通信事業者やISPが提供するホスティングサービスとハウジングサービスとの違い

通信事業者やISPが提供するホスティングサービスとハウジングサービスとの違い

ハウジングサービス

通信事業者やインターネットサービスプロバイダ(ISP)が行っているサービスに、ホスティングサービスと、ハウジングサービスというものがあります。この二つは似て非なるものとなっています。まず、ホスティングサービスとは、サービス事業者が自社設備内に自らコンピュータなどを用意して、その機能などを顧客が遠隔から利用できるように提供するサービスのことを言います。

ハウジングサービス

一方、ハウジングサービスとは、サーバなどの機器は原則として顧客が持ち込んだものを使い、サービス事業者は場所と回線、電源などを提供するものを言います。顧客側にとって、高速な回線や耐震設備、安定した電源設備などを自前ですべて揃えるよりも安価に運用することができるというメリットがあります。

異なる点

どちらも通信事業者やインターネットサービスプロバイダ(ISP)が行っているサービスには変わりないですが、ハウジングサービスでは、顧客側は、サーバなどの機器を自前で用意するという点において異なります。

共通点

どちらも、サービス事業者が用意する、コンピュータの設置される施設であるデータセンター(Data Center)あるいはインターネットデータセンター(IDC：Internet Data Center)というところにサーバを置いて運用するという点においては変わりありません。