DX支援開発(AI、IoT、5G)の発注の基礎を解説!
DX支援開発(AI、IoT、5G)に関する発注・見積もり・相場に関するポイントをまとめた記事コンテンツです。
初めて発注業務を行う方、どのように会社に依頼をしたらよいかお悩みの方はぜひご覧ください!
大手事業会社
食品・飲料
2,000,000円~2,000,000円
【背景と実施概要】
お客様は、新規事業開発部署で、陸上養殖事業への参入を検討されており、IoT技術を応用して魚の養殖に関わる様々なデータを効率的に利用できるようにすることが、収益化、差別化の観点から重要だと結論づけられていました。当社へは、単なるIoTデータ収集基盤というだけでなく、他の養殖事業者にもシステムを利用してもらえるようなプラットフォームビジネスも念頭において、ビジネス展開に合わせたシステム開発ロードマップの作成をご依頼いただきました。
【ビジネス概要】
養殖ビジネスの大まかな流れは、稚魚を仕入れ、水槽でそれを飼育し、適度に成長したところで出荷する、という流れになります。環境変化や病原菌の繁殖などにより、飼育している魚が全滅してしまうこともあるため、飼育環境の監視と制御が技術的にも、ビジネス的に非常に重要な要素となります。そのため、このビジネスを事業化するためには、設備投資観点のハードルだけでなく、飼育ノウハウ観点でのハードルも大きな参入障壁になっています。このお客様は、自社で養殖するだけでなく、養殖工程全体をデータ化し、ノウハウを可視化することで誰でも再現可能なビジネスにすることを目標にされています。
大きなビジネス構想とビジネスに関わるステークホルダをヒアリングし、特にシステム観点で課題になりそうなこと、またそれがビジネスに影響を及ぼしそうなことを抽出し、お客様との議論を重ねました。また、既存の事業者についてもシステム観点で調査し、参考にできる点と差別化できる点を洗い出しました。
これらのヒアリングや議論、調査を踏まえて、養殖事業立ち上げまでの5年間のシステム開発ロードマップを作成しました。また、自社での養殖事業を軌道に乗せた後に、他社向けにシステムを販売するプラットフォームビジネス化する際に必要になる機能要件についても列挙し、初期のシステム設計時点から、ある程度プラットフォーム化を意識できるようにしました。
なお本件は、無事経営層に承認され、事業化に向けてプロジェクトがスタートしています。
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