイン

当然ながら依頼する範囲によって金額が変動します。制作会社へ相談する際は、あらかじめ自社で対応できる範囲を明確にしておくとスムーズに進むでしょう。

またLPは公開して終わりではなく、公開後もアクセス解析ツールやヒートマップで分析と改善を重ねる必要があります。競合調査や公開後のサポートまでお願いしたい場合は、30万円以上が目安です。


見積もりのとり方

まずは見積もりをお願いしたい制作会社を選びます。ひとつずつ制作会社の実績を見比べて、自社と合うものを見つけましょう。
なおLPは商品やサービスのジャンルによって傾向が異なります。探す際は、以下の点に注目してみてください。

  • 自社の商材に近い業界のLPを手掛けた実績があるか
  • LP制作で請け負った部分はどこか
  • 広告運用や公開後の改善サポートには対応しているか
また制作したLPで狙った効果を達成できたかどうかも大切です。制作会社に問い合わせる際は、実績を数字で説明してくれるかどうかもチェックするとよいでしょう。

制作を依頼したい候補が見つかったら、そこから見積もりを取り、時間とコスト面の相談です。比較検討の精度を上げるため、少なくとも3社以上からの見積もり取得をおすすめします。

いちいち見積もりフォームに入力したり、同じ内容を何度も話す手間を省くなら、マッチングサイトで一括見積もりを依頼するのもひとつの手です。

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この記事の監修
リカイゼン サポートデスク 
吉田・新町
BtoBマッチングサービスであるリカイゼンにおいて、発注企業からのご相談のヒアリング、企業選定のフォローなどを行う部門の担当です。出展企業であるシステム開発やWEB制作、クリエイティブ制作会社ともコミュニケーションを取りながら、年間数百件の受発注のサポートを行っています。

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