日本のエンジニア人口は年々増加しているようで、課題とされているのが慢性的な人材不足。この課題に頭を抱えている代表の方も多いのではないでしょうか?
直近では、エンジニアの人材派遣も進み人材不足を補おうと動いているように思いますが、まだまだ追いついていない部分も多いですよね。
仕事はあるのに、人がいなくて受けられない。そんな苦い思いをされた経験をされたことのある方も少なくないのではないでしょうか?
ただ一方で、これからエンジニアになりたい!と考えている若者がいるのも事実です。
よって、大切になるのは欲しい技術をもった人材をいかにマッチさせられるかなのですが、前回の記事にも書いた様に、システム専門の会社ではない場合、実際にそのエンジニアが『どんな資格があって・どんな技術をもっていて・何ができるのか』を理解しないまま採用してしまっているケースもあります。それはとても勿体ないですよね。
そこで、今回はエンジニアにはどんな資格があってその資格を持っている人はどんな技術を持っていて何ができるのかをご紹介したいと思います。
【ITの資格の種類】
一言にITの資格といっても、実は様々な種類があります。対象別に分類しても
「IT技術者全般」「システム設計・管理者」「プロジェクト管理者」「ユーザーサポート/ヘルプデスク」「プログラマー」「ネットワーク管理者」「データベース管理者」「制御系エンジニア」「Webデザイナー/クリエイター」「システム監査/コンサルティング」
と多種多様。
これらすべてを一気にご紹介するのは難しいので、今回は「ネットワーク管理者」に絞ってご紹介させていただきます。
【ネットワーク管理者の資格】
ネットワーク管理者としての資格は大きく2つ
・シスコ技術者認定
・ネットワークスペシャリスト試験
です。簡単に概要をまとめると、シスコ技術者認定(Cisco CareerCertification)とはネットワーク技術者にとって高い評価と最先端の確かな技術を身につけた証明となる資格です。シスコ製品を扱えることはネットワーク技術者にとって必須条件となっていて就職・転職において大きな強みとなります。自分の実力とニーズに合わせてコースとレベルが選択でき、ネットワーク技術者として確実にレベルアップすることができる資格となっています。
そしてネットワークスペシャリスト試験は、ネットワークに関する固有技術の専門家として、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行うものを対象とするものです。2009年春季に公表された新試験制度のスキルレベル4に該当します。
シスコ技術者認定はコースとレベルが選べることもあり、エンジニア初心者でも入りやすい資格ですが、ネットワークスペシャリスト試験は合格率が15%前後の難易度高めの資格になっています。
【試験内容は?】
ネットワークエンジニアには2種類の資格があることはわかりましたね。
ではどうしたら取得できるのか、試験内容で比べてみましょう。
シスコ技術者認定はネットワークに関する知識を問うものを中心に、筆記試験が行われます。認定取得モデルは「ルーティング&スイッチング」、「セキュリティ」、「ボイス」、「ワイヤレス」、「ストレージ」、「サービスプロバイダ」、「デザイン」の7分野あり、それぞれ「エントリーレベル」、「アソシエイト」、「プロフェショナル」、「エキスパート」「アーキテクト」の5レベルに分かれています。一番、難易度が簡単なものが「エントリーレベル」となっておりますが、最もポピュラーなものが「アソシエイト」レベルに属する「CCNA」です。
次にネットワークスペシャリスト試験は四肢択一の多肢選択式と記述式の試験をパスしないといけません。四肢択一の多肢選択式ではコンピュータシステム・技術要素・開発技術の問題が出題され、記述式では「ネットワークシステムの企画・要求定義・開発に関すること」「ネットワークシステムの運用・保守に関すること」「ネットワーク技術・関連法規・標準に関すること」「ネットワークサービス活用に関すること」などを問われる難易度の高い問題となっています。
最後は少し専門的な内容となってしまいましたが、ITの資格といっても様々な種類があり、その中でもさらに複数の資格があることはお分かりいただけたかと思います。
今回はまず慢性的に技術者不足となっているネットワークエンジニアの資格に関して、概要をまとめさせていただきましたが、初心者でも入りやすいシスコ技術者認定に関して、次回はもう少し深堀できればと思っています。
最後に今まさにネットワークエンジニアを募集している!というあなたに朗報です!
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EDITOR PROFILE
有限会社ストリートワイズ
渥美 雄一郎
かつて知人のNZ人経営者は、こう語りました。
「日本にはbussiness-Wiseの経営者や組織人は多いけど、Street-Wiseの人は少ないね」と。
この言葉を彼が語った当時は“ITバブル”の只中。
彼自身もIT企業の経営者でありましたが、企業が利益を産み出すために英知を駆使するのが“bussiness-wise”として是とされてた時世に、その対極として語られた“Street-Wise”という言葉にひどく新鮮なイメージを持ちました。
と同時に我々が社会の中で活動する上での行動の指針や理念を体現する言葉として濾過されて残ってきました。
“Street-Wise”
社名として掲げたからには、自分たちが関与する事業のジャンルにおいて、Bussiness-WiseよりはStreet-Wiseなノウハウ、アドバイス、サジェスション、判断、決断が促せるように・・・
それは時に子供の時の遊びの知恵や、伝わる自然と共生したところからのサヴァイバルであったり、一見、現在のビジネスシーンからかけ離れた地にあるようなものも援用してプロジェクト、そしてビジネスの「目的と達成」を成して遂げていきたいと考えています。
代表取締役 渥美雄一郎
よろしくお願いします。
僭越ながら、以下もご参照いただければ幸いです。
http://www.nippon-shacho.com/search/result.html?did=385
有限会社ストリートワイズ
有限会社ストリートワイズでできること
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