【イベントレポート】6月13日(木)開催『今、何を学ぶ?事業グロースに繋がるリスキリングの「着目点」』
- [更新日]2024/10/24
- [公開日]2024/07/04
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目次
【イベントレポート】6月13日(木)開催『今、何を学ぶ?事業グロースに繋がるリスキリングの「着目点」』
リトライブ株式会社は、コーポレートフィロソフィーである「ビジネスに出会いを、リトライブはサステナブルな仲間をつくります」のもと、同じ目的を共有する仲間・チームづくりのためのコミュニティサービス「BeaTRIBES(ビートライブ)」の運営を行っています。 コミュニティ形成の一環として、Techトレンドの学びの場であるオフライン型自社イベント「BeaTRIBES HuB(ビートライブ ハブ)」を定期開催しています。 今回は「リスキリング」をテーマとし、テクノロジーと関連するリスキリングの取り組みを行う企業によるPITCHセクションと、株式会社オリエント 二宮 英樹 氏によるソフトウェア開発会社向けのリスキリングに関するセミナーセクションを設け、事業グロースに必要な「リスキリング」のポイントについて、参加者全員で理解を深めました。 今回のBeaTRIBES HuBでは、『今、何を学ぶ?事業グロースに繋がるリスキリングの「着目点」』をテーマに開催しました。 「リスキリングが重要」ということは認識しているけれども、言葉が先行しつつ、実際どのように推進・取り組んでいけばいいかわからないという課題も出てきています。 本イベントでは、リスキリングというキーワードについて、売上拡大など事業に直接インパクトを与えることを主軸におき、PITCHとSEMINARから、そのポイントや優先順位を紐解いていきました。 PITCHセクションでは、リスキリングの取り組みと関わりの深いテクノロジーの活用について、「オフショア開発」では株式会社BeetechJapan 金本 融治 氏、「AI/GPT活用」では合同会社RASH 望月 昌一 氏にご登壇いただきました。 ベトナム・ハノイに本社を置き、ベトナム国内2カ所の支社と 東京に日本法人を構えるオフショア開発会社である株式会社BeetechJapanは、日本人PMとベト ナム人開発者で構成される開発チームおよび豊富な人材により、迅速な開発を推進している。 本PITCHでは、オフショア活用を行うためのリスキリングとして、オフショア開発がコストメリットからスケールメリットへと特徴が変化してきた背景や、ベトナムをオフショア拠点として選択したポイント、ベトナムオフショアのメリットやベトナム人との仕事の進め方として抑えておくべき重要事項などを解説。 ベトナムにおけるIT業界への支持率や、転職市場なども踏まえ、常に学び続ける姿勢のある人材が揃うという他国のリスキリング状況についても取り上げて紹介した。 株式会社BeetechJapan 金本氏PITCHダイジェスト動画は以下にてご覧いただけます。 行動経済学/脳科学/心理学を活用した集客/設計の教育/ 受託/支援と、アイデア思考/ポジティブ思考に強みを持ち、クライアントが必要とする「不の解決」を伴走型支援を行っている合同会社RASH。 本PITCHでは、リスキリングを通じて組織全体の能力向上を図る進め方の一つに、昨今の注目の的である「AI/GPT」の活用の可能性について提示した。具体的なChatGPTを活用したリスキリングの実例や、どのような内容まで現在利用が可能になっているのかといった具体例の紹介、事業展開するための導入ステップなどを詳しく紹介し、強力な学習・業務支援ツールとなるGPT利用を推奨した。 合同会社RASH 望月氏PITCHダイジェスト動画は以下にてご覧いただけます。 SEMINARセクションでは、、株式会社オリエント 代表取締役社長 二宮 英樹 氏にご登壇いただき、ソフトウェア開発会社が事業グロースするために、リスキリングすべき観点を中心にお話いただきました。 本セミナーのトピックスを紹介します。 日本国内の開発会社の多くは、自社の技術を磨く方面にスキルアップを行うことが多いが、事業活動の最大の目的である「売上、利益の確保、持続的成長」を見るならば、リスキリングすべき優先順位は事業的なビジョンや目標を深く考える必要がある。 国内で言う人材不足という観点は、実質的には技術・ビジネス視点で見たときの能力不足と言い換えることもできる。 日本のソフトウェア開発会社が、自らの価値を高め、利益を大きく確保するためには、以下の観点を改め、リスキリングする必要がある。 目的を達成するためには、やはり必要な仕事を勝ち取ることが重要。最近は、IT部門からの依頼に加え、事業部門側から直接開発の相談や依頼が増えており、またその数は年々増加の傾向にある。大きな仕事を獲得するためには、ひいては経営者から受注することが必要となる。 非IT部門向けの提案する際の、提案書における「見た目・UI」は決定的な差をつける。ITの専門家ではないお客様が増える時代において、わずらわしさを感じさせない「わかりやすい見た目」は何にも勝る。 提案時におけるビジュアライズ・見た目への工夫は、リスキリングすべき着手ポイントとして重要と考える。なお、リスキリング自体にもあまり時間をかけないように、テンプレートを活用したり、外部パートナーを活用するという視点で手数を整えることも意識したいポイントである。 中東欧エリアの企業は、IT領域において著しい成長を遂げている。エンジニア人口も多く、高スキル人材が市場に出てきている。また、先述したUIデザイン力も非常に優れている。 UI/UXを含めたビジュアルを伴う提案を行うことで、顧客との認識齟齬を無くし、要件や仕様を固めていくスピードが早い。また、開発スピードや品質担保として、モダンな開発言語や技術を採用し、少人数の専門家が1チームになって進めるため、納品までもスピードとコストパフォーマンスに直結するアプローチができている。 こうした海外人材をリソース調達の目的だけでなく、仕事を通じてそのポイントや進め方のコツを学んで自社にも活かすことで、適切なチーム編成や、スピーディーな納品、クライアントからのどのような相談にも対応できるようなネットワークを活用した提案などができるようになり、事業グロースに貢献することができる。 二宮氏は、まとめとして、これまでのやり方のまま進めるのではなく、海外などの「売れている」企業のやり方を学び、取り入れることで、早期に成果を得られる可能性が高まると述べ、自社だけに目を向けるのではなく、社外・海外などの取り組みにも注目したり、パートナー連携をうまく活用したりするなど、今すぐにも応用できるポイントを共有して締めくくった。 また、本セミナーのダイジェスト動画は以下よりご覧いただけます。 PITCH、SEMINARのセクション終了後は、登壇者と聴講者を交えての交流会を実施いたしました。各セクションで出てきたテーマを掘り下げたり、事業連携について対話を行ったりとイベントの終了時まで熱気を帯びた盛り上がりが会場を包んでいました。 リトライブ株式会社では、今後も定期的に自社イベントであるBeaTRIBESを開催してまいります。 ご登壇や取材、会場提供などのご連絡、また次回開催イベントに関するご案内のご希望は、info@retribes.co.jpまでご連絡をいただけますと幸いです。イベント:『今、何を学ぶ?事業グロースに繋がるリスキリングの「着目点」』
PITCH:「テクノロジー×リスキリングのヒント」
「オフショア開発」株式会社BeetechJapan COO 金本 融治 氏
「AI/GPT活用」合同会社RASH CEO 望月 昌一 氏
SEMINAR:「競争力あるソフトウェア開発に変革する」
国内ソフトウェア開発における課題
事業グロースのためにリスキリングすべきポイント
海外の稼いでいるIT企業に着目する
タイムマシン戦略を活かして早期成果へ
交流会・懇親会
まとめ
【BeaTRIBES byリトライブ 『今、何を学ぶ?事業グロースに繋がるリスキリングの「着目点」』】概要
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