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WEB系システム開発の発注で必要な知識まとめ

WEB系システムは、企業がこれまで導入していたクライアントサーバシステムのようなクローズドなシステムに対して、オープンな技術基盤をもとにしたブラウザベースの開発手法になります。
設立から間もない企業に関しては、これから導入するシステムはWEB系システムが多いと思いますが、システムのリプレースを考えている企業に関しては、これまでのシステムの考え方と全く異なるので、戸惑うこともあるかもしれません。また、使用する開発言語やデータベースもオープン系のものがメインになりますので、聞いたことのない技術用語などで、どのように発注を行うべきか分からないことも多いでしょう。
そこで、今回はWEB系システム開発を発注する際に知っておくと役に立つ内容をまとめました。

1. WEB系システムとは

WEB系システムは、インターネットに接続することを前提に、サーバ側で用意されたシステムの機能や管理・生成されたデータを、クラインと側のブラウザで閲覧する仕組みのことを言います。

WEB系の特徴としては、サーバ側ではさまざまなサービスを提供しますが、クライアント側はWEBブラウザから接続してサービスを使用できるので、インターネットがつながる場所であればどこからでもサービスを受けることができます。
また、WEB系システムは、特別なソフトのインストールやセットアップは必要なく使用できることで、WEB系システム開発が最近の主流になっています。

最近では、スマホなどで動作するWEBアプリもあり、パソコンだけではないデバイスでも使用できるところが、WEB系システムを選ぶ理由にもなっています。

2. WEB系システムのメリットとデメリット

では、WEB系システムのメリットとデメリットに関して、開発と運用面から整理して紹介します。

WEB系システムのメリット

イニシャルコストが抑えられる

WEB系システムは、インターネット回線が前提となりますので、インフラ面において回線接続が必要ありません。また、最近はクラウドサーバ等が月額数百円から利用可能なので、小規模のシステム開発だとインフラにほとんどコストがかかりません。つまり、開発用のパソコンが1台とインターネットに接続できる環境さえあれば、その他インフラでコストがかからないのです。
ソフトウエア開発においては、オープンソースでの開発を行うことが可能なので、専用の開発ソフトウエアを購入する必要もありません。システム開発においてコストがかかってくるのは、開発を行う人件費で大半を占めることになります。

端末増設が容易

WEB系システムを導入する場合、特に回線工事は必要なくインターネットに接続できる環境さえあればシステムを使うことができます。例えば以前のクライアントサーバ型の仕組みなどでは、各端末へ導入するソフトをインストールしてセットアップする必要がありましたが、WEB系システムであれば、それらの必要はありません。

メンテナンス性が高い

インターネット接続が前提のシステムになりますので、接続すればリアルタイムにサーバ側の情報を取り出すことができます。運用、保守において、リモートでサーバへ常時接続が可能になりますので、不具合が起きたり、エラーが起きたとしても瞬時に対応が可能です。メンテナンス性が非常に高いというメリットがあります。

WEB系システムのデメリット

端末の操作性というところでは使い勝手を考える必要があります。例えば、クライアントサーバ型のシステムで可能だったら描くショートカット操作などはWEB系システムでは難しいです。また、WEB系システムはセキュリティ上の対策としてタイムアウト処理を入れていることは普通なので、入力作業などで一旦席を外し再び業務に戻った際、タイムアウトにより入力データが無くなりログインからやり直しをしなければいけないなど、よくあることです。

3. WEB系システム開発の発注で知っておくべきポイント

実際に、WEB系システム開発を発注しようと考えた際に、知っておくと役に立つポイントをまとめました。

サーバ環境について

システム導入する際に考えるのがサーバ環境をどうするかというものです。最近では、「クラウドファースト」という単語を聞くことが増えましたが、手軽さやコスト的にもクラウドサービスを使うのが主流となっています。クラウドサービスは、様々なサービス会社がありますが、どのような運用をするかによってもどれを使えば良いかが変わってきますので、開発会社と相談して決めるのが良いです。

WEB系システム開発のプログラム言語

WEB系システムの開発では、PHP、Ruby、Java、Pythonなどを利用するのが一般的です。オープン系の開発言語では、PHPやCakePHPを使ったケースが多く、WindowsベースではC#が使われることが多いです。
WEB系システムでは、開発手法に関してもアジャイル開発が好まれる傾向があり、プロジェクトを細かい単位で分けて、できたものから受け入れテストをしてもらい納品していくようなやり方が最近のトレンドになっています。
そして大規模系のWEBシステムでは、JavaとOracleの組み合わせが採用されているケースが多いです。

データベースの種類

WEB系システムのデータベースは、データの扱い量などから慎重に検討する必要があります。よく使用されているのは、オープンソースのMySQL、PostgreSQLがあります。その他、大規模系ではOracleやSQL serverなどです。
Oracle、SQL serverは接続数によってライセンス料金がかかってきますので、その辺りも規模感とコストと見合っているのか確認が必要です。

セキュリティ対策

WEB系システムは、常にインターネットへ接続していることが前提になりますので、セキュリティ対策はマストで考える必要があります。SSL通信にすることはもちろんのこと、ファイヤーウォール設定もその一つです。
ファイヤーウォールを導入することで、インターネット経由の不正アクセスを防ぐことが可能です。インターネットでサービスを提供する際は、必須のセキュリティ対策の一つです。
その他、IPS(Intrusion Prevention System,ファイヤーウォール侵入防止システム)の仕組みです。これは、Dos攻撃(WEBサーバに対して集中的にアクセスを繰り返し、サーバ処理能力をパンクさせる攻撃)を感知して、不正アクセスを破棄したり、アクセス元のIPアドレスから通信遮断する設定を自動的に行ってくれたりします。

WEB系開発では、発注する際に上記のような内容を把握しておくことで、スムーズに見積もり算出や要件定義を進めることができるのです。

4. まとめ

WEB系システムの開発を発注する際に知っておくと役に立つポイントを紹介してきました。インターネット接続が前提でのWEB系システムは、開発コストや運用コスト、メンテナンス面を含めて利便性が高いことで、システム開発の主流となっています。 但し、WEB系システム以外からWEBシステム系へ移行をする場合は、開発言語や開発環境など含めて、考え方が違いますので、どのように開発して移行を行うかはしっかり考える必要があります。
WEB系システムに関しての基本的ポイントを把握して、より良い発注先が見つかるようにすることが大切です。

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