過去、私は「オールドメディア」のメディアバイイング担当を務めたことがあり、
ここ数年間で感じる潮流と今後についてお伝えしたいと思います。
まず、「オールドメディア」とはその名の通り古くからあるメディアの事で、一般に地上波などの電波媒体や新聞・雑誌などの紙媒体を指します。
(一部ではレガシーメディアと揶揄されておりますが・・・。ちなみに対義語はニューメディア。)
もう既に皆さんには分かり切った事ではあると思いますが、10年前からネットの波に押されオールドメディアは速報性という点で比べると、ニーズとして厳しい状況にあります。
先日興味深い情報を目にしました。
↓↓↓
オールドメディアには頼らない!スウェーデンの音楽フェスによる新たな出演フェスによる新たなアーティスト発表法
http://adgang.jp/2017/11/152944.html
この記事の内容を要約すると、「スマホ世代にリーチすべく、エンドのメディア接触状況に寄り添った形でアプリを活用して、アーティストを発表していく」というものです。
ここ数年前では音楽フェスのアーティストの発表は音楽雑誌などの紙媒体がメインであり、私自身も学生の頃にこういった情報は紙媒体しか得る事が出来なかったので、雑誌を買うことを楽しみにしていました。
前述の記事の通り、現在は音楽好きなユーザーも全てネットから情報を得るようになっています。
今後、紙媒体はさらに部数が減少していき、雑誌の休刊は増え、電波系媒体はネットのサブスクリプション(定額制)ビジネスの波に押されていくことでしょう。
しかしながら、
ニュース系のキュレーションサイトの大半は新聞・雑誌、つまりオールドメディアの記者たちによるニュースが情報元です。
オールドメディアの取材力は当たり前ながら素晴らしいものがあり、国会記者会にしても構成員は新聞・通信社、テレビ・ラジオという業種しかいません。
近い将来、オールドメディア企業に勤めるデジタルネイティブ世代が増えていくでしょう。デジタルネイティブの彼らがサブスクリプションビジネスとオールドメディアを組み合わせ、コンテンツ力をさらに強化出来れば、オールドメディアの未来があると私は考えております。
さて5年後はどうなっているでしょう??
期待して注視していきたいと思います。
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EDITOR PROFILE
株式会社ウェルボン
安村 大地
2016年9月ウェルボン入社。
私はお客様に対し「手段が目的化」しない様に心がけます。
自身の使命はシンプルに「お客様の目的に向かっての課題解決をする事により広告・販促プロモーションを通じて社会に貢献する」事と思っております。
つきましては、広告会社にありがちな「手段」「方法」が先行した商材ありきのセールスはせず、長年培ってきた広告会社での営業・メディアバイイングの経験を元にお客様の課題からマス・SP・WEBなど様々な手段を組み合わせて的確なプロモーション提案をさせていただきます。
よろしくお願い致します。