会議通訳の役割と求められること

会議通訳の役割と求められること

会議通訳者

数ある通訳の仕事の中でも、高度な専門知識とスキルが要求される通訳業界の花形と言われる会議通訳の仕事をご存知でしょうか。国際化が進む現代社会において、国際会議や学会、シンポジウムにはなくてはならない存在となっているのが、この会議通訳者なのです。

会議通訳

会議通訳とは、複数言語を使用して行われる国際会議などで、出席者同士が意思疎通を図れるよう通訳する仕事であると定義されます。この会議通訳の活躍の場は、サミットのような政府間レベルで行われる大規模な交渉から、民間のシンポジウム、セミナー、企業内のミーティングまで、様々な場面に存在します。テーマも政治、経済、金融、コンピュータ、情報通信、社会問題、医学、芸術など、実に多岐に渡ります。

会議には専門家が集まる

それに加えて、各分野の専門家が集い、最先端の情報がやりとりされる場合が多いため、会議通訳者に求められる知識水準は、極めて高いものとなることは分かるでしょう。ただ単に「外国語が話せる」だけでは太刀打ちできない仕事、それが会議通訳の仕事であると言えます。

まとめ

日本においては、国際会議が開かれるのは春と秋が多いそうで、特に秋の10月、11月は、一年を通して見た場合の会議通訳者の一番の繁忙期となっているそうです。